// BOM card_100_397_01,2,43 START, SET_CARD_BG_IN,100397,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, プリズムリバー三姉妹のゲリラライブに、決まった会場は存在しない。 card_100_397_01_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 霧の湖でやることもあれば、人里近くの森の中でやることだってある。 card_100_397_01_2 SET_CARD_TEXT,1,1, すべては自分たちのやりたいように。そのときの気分次第で、会場は常に変化する。 card_100_397_01_3 SET_CARD_TEXT,1,1, そんな彼女たちの今日のライブ会場は、とある廃洋館のエントランスだった。 card_100_397_01_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 窓は割れ、壁のあちらこちらに蜘蛛くもの巣が張り、明かりのない屋内はほぼ真っ暗。 card_100_397_01_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 演奏するにはあまりにも不向きな場所だ――が、三姉妹はとてもやる気に満ちていた。 card_100_397_01_6 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_397_01_7 SET_CARD_TEXT,1,1, 「あなたのおかげで私たちは今、ここにいる。 card_100_397_01_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 感謝の気持ちを、伝えるわ……」 card_100_397_01_10 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 「音はどこまでも届くんだから。 card_100_397_01_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 耳を澄ませて、そして楽しんで。 card_100_397_01_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 大切なあなたに捧ささげる、 card_100_397_01_14 SET_CARD_TEXT,1,1, プリズムリバー楽団の特別ライブを」 card_100_397_01_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_397_01_16 SET_CARD_TEXT,1,1, 「たったひとりのお客様。 card_100_397_01_17 SET_CARD_TEXT,1,1, でも、一番大事なお客様。 card_100_397_01_18 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたのために貸し切ったこの会場、 card_100_397_01_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 今日だけは音で彩り、飾り立ててあげましょう!」 card_100_397_01_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_21 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そして一緒に奏でましょう。 card_100_397_01_23 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_24 SET_CARD_TEXT,1,1, あなたのパートもちゃんと用意してあるわ……」 card_100_397_01_25 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_397_01_26 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_397_01_27 SET_CARD_TEXT,1,1, エントランスの中央に置かれた、誰も座っていないひとり分の椅子。 card_100_397_01_28 SET_CARD_TEXT,1,1, 目に見えないお客様を三人で囲いながら、彼女たちは演奏を開始する。 card_100_397_01_29 SET_CARD_TEXT,1,1, たった一日、今日だけは、<プリズムリバー四姉妹>の大合奏だ。 card_100_397_01_30 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,