霧雨 魔理沙:
くそっ、頼む、間に合ってくれーーっ!
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白玉楼
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十六夜 咲夜:
咲いてる……。そんな、西行妖が、
本当に満開になってるなんて……。
霧雨 魔理沙:
……間に合わなかったんだ。
それじゃ、幽々子はもう……。
十六夜 咲夜:
あら? 見て、魔理沙! 庭の方よ。
霧雨 魔理沙:
庭の方……、わっ! なんだ、アレ!
霧雨 魔理沙:
な、なんだ、こりゃ!? 宴会、なのか?
こんなに大勢、どうして……?
十六夜 咲夜:
亡霊や、妖怪たちでいっぱいね……。
以前の異変では、こんなことなかったはずよ。
アリス・マーガトロイド:
ああ、魔理沙たちも来たのね。
どう? 楽しくやっているかしら?
霧雨 魔理沙:
どう、じゃないが。
どうしてお前が、こんな所に?
アリス・マーガトロイド:
幽々子に誘われたのよ。宴会に来ないかって。
お酒も飲めるし、料理もタダだからってね。
アリス・マーガトロイド:
その代わり、西行妖を咲かせるために、
協力する約束をしてたの。
十六夜 咲夜:
幽々子との約束って、そんなことだったの?
隠してた割に、大した理由じゃなかったのね。
アリス・マーガトロイド:
だって、あんたたちまで宴会に参加したら、
私の飲む分が減っちゃうじゃない。
霧雨 魔理沙:
お前、そんなこと言ってていいのかよ。
幽々子が死んで、いなくなっちゃったんだぞ!
???:
私なら、既に死んでいるわ。亡霊だからね。
霧雨 魔理沙:
ん? この声って、まさか……。
魔理沙・咲夜:
ゆ、幽々子おおーー!?