ユキ 第3話
手を繋いだまま離れなくなる魔法をかけられてしまったユキと{player}。さらには雨に降られ、一緒に着替えることに。そこでユキは自身が男であることを告げ、性別を超越した美を見せつけてきた。
-------------- situation:
いたずらな雨
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が散歩をしていると、
聞きなれた声が聞こえてきた。
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ユキ:
【chara 100811 face 3 (anger)】
ちょっと、やめてよー
voice: vo_adv_1008003_001
ナンパ男:
【chara 1111 face 1 (normal)】
おいおい、そりゃねぇよ。
ナンパ待ちしてたから、声かけてやったんだろ?
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ユキ:
【chara 100811 face 3 (anger)】
キミなんて誘ってないよ。
汗臭いから、近づかないでくれる?
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ナンパ男:
【chara 1111 face 2 (joy)】
嫌がるフリなんかしちゃってさぁ……
そういう趣味なのか?
いいぜ、とことん付き合ってやるよ。
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ユキ:
【chara 100811 face 3 (anger)】
そんな趣味なわけないでしょ……
【chara 100811 face 4 (sad)】
あぁ、もう、しつこい人だなぁ……
Choice: (1) 助けに入る。
----- Tag 1 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
あ、{player}さん。
ちょうどいいところに。
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ナンパ男:
【chara 1111 face 3 (anger)】
なんだ、てめぇ!
その子は俺と話してたんだ!
邪魔すんじゃねぇよ!
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ユキ:
【chara 100811 face 3 (anger)】
邪魔なのはキミだよ。
ボク、この人と用事があるんだ。
【chara 100811 face 1 (normal)】
それじゃあね!
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ナンパ男:
【chara 1111 face 6 (surprised)】
……な!?
もしかして彼氏か!?
【chara 1111 face 3 (anger)】
くそぉ、男がいるのに俺のこともてあそんだのか!?
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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
もてあそんだ覚えはないよ……
そっちが勝手に勘違いしたんでしょ。
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ナンパ男:
【chara 1111 face 3 (anger)】
許さねぇ! お前らなんて……
手をつないだまま離れなくなる魔法をかけてやる!
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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
うわっ!
【chara 100811 face 3 (anger)】
ちょっと、なにするの!?
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ナンパ男:
【chara 1111 face 2 (joy)】
はは、いい気味だ!
【chara 1111 face 1 (normal)】
あばよっ!
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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
あらら……
本当に{player}さんと手つないだまま、離れないね……
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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
うーん……?
でも、この魔法かなり弱いね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
たぶん、効果は一日ってところかな?
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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
明日の朝には解けてるだろうから、
それまでのガマンだね。
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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクにとっては不便だけど、
【chara 100811 face 2 (joy)】
キミにとってはご褒美でしょ?
Choice: (2) 早く離れたい……
Choice: (3) ずっとこうしていたい。
----- Tag 2 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 5 (shy)】
もう~、照れちゃって可愛いなぁ。
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
そう言うと思ったよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
正直なんだね、{player}さん。
----- Tag 4 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
でも、片手が使えないのは不便だね……
困っちゃったなぁ……
voice: vo_adv_1008003_020
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
あ、そうだ!
ギルドハウスに行けば、いろんな本もあるし、
魔法を解く方法がわかるかも。
voice: vo_adv_1008003_021
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
{player}さん、ちょっとギルドまでついてきて──
voice: vo_adv_1008003_022
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
【chara 100811 face 4 (sad)】
あれ?
いま、ほっぺたに水滴が……?
voice: vo_adv_1008003_023
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
わっ、すごい雨!?
【chara 100811 face 3 (anger)】
{player}さん、ギルドハウスはすぐそこだから、急ごうっ!
voice: vo_adv_1008003_024
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
うわー、びしょ濡れになっちゃったね?
このままだと風邪引いちゃうよ……
着替えようか?
voice: vo_adv_1008003_025
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
え? 別々の部屋で……?
【chara 100811 face 1 (normal)】
でも、魔法のせいで手が離れないよ?
一緒に着替えるしかないって。
voice: vo_adv_1008003_026
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
じゃあ、ボク先に着替えちゃうね。
【chara 100811 face 2 (joy)】
よいしょっ……
voice: vo_adv_1008003_027
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
いやん、下着もびっしょり……
【chara 100811 face 5 (shy)】
ああん、こんなとこまで濡れちゃってる……
voice: vo_adv_1008003_028
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
もう全部脱ぐしかないかなぁ。
voice: vo_adv_1008003_029
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
もう、{player}さん、なに慌ててるの?
【chara 100811 face 1 (normal)】
別に照れることないのに。
voice: vo_adv_1008003_030
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
男同士なんだから。
voice: vo_adv_1008003_031
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
あれ? なに驚いてるの?
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボク、男だよ。
言ってなかったっけ?
voice: vo_adv_1008003_032
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
そう……生物学上、ボクは男だよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
真の美というのは、性別さえ超越しちゃうんだよ。
voice: vo_adv_1008003_033
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ほら、{player}さん。
ボクの体、本当に美しいでしょ?
【chara 100811 face 5 (shy)】
{player}さんも興味津々だよね?
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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
直接、肌を見せるなんて、
{player}さんだけの特別サービスだからね。
【chara 100811 face 5 (shy)】
ほらほら、好きなだけ愛でていいんだよ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
あまりにも驚いて、寒さも忘れる{player}だった。