// BOM card_100_370_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100370,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, ある事件で関わり、友人となった女苑じょおんに誘われ、花火大会を訪れていた水橋みずはしパルスィ。 card_100_370_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな彼女はなぜか、警備中に怪我けがをしたという card_100_370_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 白狼天狗はくろうてんぐの代わりを少しのあいだ務めてほしいと、 card_100_370_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 天狗てんぐたちから頼まれることになってしまった。 card_100_370_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_370_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「どうして私がこんなことを……白狼天狗はくろうてんぐの card_100_370_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 代わりなんて、私に務まるはずがないのに……」 card_100_370_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 渋々ながら警備を引き受けた彼女は、警備用にと渡された長刀を恨めしそうににらみつける。 card_100_370_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、文句を言っていても仕方がない。 card_100_370_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 任された以上、仕事はきっちりこなすのが礼儀というもの。 card_100_370_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_370_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 「警備なんてやったことないけど、 card_100_370_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 橋姫はしひめとやることはそんなに変わらないでしょ」 card_100_370_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, だが、彼女の警備員としての腕前は、白狼天狗はくろうてんぐたちの度肝を抜くこととなる。 card_100_370_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 来場者のひとりひとりに嫉妬し、その特徴を瞬く間に把握する観察眼。 card_100_370_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 不審者を見かければ容赦なく詰問し、不届き者に嫉妬をぶつけて撃退する決断の速さ。 card_100_370_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, その優秀な見張りとしての活躍は、橋姫はしひめの名に恥じぬものだった。 card_100_370_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_370_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「えぇ……私、いつもやっていることを card_100_370_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, そのままやっただけなんだけど……」 card_100_370_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_370_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_370_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, その後、一部の白狼天狗はくろうてんぐたちのあいだで、 card_100_370_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 地底の橋を長いあいだ見張っていた、優れた警備能力を持つ妖怪としてパルスィが噂うわさされること、 card_100_370_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 活躍してしまった結果、欠員が出たときに警備を頼まれるようになることなど、 card_100_370_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, このときのパルスィは知る由もなかったのである。 card_100_370_00_33 WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,