マツリ 第9話
落とし物係に配属され、激務に疲弊するマツリ。相談しにきた老人にいい加減な対応を取りかけてしまうが、{player}のおかげで初心を思い出し、最後は老人の落とし物を見つけられたのだった。


-------------- situation:
どんなお仕事も大切ッス!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 長らく対立していた【王宮騎士団(NIGHTMARE)】と獣人族。
しかし、マツリとクリスティーナが大使として赴いた和平交渉以降、
大きく風向きが変わってきていた。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 全ての人々が心を開いたわけではないものの、
「理解しあい、歩み寄るべきである」という風潮が強まってきたのだ。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 それは獣人族でありながら【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に
所属しているマツリにとって、心強い追い風となっていた……

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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 いや~、最初は和平大使なんて絶対ムリって思ってたッスけど、
なんだか【王宮騎士団(NIGHTMARE)】も風通しがよくなって、
がんばった甲斐があったッス!

voice: vo_adv_1005009_001
マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 でも、まだまだ真のヒーローへの道は遠い……
【chara 100511 face 1 (normal)】 これはきっかけにすぎないッス、【chara 100511 face 2 (joy)】 もっともっと努力して、
早く一人前の団員だって認めてもらえるようにならないと!

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騎士隊長:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 【chara 712 face 1 (normal)】 そうかそうか、それは感心だ。
そのためにまず一つアドバイスだが、立ち番をしているときに
デカい声で独り言を言うのはやめろ、見ていて恥ずかしくなる。

voice: vo_adv_1005009_003
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 ひゃあっ!?
【chara 100511 face 4 (sad)】 しし、失礼したッス隊長!
今後は小さい声で独り言を言うことにするッス!

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騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 いや、黙って仕事をしてくれ。
……ただ、最近の働きぶりが見事なのはその通りだ。
そこで、今までとは違う任務を任せたいと思っていてな。

voice: vo_adv_1005009_005
マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 今までとは、【chara 100511 face 1 (normal)】 違う任務……!
【chara 100511 face 2 (joy)】 それってもしかして、超重要な、
ヒーローっぽい特殊任務だったりするんスか!?

voice: vo_adv_1005009_006
騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 ああ、もちろん!
その名も……

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……落とし物係。

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騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 おい、露骨にがっかりするな!
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の立派な業務の一環だぞ!
お前と一緒にバイトも現場に入れるから、仲良くやれ!

Choice: (1) バイトです。
----- Tag 1 -----
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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 {player}さんも落とし物係になったんスか!?
【chara 100512 face 4 (sad)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の和平交渉をがんばった
メンバーが揃って落とし物係なんて、納得できないッス~!!

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騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 やかましい!
こっちだって落とし物係の係長から
「今月人員補充がなかったら辞めます」って脅されてるんだよ!

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 なんかヒマそうな部署なのに、ずいぶんな要求ッスね……
【chara 100512 face 6 (surprised)】 落とし物の管理をするだけでしょ?

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騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 確かに、ここは市民から届けられた落とし物を受け付けたり、
逆に落とし物を捜している市民から話を聞いて、
該当する物品が届いてないか確認する部署ではある。

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騎士隊長:
【chara 712 face 1 (normal)】 だが、ヒマかどうかは身をもって確かめるがいい。
……いい社会勉強になるだろう。

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 なんか、ずいぶん意味深なこと言って去っていったッス……
【chara 100512 face 4 (sad)】 そんなにヤバい部署なんスか、落とし物係って?

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ……なるほど、そっちもすごく忙しいってこと以外は、
ほとんど何も聞かされてないんスね。

voice: vo_adv_1005009_016
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 じゃあ、悩んでても仕方ないッス!
【chara 100512 face 1 (normal)】 とりあえず中に入って、どんなお仕事か見てみるッス!

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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 こんにちは~!
【chara 100512 face 1 (normal)】 自分、今日から配属になった……

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落とし物係1:
【chara 717 face 1 (normal)】 まさか、君たちは……!
やっと申請が通ったのか!?

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落とし物係2:
【chara 718 face 1 (normal)】 増員だ……増員が来たぞぉ~……

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 えっ、【chara 100512 face 4 (sad)】 なんなんスか、このどんよりした雰囲気……
働いてる人たち、ことごとく猫背でため息ついてるんスけど……?

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係長:
【chara 419 face 1 (normal)】 ようこそ、落とし物係へ。
私がここを取り仕切っている係長よ、【chara 419 face 2 (joy)】 よろしくね。

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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 よかった、顔色のよさそうな人もいるッス……!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あの~、なんでみんな元気がなさそうなんスか?
【chara 100512 face 4 (sad)】 入ってきたときびっくりしちゃったッス。

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係長:
【chara 419 face 2 (joy)】 ちょっと、日々の疲れが溜まってるだけよ。
ここはアットホームな雰囲気で若手でもすぐに昇進できる
素敵な職場だから、怖がらないでがんばってちょうだいね♪

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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 それを聞いたら安心したし、やる気も出てきたッス!
【chara 100512 face 1 (normal)】 ところで、自分は何をしたらいいんスか?

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係長:
【chara 419 face 1 (normal)】 窓口業務をお願いするわ。
市民への対応と、それに伴う書類の作成をやってちょうだい。
【chara 419 face 2 (joy)】 書き方はキャビネットに見本があるから、それを参考にして。

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落とし物係2:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 711 face 1 (normal)】 これだよぉ~……
間違えないようにねぇ~……

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ど、どうも……
でも見た感じ、【chara 100512 face 1 (normal)】 そんな難しそうな書類じゃないッス。
【chara 100512 face 2 (joy)】 和平交渉の時に、書類仕事の練習をしといてよかったッス♪

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係長:
【chara 419 face 2 (joy)】 あら、それは頼もしいわね♪
【chara 419 face 1 (normal)】 それじゃ、さっそく……

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係長:
【chara 419 face 3 (anger)】 総員、構えぇぇぇ~い!!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ひいっ!?
【chara 100512 face 4 (sad)】 えっ、なに、なんなんスか、急にどうしたんスか!?

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落とし物係1:
【chara 717 face 1 (normal)】 受付時間だ……奴らが来る……!

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落とし物係2:
【chara 718 face 1 (normal)】 窓口、開きま~す……!

voice: vo_adv_1005009_033
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ……って、窓口開けるだけッスか?
【chara 100512 face 4 (sad)】 別に戦いに行くわけじゃないのに、大げさ過ぎるんじゃ……

voice: vo_adv_1005009_034
市民1:
【chara 311 face 4 (sad)】 なぁ、財布落としたんだけど届いてないか!?

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市民2:
【chara 1511 face 6 (surprised)】 あの~、【chara 1511 face 4 (sad)】 家の鍵を落としちゃって……

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市民3:
【chara 611 face 1 (normal)】 これを拾ったんだけど、どうすればいいのかねぇ~

voice: vo_adv_1005009_037
市民たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 あの~、落とし物の相談したいんですけど~?

voice: vo_adv_1005009_038
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ななな、なんなんスかコレ~!?
【chara 100512 face 4 (sad)】 窓口開けてちょっとしか経ってないのに、
もう見渡す限り相談者で埋め尽くされてるんスけど!?

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係長:
【chara 419 face 3 (anger)】 ボサっとしてるんじゃあない!
次々片付けていかないと、押し込まれるぞ!
とっとと市民どもの相談を切り返せ~!!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ひぃぃ~!?
係長も、さっきまでと人格が変わっちゃってるッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 どうしたらいいんスか~!?

Choice: (2) とにかく捌こう!
Choice: (3) これは夢だよ。
----- Tag 2 -----
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係長:
【chara 419 face 3 (anger)】 その通りだ、そっちの優男はよく分かってるじゃないか!
目安箱にクレームを投函されたくなかったら対応しろ!!
市民はお前らヒヨッコの判断を待ったりなどせんのだ!!

voice: vo_adv_1005009_042
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 りょ、了解ッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 といっても、いったいどれから手をつけたらいいんスか!?
順番待ちの列すら分からなくなってるッスよ!?

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----- Tag 3 -----
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マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 そうッスね、きっとこれは夢ッス。
落とし物係がこんな地獄みたいな部署のはずないし、
配属初日の自分たちにこんなの対応できるわけ……

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係長:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 419 face 3 (anger)】 現実から目を背けるんじゃない、ヒヨッコども!
お前らがニワトリになるまで市民は待ったりせんのだ、
さっさと相談を捌いていけ~!!

----- Tag 4 -----
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市民3:
【chara 611 face 6 (surprised)】 あの~、これを拾ったんだけどねぇ~
【chara 611 face 4 (sad)】 落とした人、困ってると思うんだよねぇ~
誰か、話を聞いてくれんかねぇ~

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マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 よし、この人のお話からお伺いするッス!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ええっと、見たところボロボロの黒いフードみたいッスけど、
どこで拾ったんスか?

voice: vo_adv_1005009_047
市民3:
【chara 611 face 1 (normal)】 定食屋の裏の、ゴミ捨て場だよ~

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……つまり、ゴミとして捨ててあったのでは?
【chara 100512 face 6 (surprised)】 あの、これも落とし物として受け付けなきゃダメなんスか?

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係長:
【chara 419 face 3 (anger)】 当たり前だヒヨッコ!
落とし物ではないと断言できないものは全部落とし物だ!
それが牛乳を拭いた後の雑巾だろうが、書類を作って受理しろ!

voice: vo_adv_1005009_050
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 分かったッス!
ええっと、あと聞かなきゃいけないのは拾った時間と、
【chara 100512 face 4 (sad)】 届けてくれた人の名前と住所と……

voice: vo_adv_1005009_051
市民1:
【chara 311 face 3 (anger)】 なにを呑気にやってるんだよ!
そんなゴミのことより、俺の財布を捜してくれよ!
【chara 311 face 4 (sad)】 あれがないと、今日の昼めしだって食えないんだぞ!?

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 順番、順番にお願いするッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 ええっと、どうすれば……!?

Choice: (5) この人は僕が対応するよ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1005009_053
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 助かるッス~!
【chara 100512 face 4 (sad)】 手分けしてどんどん捌いていかないと、
窓口が人混みで押しつぶされちゃいそうッスよ~!

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市民2:
【chara 1511 face 4 (sad)】 家の鍵、捜してください~!
【chara 1511 face 6 (surprised)】 色は銀色で、これくらいの大きさなんですけど~!

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マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 はいはい、ただいま~!
【chara 100512 face 4 (sad)】 届いてる落とし物って、どの書類を見たらいいんスか!?

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落とし物係1:
【chara 711 face 1 (normal)】 これが目録だ!
ちなみに銀色の鍵は、今日までに300件以上届いている……!

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マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……マジッスか?
その中から捜せってことッスか?

voice: vo_adv_1005009_058
係長:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 419 face 3 (anger)】 いつ落としたのか確認して、それ以降に届いた鍵だけ見ればいいんだ!
相談者から状況を聞き出して、倉庫に走れ! 全速力だ!!

voice: vo_adv_1005009_059
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ひゃあ~!?

voice: vo_adv_1005009_060
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 な、なんとかラッシュは乗り切ったッス……
{player}さんがいなかったら、どうなってたことか……
というか、落とし物係ってこんなに忙しかったんスか……?

voice: vo_adv_1005009_061
落とし物係1:
【chara 717 face 1 (normal)】 そのとおり。
ランドソル中の落とし物がここに集まるんだ。
首都で、たくさんの人が住んでるから……

voice: vo_adv_1005009_062
落とし物係2:
【chara 718 face 1 (normal)】 みんな知らないだけで、とんでもない数の落とし物があるんだよぉ~……
ちりも積もれば、なんとやらってやつだねぇ~……

voice: vo_adv_1005009_063
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 どうりで、でっかい倉庫がいくつもあったわけッス。
【chara 100512 face 4 (sad)】 まさか落とし物係がこんな過酷な部署だったなんて。
相談者からいっぱい文句も言われるし。

voice: vo_adv_1005009_064
係長:
【chara 419 face 2 (joy)】 みんな、お疲れさま!
【chara 419 face 1 (normal)】 私はこれから団長と倉庫の増設についての会議があって
定時まで戻れないけど、【chara 419 face 2 (joy)】 あとはよろしく!

voice: vo_adv_1005009_065
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 えっ、そうなんスか?
それじゃあ、【chara 100512 face 1 (normal)】 先輩たちに従って……

voice: vo_adv_1005009_066
落とし物係1・2:
【chara 1 face 1 (normal)】 夜勤明けで早上がりなんで……あとはよしなに~……

voice: vo_adv_1005009_067
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 そんな、待ってほしいッス!
【chara 100512 face 4 (sad)】 新人だけ置き去りにしないでほしいッス~!
【chara 100512 face 6 (surprised)】 アットホームな職場じゃなかったんスか、【chara 100512 face 4 (sad)】 ちょっと~!?

voice: vo_adv_1005009_068
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ああ、行っちゃった……
【chara 100512 face 6 (surprised)】 でも、並んでた相談者も一通り対応は終わってるし、
なんとかなりそうではあるッスね。

voice: vo_adv_1005009_069
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……作成が間に合ってない書類は、山のように残ってるッスけど。

voice: vo_adv_1005009_070
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 う~ん、書類の方もなんとか片付いたッスね~
【chara 100512 face 1 (normal)】 もう定時だし、あとは窓口を閉じて係長の帰りを待つだけッス。

voice: vo_adv_1005009_071
おじいさん:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 7511 face 6 (surprised)】 あの、受付時間外に申し訳ない。
【chara 7511 face 4 (sad)】 黒い手袋が届いていないか確認してほしいのだが。

voice: vo_adv_1005009_072
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 はい? え~っと……【chara 100512 face 4 (sad)】 うっ!?
今日届いたものだけでも、いっぱいそれっぽいのがあるッス。

voice: vo_adv_1005009_073
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 時間外って分かってるなら、明日にしてほしいッスよ~
手袋なんて今日一日なくたって大丈夫だろうし、
やんわりと説得して出直してもらうッス……

Choice: (6) 落とした時間と場所に心当たりは?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1005009_074
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ええっ!?
この人の話、聞いてあげるんスか?
【chara 100512 face 4 (sad)】 もう受付時間、終わってるッスよ?

voice: vo_adv_1005009_075
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 ……おじいさんは助けてほしいから、ここまで来た?
だから、助けてあげないのはダメだと思う……?

voice: vo_adv_1005009_076
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 それは、その……

voice: vo_adv_1005009_077
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 ……そうッスね。
【chara 100512 face 6 (surprised)】 申し訳ないッスけど、書類だけお願いしてもいいッスか?
【chara 100512 face 1 (normal)】 自分、倉庫から最近届いた黒い手袋、全部持ってくるッス!

voice: vo_adv_1005009_078
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 おじいさん、それを一緒に確認しましょう。
【chara 100512 face 1 (normal)】 もしかしたら、届いてるかもしれないッスから!

voice: vo_adv_1005009_079
おじいさん:
【chara 7511 face 2 (joy)】 すまない、ありがとう……

voice: vo_adv_1005009_080
おじいさん:
【chara 7511 face 6 (surprised)】 これだよ、この手袋だ……!
【chara 7511 face 2 (joy)】 よかった、届いていたんだな。

voice: vo_adv_1005009_081
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 いやー、よかったッス!
【chara 100512 face 1 (normal)】 もしかして、高級品だったりするんスか?

voice: vo_adv_1005009_082
おじいさん:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 【chara 7511 face 2 (joy)】 いいや、手作りだよ。
ずっと昔、妻が私に編んでくれたんだ。

voice: vo_adv_1005009_083
おじいさん:
【chara 7511 face 4 (sad)】 大切にしていたはずなのに、落としてしまうなんて。
年を取りすぎてしまったようだ……
【chara 7511 face 1 (normal)】 あいつが死んで、もうずいぶんと経つものなぁ。

voice: vo_adv_1005009_084
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 亡くなった奥さんとの、思い出の品だったんスね……
【chara 100512 face 2 (joy)】 親切な人が届けてくれて、よかったッス!

voice: vo_adv_1005009_085
おじいさん:
【chara 7511 face 2 (joy)】 あぁ、まったくだ。
それにお前さんたちも、時間外だったのにありがとう。
やっぱり【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は頼りになるな。

voice: vo_adv_1005009_086
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 次からは、落とさないように気を付けてくださいッス!

voice: vo_adv_1005009_087
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 ……はぁ。

Choice: (7) 疲れちゃった?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1005009_088
マツリ:
【chara 100512 face 4 (sad)】 そうじゃなくて……反省してるッス。
ただの手袋だから、後回しでいいなんて思ってたんスけど。
お金を払っても取り返しがつかない、大切な物だったなんて。

voice: vo_adv_1005009_089
マツリ:
【chara 100512 face 6 (surprised)】 相談に乗ってあげなかったら、あのおじいさん、
きっと家に帰ってからも不安なままだったッス。
【chara 100512 face 4 (sad)】 今夜だけの話だったとしても、そんなの間違ってるッス。

voice: vo_adv_1005009_090
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は、いつでも市民の助けになる。
【chara 100512 face 2 (joy)】 {player}さんがお手本を見せてくれたおかげで、自分、
初心を思い出すことができたッス。

voice: vo_adv_1005009_091
マツリ:
【chara 100512 face 2 (joy)】 悪党をやっつけるのも、落とし物を捜してあげるのも、
同じくらい大切なお仕事ッスね♪

voice: vo_adv_1005009_092
マツリ:
【chara 100512 face 1 (normal)】 ……今日は、一緒にお仕事してくれてありがとうッス!
【chara 100512 face 2 (joy)】 気合を入れ直して、明日からも落とし物係、がんばるッス!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして{player}の助けも借りながら、
マツリはまた少し、一人前の
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】団員に近づいたのだった。