// BOM card_100_424_00,2,40 START, SET_CARD_BG_IN,100424,0, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, 暗い、暗い、闇の中。 card_100_424_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 周りには誰もいない。頼れるものも存在しない。 card_100_424_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, 足元すらまともに見えない深淵で、十六夜咲夜いざよいさくやはひとり、深い孤独に沈んでいた。 card_100_424_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_424_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, 「……このまま、ずっと、ひとりぼっち」 card_100_424_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_424_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, この先の彼女に光などない。明るい将来なんて考えられるはずもない。 card_100_424_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, あるのは、満たされない空腹と、誰からも見向きすらされないひとりぼっちという現実だけ。 card_100_424_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, 誰でもいい、助けてほしい。 card_100_424_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_424_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1, 「ずっと、ひとり、なのかな」 card_100_424_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_424_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, その声が、かき消えるようなつぶやきが、誰かに聞こえることはない。 card_100_424_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, ここは闇。誰もいないし、誰からも見つけてもらえない暗闇の中。 card_100_424_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1, 幼い彼女に手を差し伸べるものなど、いるはずが―― card_100_424_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_424_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_424_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「まったく。こんなところで何をしているのよ」 card_100_424_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_424_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_424_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, ――不意に、紅あかい月が彼女を照らした。 card_100_424_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1, 聞こえてくるのは、どこか懐かしい少女の声。 card_100_424_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, 闇を退け、咲夜の心を照らす――世界で一番大切な主の言葉だった。 card_100_424_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_424_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_424_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「さぁ、いくわよ、咲夜。 card_100_424_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1, パーティはまだ終わっていないんだから!」 card_100_424_00_27 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,