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博麗神社
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霧雨 魔理沙:
え~……。それでは、今度こそ
本当の異変解決を祝いまして……。
みんな:
かんぱーい!
霧雨 魔理沙:
いやー、本当に色々あったなあ。
幻想郷がまっさらになって、復興を始めて……。
宇佐見 菫子:
レイムっちが、ダンマクカグラを妨害して、
瀝青が、どんどん幻想郷を汚染してったねー。
高麗野 あうん:
それで霊夢さんを止めたら、今度は彷徨月から
瀝青があふれ出してしまって……。
宇佐見 菫子:
でも、銀枝の林檎で無事解決! 正邪が
瀝青に飛び込んでくれたおかげだね。あはは。
高麗野 あうん:
そういえば、その天邪鬼は?
宇佐見 菫子:
声かけたけど、断られちゃった。
仲良しこよしは、御免だってさ。
霧雨 魔理沙:
しっかし……、色々と驚いたよなぁ。
まさか、この幻想郷に博麗大結界がないなんて。
博麗 霊夢:
結界の代わりはちゃんとあるから、
別にたいして変わらないけどね。
霧雨 魔理沙:
博麗大結界の代わり……、ロカだっけ。
そういや、なんでロカって名前なんだ?
博麗 霊夢:
え、名前? ロカの?
博麗 霊夢:
そんなの単に、汚れたものをきれいにする
ろ過装置っぽいから、ろ過ってだけよ?
霧雨 魔理沙:
ロ、ロカって……、そういう……。
高麗野 あうん:
でも、霊夢さんは、そのシステムに、
どうやって気づいたんです?
博麗 霊夢:
それは……。
博麗 霊夢:
……わ、びっくりした。
博麗 霊夢:
……まあ、いいじゃないの。
色々あったのよ。
霧雨 魔理沙:
なんだよ、変なやつだな~。
霧雨 魔理沙:
……おっと、もう飲み終わっちまった。
新しいの持ってくるぜ。
高麗野 あうん:
おつまみも減ってきましたね。
追加で、ちょっと作ってきますよ~。
宇佐見 菫子:
私も手伝うよ! いこいこー!
博麗 霊夢:
……ありがとう。
これからも、よろしく頼むわよ。
八雲 紫:
やっぱり、宴はいいわねぇ。
これぞ、まさしく大団円。めでたし、めでたし。
八雲 紫:
……ふふ。
八雲 紫:
これから先も、楽しみね?
八雲 紫:
ふふふ……!