// BOM card_100_387_00,2,45 START, SET_CARD_BG_IN,100387,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 「こんにちは。本日はどうされました?」 card_100_387_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_387_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, そう言葉を放つのは、月の賢者こと八意永琳やごころえいりん。 card_100_387_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, かつては主人との逃亡生活で息をつく間もなかったが、 card_100_387_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 今ではすっかり幻想郷の住人として馴染なじんでいるようだ。 card_100_387_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, 「気だるくて頭が痛い、ですか…… card_100_387_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 暖かい格好をしてゆっくり眠るのが一番です。 card_100_387_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 念のため、お薬も出しておきましょうか」 card_100_387_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_387_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 天才と言いきれるほどの頭脳を持つ彼女は、ありとあらゆる薬を作るための知識を持つ。 card_100_387_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, その能力を生かし、今までも多くの調薬を行ってきた。 card_100_387_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, それらの薬は弟子を介して里で販売され、幻想郷の人々の生活を支えている。 card_100_387_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 置き薬以外にも、怪我けがや病気で訪れた患者に合った薬を調合するなど、臨機応変に対応している。 card_100_387_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「心配はしなくて大丈夫ですよ。 card_100_387_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, この薬を飲めば、ちゃんと治りますから。 card_100_387_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 副作用で少しぼうっとするかもしれませんが、 card_100_387_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, 一日寝てください。元通りになりますよ。 card_100_387_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 弟子で治験を……いえ。ちゃんと card_100_387_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 臨床実験済みですので、ご安心くださいね?」 card_100_387_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_387_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_387_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, ここは蓬莱ほうらいの診療所。月から逃げてきた彼女たちが、幻想郷の一員として暮らすための場所。 card_100_387_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, かつての賢者はいま、地上で一人の人間として、人の営みを支えている。 card_100_387_00_32 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,