-------------- 聖輦船・甲板 -------------- 博麗 霊夢： よし、浄化完了！ これで今回の再上映も終了ね！ 東風谷 早苗： んー、妖怪退治もできて、大満足です！ 聖 白蓮： うう……私は、いったい何を？　なぜ聖輦船に？ 村紗 水蜜： うーん、なんか、 すごく悪い夢を見てた気がする……。 霧雨 魔理沙： 夢だったらよかったんだけどな。 実は、こういうことがあって……。 霧雨 魔理沙： ……と、いうことなんだ。 全部決着はついてるし、もう心配しなくていい。 聖 白蓮： 私が、そんなことを……。 村紗 水蜜： ダ、ダークムラサ……！？ 霧雨 魔理沙： ああ。私は好きだったぞ。 血海を逝く漆黒船長キャプテン・ダークムラサ。 村紗 水蜜： やめて！　その名で！　呼ばないで！　絶対に！ もう恥ずかしすぎて、船から出られない……。 霧雨 魔理沙： 行っちまった。 本当に悪くないと思ってるんだが……。 聖 白蓮： 普段しないことを、たくさんしたようですね。 私も、まさか自分の口からそんな言葉が……。 東風谷 早苗： 悪いのは、ユメミタマですから……。 聖 白蓮： 魔性の黒雪月花、ダークロータス……。 ……結構、素敵じゃないですか？ 東風谷 早苗： は……、はい？ 聖 白蓮： ちょっと悪に寄りすぎだけど、センスはいいわ。 現実でも名乗ろうかしら、ライトロータスとか。 霧雨 魔理沙： お、いいじゃん！　なら、もっと盛ろうぜ！ 聖人君主ライトロータス！　とかさ！ 博麗 霊夢： やれやれ。ネーミングセンスがいかれているのも、 全部ユメミタマのせいならよかったのに……。