// BOM card_100_389_00,2,54 START, SET_CARD_BG_IN,100389,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 毘沙門天びしゃもんてんの弟子であり、代理人でもある寅丸星とらまるしょう。 card_100_389_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女は、人間と妖怪が共存できる世界を願う僧侶、聖白蓮ひじりびゃくれんを心から慕っている。 card_100_389_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, だがそれと同時に、寅丸星は聖白蓮の信仰対象、毘沙門天の代理でもある。 card_100_389_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, つまるところ、ふたりは相互に信仰し合っているのだ。 card_100_389_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_389_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私は、白蓮の望む世界を見てみたい。 card_100_389_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, ひとりではなく、彼女と一緒に……。 card_100_389_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 贅沢ぜいたくな望みに思えるでしょうか? card_100_389_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, ですが、これは私の本心です」 card_100_389_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 相互の信仰は、ふたりの関係において大切な事柄だった。 card_100_389_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, ゆえに、星は白蓮が二度と悲しまないで済むように、命蓮寺みょうれんじを守り続けている。 card_100_389_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_389_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「私が優しいとみなさんは言ってくれますが、 card_100_389_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 私はそこまでできた存在ではありません。 card_100_389_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 今はこんな姿ですが、 card_100_389_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, もともとは凶暴な妖怪なのです。 card_100_389_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, いつあなたに牙を剥むくかもわかりません」 card_100_389_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 白蓮の存在は、星の中で何よりも優先される。 card_100_389_00_28 SET_CARD_TEXT,1,1, もし彼女に仇あだなす者が現れれば、星は一切の容赦なく、その者と敵対することだろう。 card_100_389_00_29 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_389_00_30 SET_CARD_TEXT,1,1, 「我々妖怪のために人生を捧ささげてくれた白蓮は、 card_100_389_00_31 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_32 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰よりも幸せにならなくてはなりません。 card_100_389_00_33 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_34 SET_CARD_TEXT,1,1, 彼女が笑っていられる世界を作るためならば、 card_100_389_00_35 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_36 SET_CARD_TEXT,1,1, 私は再び虎に戻ることもいとわない」 card_100_389_00_37 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_389_00_38 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_389_00_39 SET_CARD_TEXT,1,1, 普段の穏やかな表情とは打って変わった猛虎もうこの恐ろしい形相、 card_100_389_00_40 SET_CARD_TEXT,1,1, そしてその片手にて輝く宝塔の光は、邪な存在を刹那のうちにかき消してしまうに違いない。 card_100_389_00_41 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,