レイ 第6話
剣の指南中に体調を崩したレイをギルドハウスへ運ぶ{player}は、初めての風邪で弱ったレイを徹夜で看病するが、自分も倒れてしまう。そして今度はすっかり回復したレイに看病されるのだった。
-------------- situation:
弱気の理由はどこから?
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
いつものように修行をしているレイと
{player}だったが……
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レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
それじゃあ、いくよ!
せいっ!
voice: vo_adv_1003006_001
レイ:
【chara 100312 face 3 (anger)】
……うん、【chara 100312 face 1 (normal)】
キミもだいぶ強くなってきたね。
動きのキレが増しているよ。
voice: vo_adv_1003006_002
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……でも、なにか違和感があるな……?
voice: vo_adv_1003006_003
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ああ、ごめん。キミのことじゃないよ。
【chara 100311 face 1 (normal)】
違和感があるのは、私のほう。
voice: vo_adv_1003006_004
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
なんだか今日は上手く動けなくて……
今だって、動きが少し鈍かった気がする。
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レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
修行は毎日休まずやっているし、
【chara 100311 face 4 (sad)】
急に腕が落ちることなんてないと思うんだけど……
voice: vo_adv_1003006_006
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
【chara 100311 face 4 (sad)】
くっ……!?
【chara 100311 face 6 (surprised)】
な、なんだ……急にめまいが……?
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レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
ダメだ……立って、いられな、い……
voice: vo_adv_1003006_008
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……ここ、は……?
私たちのギルドハウス……?
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レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
そうか……私、キミとの修行中に倒れて……
【chara 100311 face 2 (joy)】
キミがここまで運んでくれたんだね。ありがとう。
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レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
まさか倒れるまで、自分の体の異変に気づけないなんて……
私としたことが、不覚だ……
voice: vo_adv_1003006_011
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
でもこの異変は一体……?
【chara 100311 face 4 (sad)】
今も全然、力が入らない……
voice: vo_adv_1003006_012
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
こんなに体が弱っているのは、初めてだよ……
voice: vo_adv_1003006_013
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
私は今まで、強くなることだけに向き合ってきたけど……
そのせいで、気付かないうちに無理をしすぎていたのかな?
【chara 100311 face 6 (surprised)】
まさかそれで体にガタが……
voice: vo_adv_1003006_014
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
……もしかしたらだけど、
私は、これからずっと弱ったままかもしれない……
voice: vo_adv_1003006_015
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
本当にそうなってしまったら、
私のことは気にせず、見捨ててほしい……
ヒヨリとユイの三人で、ソルの塔の頂上を目指して。
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レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
みんなの足は引っ張りたくないから……
Choice: (1) 仲間は見捨てない。
Choice: (2) 好きなだけ足を引っ張っていい。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1003006_017
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……【chara 100311 face 2 (joy)】
キミならそう言うと思った。
やっぱり優しいね。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1003006_018
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
迷惑をかけてもいいって?
【chara 100311 face 2 (joy)】
優しいな、キミは……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1003006_019
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
でも、私が自分を許せない。
だから──
voice: vo_adv_1003006_020
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
ごほっ、ごほっ!
参ったな……体が重たく感じる上に、
寒気までしてきた……
Choice: (4) ……それ、風邪じゃない?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1003006_021
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
風邪……? これが……?
voice: vo_adv_1003006_022
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
そ、そうか、これが……
【chara 100311 face 1 (normal)】
この、のどが痛くて、全身がだるい感じ……
これが、風邪なんだね? 【chara 100311 face 3 (anger)】
ごほっ!
voice: vo_adv_1003006_023
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
これまで風邪なんて引いたことがなかったけど、
……それで体が上手く動かなかったのか。
voice: vo_adv_1003006_024
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
なら、深刻に考える必要はなかったんだね……
恥ずかしい……勘違いをしてしまったよ。
voice: vo_adv_1003006_025
レイ:
【chara 100311 face 5 (shy)】
えっと、その……さっき言ったことは忘れて。
風邪でぼーっとして、ちょっと弱気になっていたみたい……
voice: vo_adv_1003006_026
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
寝ていれば治るだろうから、大丈夫だよ。
【chara 100311 face 4 (sad)】
キミにうつったら大変だから、離れてて。
Choice: (5) 苦しんでる仲間を放っておけない。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1003006_027
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
キミは本当に優しいな……
何を言っても、離れてくれそうにないね。
voice: vo_adv_1003006_028
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
わかった。じゃあ看病をお願いするよ。
voice: vo_adv_1003006_029
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
ふぁ~……!
おはよう。一晩寝たら、すっかり良くなったよ。
キミの看病のおかげかな。
voice: vo_adv_1003006_030
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
どうかした? 顔色が悪いけど?
【chara 100311 face 3 (anger)】
まさか……
voice: vo_adv_1003006_031
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
キミ、大丈夫!?
【chara 100311 face 4 (sad)】
まったく、今度は看病していた側が倒れるなんて……
voice: vo_adv_1003006_032
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
安心して。私も仲間は大切だからね。
キミが元気になるまで、そばにいてあげるよ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
お礼の気持ちも込めて、
{player}が快復するまで看病を続けるレイであった。