鬼人 正邪:
あー、そこの人間。なんだ……、その。
……まあ、よくやったんじゃないか。
宇佐見 菫子:
何よ! 助けてあげたってのに、その言い方は!
素直に、お礼くらい言えないわけ~!?
鬼人 正邪:
うるさい! そう言われたら、絶対言わないぞ!
本当は、心の中ではめちゃくちゃ感謝しててもな!
鬼人 正邪:
こんな所に、もう用はない。私は、幻想郷を
ひっくり返す計画で忙しいんだ! じゃーな!
パチュリー・ノーレッジ:
まったく、私の図書館で騒がないでよ。
ほら、あんたもそろそろ出て行って……。
宇佐見 菫子:
な、なに今の……!?
外で何かあったのかも!
宇佐見 菫子:
なに、あれ……。
まるでブラックホール、みたいな……。
宇佐見 菫子:
し、しかもあの黒いの、
幻想郷中のユメミタマを吸い込んでる……っ!?
博麗 霊夢:
…………。