ユキ 第5話
ユキは自身の美しさを世界に広げるため、ギルドの家財を売って購入した気球で旅に出ようとしていた。しかし、怒ったギルドメンバーにつかまり、ユキの美を広める旅は失敗に終わるのだった。


-------------- situation:
遥かなる旅路へ……!?
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}はユキから呼び出されていた。

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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 おーい、{player}さん!
【chara 100811 face 2 (joy)】 お待たせ。

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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 こんなに可愛いボクの到着を待てるなんて、
【chara 100811 face 2 (joy)】 {player}さんは幸せものだね?

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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 じゃあ、さっそく行こうか?

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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 どこに行くかって?
【chara 100811 face 1 (normal)】 あれ? 言ってなかったっけ?

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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 ボクは決めたんだよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】 世界中を旅するってね!

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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 こんなにも可愛いボクの存在を知らない人がいるなんて、
かわいそうでしょ。
【chara 100811 face 2 (joy)】 だから、ボクの存在を広く知らしめるんだ。

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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 とりあえず、まだ行ったことのない街を巡っていく予定だよ。
{player}さんも手伝ってくれるよね?
【chara 100811 face 2 (joy)】 さぁ、出発しようか。

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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 {player}さん、こっちこっち!
これで、魔物は気にならないよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】 ほら、これを見て!

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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 そう、気球だよ!
空を飛んじゃえば、魔物だって手出しはできないよね?
【chara 100811 face 1 (normal)】 これで、いろんな街を巡っていくことにしたよ。

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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 {player}さんにも手伝ってもらおうと思ったけど……
この気球、一人乗りなんだよ。
悪いけど、ボク一人で行くことにしたから。

Choice: (1) 一緒に行きたい。
Choice: (2) よかった。残っていいんだ……
----- Tag 1 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】 気持ちはわかるよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】 美しいボクと離れたくないよね?

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----- Tag 2 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 またまた~
強がっちゃって、可愛いなぁ。
本当はついてきたいんだよね?

----- Tag 3 -----
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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 でも、ガマンしてくれるかな? {player}さんまで
いなくなったら、ギルドのみんなが寂しがるからね。
キミには、彼女たちのことを任せるよ。

voice: vo_adv_1008005_013
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 ……悲しい別れはしたくないから、
【chara 100811 face 2 (joy)】 すぐに出発するよ。
それじゃあ、元気でね!

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アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】 ま、待って……待ってください!
先輩、ユキさんを止めてください!

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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 アユミ……
引き留めようとしても、無駄だよ。
ボクがいなくなって悲しいのはわかるけど……

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アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】 そうじゃありません!
ギルドの家財道具が、ほとんどなくなってるんです!
【chara 105511 face 4 (sad)】 業者の人に聞いたら、ユキさんが売ったって……

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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 ああ、そのことか。
【chara 100811 face 1 (normal)】 この気球を買うのにお金が必要だったからね。

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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】 前々から美しくないと思っていた家具を、
まとめて売っちゃうことにしたんだよ。

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 み、みんなの家具ですよ?
【chara 105511 face 4 (sad)】 勝手に売っちゃダメな気が……

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ニノン:
【chara 103011 face 3 (anger)】 そうデース!
ワタシの掛け軸を返すデス!

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クウカ:
【chara 104511 face 4 (sad)】 私、あのソファがないと妄想がはかどらなくて……

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 みんなの共有財産を私的に扱うとは、何事だ!
早く戻ってこい!

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ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】 悪いけど、もう浮上が始まってしまった。
【chara 100811 face 2 (joy)】 ボクは、このまま世界を旅してくるよ。

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 あいつめ、逃げるつもりか……!
アユミ、やってしまえ!

voice: vo_adv_1008005_025
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 え……は、はい!
わかりました……【chara 105511 face 3 (anger)】 えいっ!

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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】 うわっ、気球に穴が!?
【chara 100811 face 4 (sad)】 お、おち……落ちるー!!

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 さぁ、追い詰めたぞ!
私たちの家具を取り戻してもらおうか?

voice: vo_adv_1008005_028
ユキ:
は、離せ~! これは世界の為なんだ~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、ユキの旅は失敗に終わるのだった。