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地霊殿
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文の声:
地霊殿に着きましたね。
この先に、さとりがいるはずです。
霧雨 魔理沙:
さっさと倒して、終わりにしちゃおうぜ!
たーのもー!
古明地 さとり:
こんな時に人間の来客!? 悪いけど、
今忙しいから、帰ってもらえるかしら?
霧雨 魔理沙:
地上を攻める準備でか? そうはさせないぜ。
ここでアンタの野望を終わらせてやるよ!
古明地 さとり:
……は? なんのこと?
どうして私がそんなことしなくちゃいけないの。
博麗 霊夢:
……なんか話がかみ合っていないわね。ねえ天狗、
アンタの掴んだ情報、ガセなんじゃないの?
文の声:
ええ? おかしいな……。ごまかしてるだけかも
しれませんし……、とりあえず倒してみません?
古明地 さとり:
へぇ……。そういうことだったの? それなら、
貴方たちは私の敵。地獄の蓋は開けさせない。
文の声:
おや? 急にやる気になりましたよ。
博麗 霊夢:
そういえば、さとりって心が読めるんだった。
私たちの目的を読んだのね。
霧雨 魔理沙:
おかげで話が早くて助かるぜ。
一言も喋ってないけどな。
博麗 霊夢:
まぁ、そういう事情だから、覚悟しなさい。
古明地 さとり:
愚かな人間ね。
自らの心象に苦しめられるがいいわ。