-------------- 魔法の森 -------------- 霧雨 魔理沙: よう、アリスじゃないか。 また人形を引き連れているな。 霧雨 魔理沙: そんなに多くの人形、よく操れるよな。 私もできるようになれば……。 アリス・マーガトロイド: ガサツなあんたには、一生無理ね。 霧雨 魔理沙: 何? やってみなきゃわかんないだろ。 アリス・マーガトロイド: そもそも、あんた人形持ってないでしょ? 私は、今から新しい子を作るつもりだけど。 霧雨 魔理沙: それなら、私も作ってみるぜ。 アリスのより強力なのを作るからな! 霧雨 魔理沙: ダメだ……。上手く作れない……。 霧雨 魔理沙: にしても、アリスは上手いな。 慣れてるやつは違う、……ってあれ? アリス・マーガトロイド: ふふふ。気付いたかしら。 この人形、魔理沙に似せて作ったの。 アリス・マーガトロイド: モデルが近くにいるから作りやすかったわ。 大事にするわね。 霧雨 魔理沙: な、なんだよ急に。照れるじゃないか。 私と思って大事にしろよ。 アリス・マーガトロイド: そう……、とってもとっても、大事にするわ。 私の召使として、存分に……ね 霧雨 魔理沙: ……え? アリス・マーガトロイド: 普段は身の回りの雑用をやらせて、 戦闘になったら、爆弾にするのもアリね! 霧雨 魔理沙: そうだ。こいつは、こういうやつだったな……。