レイ 第8話
レイが先の勝負の褒美について{player}へ尋ねようとした時、再び眩しい光が二人に「夢」を見せる。夢の中で二人は乗馬を通じて心を通わせる。目覚めた二人は更なる関係の深まりを感じた。
-------------- situation:
暴れ馬を乗りこなせ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
レイとの一対一での勝負から数日後、
{player}はレイに呼び出された。
voice: vo_adv_1003008_000
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
キミ、こっちだよ。
急に呼び出して悪かったね。
【chara 100311 face 1 (normal)】
ほら、あのことをさっさと済ましてしまおうと思って。
voice: vo_adv_1003008_001
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
なんのことって……?
【chara 100311 face 4 (sad)】
あんなに大事なことを忘れたの?
まったく……
voice: vo_adv_1003008_002
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
この前、私とキミで勝負をしただろう?
私に勝ったら、なんでもいうことを聞いてあげるって。
voice: vo_adv_1003008_003
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
そのお願いをまだ聞いてないから、こうして機会を作ったんだ。
【chara 100311 face 3 (anger)】
さあ、早く内容を決めて──
voice: vo_adv_1003008_004
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
ま、まぶしいっ!?
なに、この光……!?
voice: vo_adv_1003008_005
レイ:
【chara 100311 face 3 (anger)】
これって……この前の!?
……【chara 100311 face 4 (sad)】
くっ! またか……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1003008_006
???:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
あれ……?
見たことのある後ろ姿だと思ったら、やっぱりキミか。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1003008_007
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
ごきげんよう。散歩に来たの?
私もそうなんだ。
voice: vo_adv_1003008_008
怜:
【chara 100332 face 4 (sad)】
……そんなに驚いて、どうかした?
何か見慣れないものでも……
voice: vo_adv_1003008_009
怜:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
……ああ、そうか。
【chara 100332 face 1 (normal)】
この子は私の愛馬、マレンゴだよ。よろしく。
voice: vo_adv_1003008_010
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
今日はこの子たちを散歩させようと思って、
公園に来たんだ。
voice: vo_adv_1003008_011
怜:
【chara 100332 face 4 (sad)】
やっぱり近所の公園に馬がいたら、びっくりするよね。
【chara 100332 face 1 (normal)】
でも外を歩かせることは、特に問題ないんだよ。
馬に乗って公道を走ることもできるしね。
voice: vo_adv_1003008_012
怜:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
ひょっとして、馬に興味があるの?
【chara 100332 face 2 (joy)】
せっかくだから、乗ってみる?
この子は特に大人しいから、すぐに乗れるよ。
voice: vo_adv_1003008_013
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
もちろん、いきなり一人で乗れとは言わないさ。
キミはまたがるだけ。
私が引っ張って、マレンゴを歩かせるから。
voice: vo_adv_1003008_014
怜:
【chara 100332 face 2 (joy)】
さあ乗ってみて。私も後ろから押すから、
そこの段差を台にして。
【chara 100332 face 3 (anger)】
いくよ……せーのっ!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1003008_015
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
ちゃんと乗れたね。
【chara 100332 face 2 (joy)】
どう? 乗ってみた感想は?
Choice: (1) 視点が高い。
Choice: (2) 急に動き出しそうで怖い。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1003008_016
怜:
【chara 100332 face 2 (joy)】
ふふっ、当たり前だよ。馬に乗っているんだから。
でもそれだけで喜んでくれるなら、私も嬉しいよ。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1003008_017
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
大丈夫だよ。
手綱は私がちゃんと持っているから。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1003008_018
怜:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
わっ! こ、こらマレンゴ!
暴れるんじゃない!
Choice: (4) お、落ちる……!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1003008_019
怜:
【chara 100332 face 3 (anger)】
しっかり掴まってて!
落馬したら、大怪我してしまう。
マレンゴはすぐに落ち着けるから!
voice: vo_adv_1003008_020
怜:
【chara 100332 face 3 (anger)】
マレンゴ、いい子だから大人しくして!
voice: vo_adv_1003008_021
怜:
【chara 100332 face 4 (sad)】
どうして……?
いつもは、とても大人しい子なのに……
Choice: (5) もう……ダメ……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1003008_022
怜:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
いけない! このままだと落ちる!?
voice: vo_adv_1003008_023
怜:
【chara 100332 face 3 (anger)】
……マレンゴ。
私の大切な人を傷つけるつもり?
voice: vo_adv_1003008_024
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
やっと大人しくなった。
分かってくれたならいいんだよ。ありがとう、マレンゴ。
voice: vo_adv_1003008_025
怜:
【chara 100332 face 1 (normal)】
キミも大丈夫だったみたいだね。
【chara 100332 face 4 (sad)】
よかった。キミになにかあったら……
voice: vo_adv_1003008_026
怜:
【chara 100332 face 6 (surprised)】
……あ! 【chara 100332 face 5 (shy)】
い、いや、今のは違うんだよ!
キミのことを大切な人って言ったのは……!
voice: vo_adv_1003008_027
怜:
【chara 100332 face 4 (sad)】
た、確かに大切な人だけど、
それは友人として、というか……
voice: vo_adv_1003008_028
怜:
【chara 100332 face 3 (anger)】
マレンゴに分からせるために、
とっさに出てしまっただけでっ!
そ、そういうつもりじゃないから!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1003008_029
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさま。
voice: vo_adv_1003008_030
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
乗馬って、まさにお嬢様って感じよね。
voice: vo_adv_1003008_031
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
「こっち」では家を飛び出しちゃうくらい、
そういう生活が嫌だったみたいだけど、
【chara 190011 face 1 (normal)】
「あっち」ではそこまででもなかったのね。
voice: vo_adv_1003008_032
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
まぁ責任感の強い子だから、たとえ嫌でも、
自分の立場をしっかり理解して、
やるべきことをやっちゃう側面もあるんだろうけど。
voice: vo_adv_1003008_033
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
そういう面では、
今後この状況をなんとかする時に、
あんたの力になってくれるでしょうね。
voice: vo_adv_1003008_034
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
でも、できるからって、無理してないとは限らないのよ。
そこは勘違いしないように。
voice: vo_adv_1003008_035
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
まぁ、でもあんたがそばにいるなら、大丈夫か。
【chara 190011 face 2 (joy)】
余計な心配だったかもしれないわね。
voice: vo_adv_1003008_036
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
じゃあ、今回はこのくらいにしておくわ。
【chara 190011 face 5 (shy)】
ばいば~い、またね♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1003008_037
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
んー……あれ?
私は、また眠っていたのか……?
キミも今起きたところ……?
voice: vo_adv_1003008_038
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
大事な話をしてたのに、二人して寝ちゃうなんて……
【chara 100311 face 4 (sad)】
前にもこんなことがあったような……
voice: vo_adv_1003008_039
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
えっと、なんの話を……【chara 100311 face 1 (normal)】
そうそう、お願いの件だったね。
なんでも一つ、聞いてあげる。
何を頼むか、もう決まった?
Choice: (6) もう叶えてもらった。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1003008_040
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
……どういうこと?
キミ、私に乗馬を教えてほしかったの?
【chara 100311 face 4 (sad)】
でもさっき教えてもらった……?
voice: vo_adv_1003008_041
レイ:
【chara 100311 face 6 (surprised)】
もしかして、またキミも同じ夢を見ていたの!?
【chara 100311 face 4 (sad)】
そう……それでもうお願いは叶っちゃったんだ……
voice: vo_adv_1003008_042
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
そんな……
なにをお願いされてもいいように、覚悟して来たのに……
voice: vo_adv_1003008_043
レイ:
【chara 100311 face 4 (sad)】
それに、どうせ乗馬を教えるなら夢の中じゃなくて、
ちゃんと実際に教えたかったな……
voice: vo_adv_1003008_044
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
……でも乗馬に興味があるなら、
お願いとは関係なく、一緒に馬に乗る機会を作ってもいいね。
voice: vo_adv_1003008_045
レイ:
【chara 100311 face 1 (normal)】
例えばそうだな……
二人でどこかに出かけるなんて、どう?
Choice: (7) 楽しそう。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1003008_046
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
決まりだね!
今度予定を合わせて、馬に乗ろう!
voice: vo_adv_1003008_047
レイ:
【chara 100311 face 2 (joy)】
楽しみだな……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そうつぶやくレイは、
自分でも気づかないうちに、
微笑んでいるのだった。