ユイ 第10話
{player}との仕事から帰る途中、魔物と遭遇するユイ。傷つき荒ぶった魔物の様子にユイは、回復した後で襲われるのを覚悟で治療を施し、警戒を解くのに成功し無事に難を逃れる。
-------------- situation:
信頼の行く末は光の中に
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
その日{player}はユイと一緒の仕事を終え、
山向こうの村からランドソルへ帰る道中を歩いていた──
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ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
──ここまで来れば、もうすぐ街が見えてくるはず……
voice: vo_adv_1002010_001
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
騎士クンと一緒のお仕事、簡単だったし
無事に終わって良かった……
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1002010_002
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
そんな！ どうして魔物が！ 【chara 100211 face 6 (surprised)】
街からこんなに近いのに……！
Choice: (1) 気をつけて。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1002010_003
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
うん……この魔物、傷だらけだ。
【chara 100211 face 6 (surprised)】
わたしたちじゃない人たちと戦ったのかな……？
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_004
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
倒れちゃった……
【chara 100211 face 4 (sad)】
元々かなり弱ってたみたい。
voice: vo_adv_1002010_005
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
な、なにっ！？ 足場が急にっ！
【chara 100211 face 4 (sad)】
騎士クン──！！
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ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……こんなに下まで滑り落ちちゃうなんて……
元の道には戻れそうにないね。
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ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
見て、あそこに洞穴が！
【chara 100211 face 4 (sad)】
入ってみる……？
Choice: (2) 行ってみよう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1002010_008
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
中が暗くても心配しないで。
魔法で明かりは作れるから。
voice: vo_adv_1002010_009
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……あちこちに人の手が入ってる。
【chara 100211 face 1 (normal)】
これならどこか別の場所に、出口があるかも。
voice: vo_adv_1002010_010
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
今のは、気休めのつもりで言ってみたけど……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
この先に出口があるかどうかなんて、
まだ分からない……
voice: vo_adv_1002010_011
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
もしそうだったら、
二人とも助けも呼べないままここで……
voice: vo_adv_1002010_012
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
わたしたち、ここから出られるのかな……
voice: vo_adv_1002010_013
ユイ：
【chara 100211 face 2 (joy)】
わ、わたしは別にこのままでも……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……なんちゃって。【chara 100211 face 4 (sad)】
ごめんね、不謹慎だよね。
voice: vo_adv_1002010_014
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ひゃうっ！ 冷たぁ……
上から水が……【chara 100211 face 6 (surprised)】
でもこの水、ちょっとネバネバしてる──
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_1002010_015
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
きゃああああっ！！
ままま、魔物！？
【chara 100211 face 4 (sad)】
じゃあ今のって……【chara 100211 face 7 (special_a)】
ま、魔物のよだれ……！？
voice: vo_adv_1002010_016
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
あうぅぅ……ばっちいよぉ……
【chara 100211 face 6 (surprised)】
ってそんなこと気にしてる場合じゃない！
【chara 100211 face 3 (anger)】
距離が近すぎるから離れないと！
voice: vo_adv_1002010_017
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
騎士クン、ここはわたしの魔法で……！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_018
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
もう一匹！？
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_019
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
また出てきた！
何匹いるの……！？ これじゃあ逃げられないよ……！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_020
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
危ないっ！
voice: vo_adv_1002010_021
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
バリアで攻撃は防げた……
【chara 100211 face 4 (sad)】
でも……
voice: vo_adv_1002010_022
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
魔力が尽きたらバリアは消える……
【chara 100211 face 3 (anger)】
そうなる前に、なんとか逃げ道を作らないと……
voice: vo_adv_1002010_023
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
何か方法は……
逃げるチャンスになりそうなものがあればいいのに……
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_024
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
ダメ……みんなものすごく気が立ってる。
【chara 100211 face 3 (anger)】
一瞬だけでも警戒を解けたら……！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_025
ユイ：
【chara 100211 face 7 (special_a)】
バリアが破られる……！
voice: vo_adv_1002010_026
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
……あれ……？
あの魔物、一匹だけ怪我してる……
もしかして、ここは魔物たちの縄張り？
voice: vo_adv_1002010_027
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……そっか。さっきわたしたちが倒した魔物と戦ってたんだ！
【chara 100211 face 7 (special_a)】
その時に傷を負ったから、わたしたちのことも警戒してる……！
voice: vo_adv_1002010_028
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
……騎士クン。わたし、試してみたいことがあるの。
やってみてもいい？ 【chara 100211 face 4 (sad)】
バリアを解くことになるし、
失敗したら、二人とも傷だらけじゃ済まないかも知れない……
Choice: (3) ユイを信じる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1002010_029
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
ありがとう……！
【chara 100211 face 3 (anger)】
……癒しの輝きよ！
魔物：
【chara 1613 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_030
ユイ：
【chara 100211 face 4 (sad)】
っ……！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_031
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
……攻撃してこない？
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_032
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
離れてくれた……
でもそれだけじゃないみたい。こっちを見てる……？
……もしかして！
voice: vo_adv_1002010_033
ユイ：
【chara 100211 face 3 (anger)】
騎士クン、魔物たちを追いかけてみよう。
わたしたちに何か教えたいのかも知れない！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_034
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
ここは……騎士クンあそこ、見て！
街がある！ ……良かった。助かった……
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！！
voice: vo_adv_1002010_035
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
魔物たちが縄張りに帰っていく……
【chara 100211 face 4 (sad)】
戦ってたらきっと今頃は、
わたしたちの前で倒れた魔物みたいになってたのかも……
voice: vo_adv_1002010_036
ユイ：
【chara 100211 face 1 (normal)】
……騎士クン。
さっきはわたしを信じてくれてありがとう。
voice: vo_adv_1002010_037
ユイ：
【chara 100211 face 6 (surprised)】
今度また危ないことがあっても、
わたしを信じてくれる……？
Choice: (4) いつだってユイを信じてる。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1002010_038
ユイ：
【chara 100211 face 5 (shy)】
騎士クン……
わたしも騎士クンのこと、信じ続けるよ。
【chara 100211 face 2 (joy)】
これからも、ずっと……！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
──{player}からの強い信頼を感じたユイは、
自分も同じように主人公を信じていこうと誓った。