// BOM card_100_386_00,2,62 START, SET_CARD_BG_IN,100386,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, たくさんの人形を使役する人間がいるらしいと聞いた。 card_100_386_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, ――じつのところ、その魔法使いはもう人間ではないのだが――。 card_100_386_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, とにかく、そんな人間が、無名の丘へ向かっているらしい。 card_100_386_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな情報をつかんだメディスン・メランコリーは、 card_100_386_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, そこで魔法使いが訪れるのを待っていた。 card_100_386_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「人形を使役するなんて、絶対に許せない。 card_100_386_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 人形解放運動を成功させるためにも、 card_100_386_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, まずは魔法使いの魔の手から card_100_386_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 人形たちを救ってあげなくっちゃ!」 card_100_386_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, かつて人間に捨てられ、鈴蘭すずらんの毒によって妖怪と化したメディスン。 card_100_386_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 妖怪としては新米だが、彼女の人間に対する憎悪はかなり深く濃厚だ。 card_100_386_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 操られるがままにされる人形の地位を向上させるためなら、 card_100_386_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 鈴蘭すずらんの毒をもって人間を苦しめることも選ぶほどに。 card_100_386_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そろそろ来るころかしら…… card_100_386_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, あっ、あの姿は……ようやくやってきたわね!」 card_100_386_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, 上海人形を引き連れた、金色の髪の魔法使い。 card_100_386_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 人形作りと人形劇を特技として持つ彼女に、メディスンは力強く言い放つ。 card_100_386_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 「アリス・マーガトロイド! card_100_386_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, 人形たちを解放しなさい!」 card_100_386_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あら? これはまた、 card_100_386_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, ずいぶんとかわいらしいお出迎えね。 card_100_386_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, もしかして、あなたが card_100_386_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, メディスン・メランコリー?」 card_100_386_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1, 人形を遣う少女と、棄すてられた人形の少女。 card_100_386_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, 「魔理沙から、人形の妖怪がいると card_100_386_00_41 SET_CARD_TEXT,1,1, 聞いてきたけど、本当だったみたいね。 card_100_386_00_42 SET_CARD_TEXT,1,1, ……ねえ、メディスン。 card_100_386_00_43 SET_CARD_TEXT,1,1, 突然だけど、私とお友達になりましょう?」 card_100_386_00_44 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_45 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_386_00_46 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……はい?」 card_100_386_00_47 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_386_00_48 SET_CARD_TEXT,1,1, 毒におかされた聖域で、決して相容れないはずのふたりがついに出会ってしまった――。 card_100_386_00_49 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,