// BOM card_100_373_00,2,42 START, SET_CARD_BG_IN,100373,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 人間の里に、珍しい飲み物を提供しているお店がある。 card_100_373_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな噂うわさを耳にした姫海棠ひめかいどうはたては、 card_100_373_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 目一杯のおしゃれをし、家を飛びだした。 card_100_373_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, いつもは念写で済ませてしまう、自分の新聞に載せるための写真。 card_100_373_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, しかし、今回ばかりはそうはいかなかった。 card_100_373_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 飲み物の記事を書くなら、味についての感想が必須。 card_100_373_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, さらに、それを実際に味わっている自分の写真があったほうが記事の説得力が増す。 card_100_373_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 「外には出たくないけど……こればっかりは card_100_373_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, しょうがないわ。これも文に新聞で勝つため。 card_100_373_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, がんばれ私、今回の記事で、幻想郷のみんなを card_100_373_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, あっと驚かせてやるって決めたでしょう!?」 card_100_373_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, だが、いつもと違い、今日の被写体は他人ではなく、自分自身。 card_100_373_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分で自分をカメラで撮るというのは、はたてとしては初めての経験。 card_100_373_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 緊張せずに撮れるだろうか、引きつった笑みを浮かべずに済むだろうか……。 card_100_373_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, はたては未知の世界に恐怖と緊張を抱き、滝のような冷や汗を流す。 card_100_373_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_373_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 「じ、自撮りぐらい朝飯前よ。私の映え映えな card_100_373_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 自撮り写真を、見せてあげるんだから……!」 card_100_373_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_373_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_373_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 幻想郷に新たなブームを巻き起こすであろう飲み物の名は、タピオカミルクティー。 card_100_373_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, その記事を書くために、鴉天狗からすてんぐの少女は一世一代の自撮りに挑む! card_100_373_00_29 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,