ユキ 第11話
{player}のデートのドタキャンを問い詰めるべく、雪は彼の家に押しかけ壁ドンで逃げ場を塞ぐ。ドタキャンの真相を聞かされ納得した雪はいっそ付き合おうか? といたずらっぽく迫るのだった。
-------------- situation:
虹村雪は逃がさない
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
見事第二の試練も突破したユキと{player}。
その後二人はついに神殿まで辿り着くことができた。
voice: vo_adv_1008011_000
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
やっと、【chara 100811 face 2 (joy)】
やっと着いた……
【chara 100811 face 1 (normal)】
この神聖な感じ、きっとここが女神の神殿だよ!
voice: vo_adv_1008011_001
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
いろいろ大変だったけど、
これで女神の祝福が受けられるわけだ。
voice: vo_adv_1008011_002
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
……でも、まだ祝福された感じはしないかな。
voice: vo_adv_1008011_003
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
神殿に来るまでも試練があったし、
きっとここでもそういうのがあるのかもしれないね。
voice: vo_adv_1008011_004
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
アメス神ってもしかして、忍耐力も美徳って言うタイプの
女神なのかなあ……
voice: vo_adv_1008011_005
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ま、ここで立ち止まってても仕方ない。
先に進もう。
voice: vo_adv_1008011_006
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
聞いた話だと女神像があるらしいんだけど……
あ! 【chara 100811 face 1 (normal)】
あった! おあつらえ向きに参拝できるスペースもあるよ。
voice: vo_adv_1008011_007
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
試練が無事にクリアできるようにお願いしておこう。
【chara 100811 face 1 (normal)】
キミもボクのために祈ってよ!
voice: vo_adv_1008011_008
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
女神様、どうかボクに美の祝福を……!
Choice: (1) ユキに祝福を与えてあげてください……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1008011_009
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
あ……光が! 【chara 100811 face 1 (normal)】
もしかしてこれが祝福なのかな?
【chara 100811 face 6 (surprised)】
でも、ちょっとまぶしすぎない?
voice: vo_adv_1008011_010
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
わ、【chara 100811 face 4 (sad)】
わああ!
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
外での用事を終えて帰宅した{player}。
自室のドアを開けると──
voice: vo_adv_1008011_011
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
遅い。こんな時間まで何してたの?
Choice: (2) ど、どうしてここに……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1008011_012
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
どうしたもこうしたもないよ。【chara 100832 face 6 (surprised)】
メッセージ見たけど、どういうことさ。
voice: vo_adv_1008011_013
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
今日のデート、楽しみにしてたのに、突然キャンセルだなんて。
長文の謝罪より直接説明が欲しいから来てあげたんだよ!
voice: vo_adv_1008011_014
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
納得のいく説明が聞けるまで、ボク帰らないからね。
Choice: (3) その……ええと……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1008011_015
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
なに逃げようとしてるの、さ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1008011_016
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
ねぇ、怒らないから教えてほしいな?
【chara 100832 face 6 (surprised)】
ボクとのデートより大切なことっていったい何なの?
Choice: (4) 雪、近、近い……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1008011_017
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
ちょっと、顔逸らさないで。【chara 100832 face 6 (surprised)】
ちゃんとボクの目を見てよ。
voice: vo_adv_1008011_018
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
ボクさ、今日すっごく楽しみにしてたんだよ?
voice: vo_adv_1008011_019
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
バラの香油でお肌の手入れをしたり、
美容院も行って髪もつやつやにして
かわいい服を選んでさ。
voice: vo_adv_1008011_020
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
わかるでしょ?
今日のボクが、いつもよりも輝いて見えるの。
【chara 100832 face 3 (anger)】
それなのに、キミときたら……
voice: vo_adv_1008011_021
雪:
【chara 100832 face 3 (anger)】
最高のボクをお披露目してあげようと思ったのに、
ドタキャンだなんて……【chara 100832 face 6 (surprised)】
キミらしくないじゃないか。
voice: vo_adv_1008011_022
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
……ねえ、いったい何があったの?
voice: vo_adv_1008011_023
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
普段のキミなら絶対こんなひどいことしないはずだよ?
【chara 100832 face 3 (anger)】
せめて理由ぐらい話してほしいんだけど。
Choice: (5) じ、実は──
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1008011_024
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
ふーん。【chara 100832 face 1 (normal)】
つまりキミは、ボクの彼氏だと思われてて、
今朝いきなり他校の男子生徒から
勝負を仕掛けられちゃった、と。
voice: vo_adv_1008011_025
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
で、ボクに心配はかけまいと内緒で話し合いに行った……?
voice: vo_adv_1008011_026
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
だけどなかなか納得してもらえなくて、
しかもキミはボクの本当の彼氏じゃない以上、
あんまり強くも言えなくて……
voice: vo_adv_1008011_027
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
それでこんな時間までかかっちゃった……
【chara 100832 face 1 (normal)】
だけど、ちゃんとわかってはもらえたんだ……?
Choice: (6) その通りです……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1008011_028
雪:
【chara 100832 face 1 (normal)】
なるほど。なんともキミらしい話だね。
【chara 100832 face 2 (joy)】
かわいいボクのためだったなら、仕方ないな。
voice: vo_adv_1008011_029
雪:
【chara 100832 face 1 (normal)】
でも次こんなことがあったらすぐボクを呼んで。一緒に行くから。
voice: vo_adv_1008011_030
雪:
【chara 100832 face 2 (joy)】
すっごくめんどくさいけど、ボクのかわいさが招いたことだもんね。
【chara 100832 face 5 (shy)】
はぁ、ボクってばどこまで罪深いんだろう……
voice: vo_adv_1008011_031
雪:
【chara 100832 face 6 (surprised)】
そうだ、【chara 100832 face 1 (normal)】
この際だし……本当のことにしちゃうのはどうかな?
voice: vo_adv_1008011_032
雪:
【chara 100832 face 1 (normal)】
つまり、【chara 100832 face 5 (shy)】
ボクと付き合っちゃう? ってこと。
voice: vo_adv_1008011_033
雪:
【chara 100832 face 5 (shy)】
そうすればキミも遠慮しなくてすむし、
ボクとしてもナンパされずにすむしで大助かりなんだけど……
Choice: (7) あ、あの、あわわわ……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1008011_034
雪:
【chara 100832 face 2 (joy)】
あはは、キミ、すっごい顔してるよ!
【chara 100832 face 1 (normal)】
目ぇ開きすぎ、そんなに驚いた?
voice: vo_adv_1008011_035
雪:
【chara 100832 face 1 (normal)】
まぁたしかに、【chara 100832 face 5 (shy)】
こんな美しい子に迫られたらそうなるよね。
voice: vo_adv_1008011_036
雪:
【chara 100832 face 5 (shy)】
それにしても大きな目だね。美しいボクが映ってるよ。
voice: vo_adv_1008011_037
雪:
【chara 100832 face 5 (shy)】
キミの瞳に映るボク、つまりキミを見つめるボクは、
格別に美しいな♪ 【chara 100832 face 2 (joy)】
ふふ、ふふふ♪
voice: vo_adv_1008011_038
雪:
【chara 100832 face 5 (shy)】
ほら、瞬きなんてしちゃだめだよ♪
もっとよく見せてくれなくちゃ。
キミの瞳に映る、美しいボクの姿をさ。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1008011_039
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
ああもう! いいところで終わっちゃった……!
【chara 190011 face 3 (anger)】
ちょっとあんた、ユキちゃんの告白になんて答えたの!?
voice: vo_adv_1008011_040
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……って、今のあんたには記憶がないんだったわね。【chara 190011 face 4 (sad)】
残念だわ……
voice: vo_adv_1008011_041
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
それにしても、困ったわね……
ユキちゃん、あたしの祝福を期待してると思うけど、
あたしは別に美の女神になった覚えはないんだけどね……
voice: vo_adv_1008011_042
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
そもそも、あんたたちのいる場所は『美の聖域』じゃなくて……【chara 190011 face 6 (surprised)】
あっ。
voice: vo_adv_1008011_043
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ふふ、そうね、そうしましょうか……
voice: vo_adv_1008011_044
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
えー、ごほん……【chara 190011 face 2 (joy)】
なんでもないわ。
それより、ユキちゃんがもっと美しくなれる方法よね?
祝福は無理だけど、アドバイスはできるかも。
voice: vo_adv_1008011_045
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
その神殿の先にある、聖山の頂上へ行くのをお勧めするわ。
道のりは険しいけど、今のあんたたちなら大丈夫。
乗り越えた先で、きっと分かるはずよ。
voice: vo_adv_1008011_046
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
──ユキちゃんが探し求めていた答えは、
案外近くにあるってことをね。
voice: vo_adv_1008011_047
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あたしに言えるのはこれぐらいかしら。
【chara 190011 face 2 (joy)】
さあ、あと一息よ。がんばってね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1008011_048
ユキ:
【chara 100811 face 4 (sad)】
ん……あ、れ……【chara 100811 face 6 (surprised)】
ボク寝ちゃってた?
ここまで来るのに疲労が溜まってたのかな……
voice: vo_adv_1008011_049
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
あ、そんなことより【chara 100811 face 1 (normal)】
女神の祝福だよ!
【chara 100811 face 2 (joy)】
あれだけ光を浴びたんだから、それはもう神話級の美しさに……
voice: vo_adv_1008011_050
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
うーん、たしかに美しいけど、特に変化はないみたい。
じゃあ、あの光はなんだったの?
Choice: (8) 実は託宣があったんだ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1008011_051
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
──ふーん。【chara 100811 face 1 (normal)】
つまりその聖山へ行けば、
その『答え』があるかもしれないんだね。
それが最後の試練で、祝福ってことか。
voice: vo_adv_1008011_052
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
ここまで来て、まだ先があるなんて、アメス神もなかなか
意地が悪いよね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
だけど、このくらいじゃボクは諦めたりしないよ!
voice: vo_adv_1008011_053
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
何があるかわからないけど、
ここまで来て引き返すなんてありえないよね。
voice: vo_adv_1008011_054
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
あとちょっとで美の祝福がボクに……【chara 100811 face 1 (normal)】
もうじっとしてられない!
【chara 100811 face 2 (joy)】
キミも急いで! 早く早く!
voice: vo_adv_1008011_055
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
一刻も早く、聖山に──【chara 100811 face 6 (surprised)】
あっ!
voice: vo_adv_1008011_056
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
危ない危ない、石につまずいちゃったよ……
【chara 100811 face 1 (normal)】
壁がなければ転ぶところだった……【chara 100811 face 6 (surprised)】
あれ?
Choice: (9) (ユキの顔が目の前に……)
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1008011_057
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
あはは、【chara 100811 face 1 (normal)】
もしかしてこの体勢って壁ドンってやつ?
voice: vo_adv_1008011_058
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
偶然だけど、まさかキミに壁ドンすることになるなんてね!
【chara 100811 face 6 (surprised)】
……なにびっくりした顔してるんだい?
【chara 100811 face 1 (normal)】
あぁ、もしかして幸運を噛み締めてるの?
voice: vo_adv_1008011_059
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
たしかに、ボクにこんなことしてもらった人間は、
世界中を捜し回ったってキミだけだよ。
voice: vo_adv_1008011_060
ユキ:
【chara 100811 face 5 (shy)】
今までも、これからも──きっとね。
voice: vo_adv_1008011_061
ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
ほらほら、そんなにびっくりしてないで。
感謝してよね♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
壁ドンのままウィンクを返され、
胸の高まりが止まらない{player}だった。