// BOM card_100_470_00,2,41 START, SET_CARD_BG_IN,100470, SET_BGM,7, MAIN_UI_OFF,1, FADE_IN,500,0, WAIT_SEC,1000, SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_1 SET_CARD_TEXT,1,1, 「今年の桜はせっかちねぇ、 card_100_470_00_2 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_3 SET_CARD_TEXT,1,1, そんなに焦らなくてもいいのに」 card_100_470_00_4 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_5 SET_CARD_TEXT,1,1, 「いいじゃないですか、 card_100_470_00_6 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_7 SET_CARD_TEXT,1,1, お陰で早く桜が見れたんですし」 card_100_470_00_8 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_9 SET_CARD_TEXT,1,1, 庭園を歩く幽々子の呟きに、花柄の着物を着込んだ妖夢が歩調を緩め、和傘を片手に振り返る。 card_100_470_00_10 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_470_00_11 SET_CARD_TEXT,1,1, 十月、夏の熱気が過ぎ去り、木々が紅葉に彩られる季節。 card_100_470_00_12 SET_CARD_TEXT,1,1, 広大な敷地に多くの桜を植えた白玉楼では、紅葉の赤よりも薄桃色の冬桜が彩りを添えていた。 card_100_470_00_13 SET_CARD_TEXT,1,1, 幽々子の語るように、その本来の開花時期にはまだ少しだけ早い。 card_100_470_00_14 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_470_00_15 SET_CARD_TEXT,1,1, 「そういう話じゃないの、もっと抽象的な話よ」 card_100_470_00_16 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_17 SET_CARD_TEXT,1,1, 「桜の話じゃないんですか?」 card_100_470_00_18 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_19 SET_CARD_TEXT,1,1, 「実は違うの、ふふふふ」 card_100_470_00_20 SET_CARD_TEXT,1,1, card_100_470_00_21 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_470_00_22 SET_CARD_TEXT,1,1, からかわれてるのか、本当に違うのか。 card_100_470_00_23 SET_CARD_TEXT,1,1, いつものことだが、幽々子の態度からは判断しかねる。 card_100_470_00_24 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_470_00_25 SET_CARD_TEXT,1,1, 「妖夢は、花の気持ちを想像したことはある?」 card_100_470_00_26 SET_CARD_TEXT,1,1,   card_100_470_00_27 SET_CARD_TEXT,1,1, 幽々子の質問に、妖夢は首を傾げた。 card_100_470_00_28 , WAIT_TOUCH, SKIP_POS, FADE_OUT,500, STOP_BGM, WAIT_SEC,2000, END,