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灼熱地獄
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霧雨 魔理沙:
温度が下がってきたな。
まだまだ暑いけどさ。
博麗 霊夢:
これで、再上映異変も解決ということかしら。
ユメミタマも浄化されたようだし。
射命丸 文:
おや、私はここでなにを……?
霧雨 魔理沙:
お、起きたか。今回も、ユメミタマに
憑かれていた時のことは、覚えていないみたいだな。
博麗 霊夢:
いいわ。アンタがしたこと全部言うから、
耳の穴をかっぽじって、よーく聞きなさい。
射命丸 文:
わ、私がそんなことを?
信じられませんね……。
射命丸 文:
自分の記憶にない、認知していない出来事を
認めろと言われましても……。
博麗 霊夢:
自分に都合が悪いからって、なかったことにしたら
真実を追求する新聞記者の風上にも置けないわよ?
射命丸 文:
うっ……。そう言われると、そうですね。
再上映異変か……、興味深い話ですね。
射命丸 文:
記者として、この異変の真相を追いかけねば!
よし! 隅々まで新聞記事にしちゃいますよー!
射命丸 文:
霊夢さん! この異変を解決した人間として
インタビューさせていただきます!
霧雨 魔理沙:
ユメミタマに憑かれているときと
あんま変わっていないな。
博麗 霊夢:
コイツは、もともと新聞に憑りつかれているのよ。
私たちも、憑りつかれる前に帰りましょ。
霧雨 魔理沙:
そうだな! 間欠泉でも眺めながら、
冷たいお茶でも飲むか。
射命丸 文:
ちょっと!取材はまだ終わってませんよ!
トコトン調べさせていただきますからねー!!