// BOM card_100_375_00,2,54 START, SET_CARD_BG_IN,100375,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 霊烏路空れいうじうつほが起きたときには、 card_100_375_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 古明地こめいじさとりと火焔猫燐かえんびょうりんの姿がどこにもなかった。 card_100_375_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, 「うみゅ…… card_100_375_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, ふたりとも、どこに行ったんだろう……?」 card_100_375_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 最初は戸惑うお空だったが、彼女たちが地霊殿ちれいでんをあけることはそう珍しいことでもない。 card_100_375_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, なので、動物たちと遊んだり仕事をしたりしながら過ごしていたのだが……。 card_100_375_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「むぅ……ふたりとも遅いなぁ…… card_100_375_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 待ちくたびれちゃったよぅ……」 card_100_375_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 大事な人たちの姿が見えないと、やはり寂しくなってくるというもの。 card_100_375_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, いっそのこと自分から探しにいってやろうか、と彼女が重い腰を上げそうになった、まさにそのとき。 card_100_375_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, 想いを馳はせていたふたり――と、なぜか古明地こめいじこいしが一緒に地霊殿に帰ってきた。 card_100_375_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, 「おかえりなさーい!」 card_100_375_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, お空は満面の笑みを浮かべて階段をかけ下り、勢いよく両手を広げてさとりに飛びついた。 card_100_375_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ふた……じゃなくて、 card_100_375_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, 三人とも、どこに行ってたんですか?」 card_100_375_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, どうやら、ふたりは買い出しのために出ていたらしく、その途中でこいしと合流したとか。 card_100_375_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 買い出しについてはお空にも伝えていたが、彼女はそのことをすっかり忘れてしまっていたのだ。 card_100_375_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あはは……寂しくなってたのが、 card_100_375_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, すごくまぬけに思えてきちゃった……」 card_100_375_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_375_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_375_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 自分の物忘れの激しさに苦笑するお空。 card_100_375_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな彼女は、まだ知らない。 card_100_375_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, さとりたちがこれから、彼女への日頃の感謝を伝えようとしていること。 card_100_375_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, そして、お空のために花束と新しいリボンを買ってきてくれていることを――。 card_100_375_00_41 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,