-------------- 永遠亭 -------------- 霧雨 魔理沙: 月も元に戻ったみたいだし、無事に終わったな! 博麗 霊夢: そうね、やっと終わったわ……。 蓬莱山 輝夜: はて、私たち、何をしていたのかしら。 霧雨 魔理沙: 覚えてないか……。これも毎度のことだな。 霧雨 魔理沙: おい、お前ら! 本当に大変だったんだぞ! 鈴仙・優曇華院・イナバ: そんなことがあったとは……。 博麗 霊夢: 本当に、いい迷惑だったわよ。 鈴仙・優曇華院・イナバ: ユメミタマのせいとはいえ、私が、 恩人である師匠や姫に、そんなことを……。 鈴仙・優曇華院・イナバ: 師匠、姫……。 本当に申し訳ありませんでした!! 八意 永琳: 何も覚えていないし、気にすることはないわ。 蓬莱山 輝夜: 永琳の言う通りね。意識もなかったし、 過ぎたことを言っても仕方がないわ。 鈴仙・優曇華院・イナバ: 師匠……、姫……。 蓬莱山 輝夜: それにしても、永琳だって蓬莱の薬を 飲んでるから、殺したって死なないのにねぇ。 蓬莱山 輝夜: それを忘れて必死になるなんて、 可愛らしい弟子だこと。 鈴仙・優曇華院・イナバ: ひ、姫! わざわざそんなこと、 言わないでくださいっ! 蓬莱山 輝夜: ずいぶんと弟子に慕われているようね、永琳? 八意 永琳: ひ、姫! そ、そのようなことは……! 蓬莱山 輝夜: ふふふ。美しい師弟愛だこと。 博麗 霊夢: これ以上は、お邪魔かしらね。 霧雨 魔理沙: だな! 早いとこ引き上げるとするか!