// BOM card_100_372_00,2,39 START, SET_CARD_BG_IN,100372,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷に存在する数多あまたの妖怪。 card_100_372_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, その中でも、独自の社会性を持ち、大きな組織を作り上げている天狗てんぐと呼ばれる者たちがいる。 card_100_372_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 強き者には下手に出て、弱き者には強く出る。 card_100_372_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 実力を持ちながらもそのすべてをさらけ出すことは一切なく、 card_100_372_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 頭脳を用いて狡猾こうかつに自らの理想や野望を叶えんとする。 card_100_372_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, これだけ聞けば、かなり始末が悪い妖怪と思えてしまうだろう。 card_100_372_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、その狡猾こうかつさがあるからこそ、 card_100_372_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女たち天狗てんぐは古から現代までの長い歴史を紡ぐことができたのだ。 card_100_372_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まあ、勘違いされるのも当然ではありますね。 card_100_372_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 我々天狗てんぐは常に仮面を被かぶっていますから。 card_100_372_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 素顔をさらすことは、ほとんどありません」 card_100_372_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_372_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな天狗てんぐのうちのひとり、射命丸文しゃめいまるあや。 card_100_372_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 普段はお気楽なジャーナリストとして振る舞っている彼女も、その本質は天狗てんぐそのもの。 card_100_372_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, おちゃらけた笑顔に気を許し、無礼な態度をとりすぎると、嵐が吹きすさぶこととなる。 card_100_372_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「踏み込んでいい領域を判断できないとは card_100_372_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, ……これは、お仕置きが必要みたいね」 card_100_372_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_372_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_372_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, どれだけ友好的であろうとも、彼女は妖怪。 card_100_372_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 人間なんかよりも遥はるかに強く――そして、強大な存在であるのだから。 card_100_372_00_26 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,