アンナ 第9話
偶然手に入れた白紙の魔導書に冥風戦記を書いてしまったアンナ。戦いの最中魔導書に書いたセリフしか話せなくなるも、{player}への愛のセリフを口にしかけたところで慌てて止めるのであった。
-------------- situation:
無貌魔導書
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}とシュテッヒパルムは
昼なお薄暗い洞窟を奥へと進んでいく。
voice: vo_adv_1009009_000
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
おお……
なにやら怪しい雰囲気だぞ、シグルド!
【chara 100911 face 1 (normal)】
貴様の持ってきた宝の地図、どうやら本物のようだな。
voice: vo_adv_1009009_001
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
あとはここに眠る遺物が、我が前世記憶読込の役に立てばよいが……
Choice: (1) 執筆、苦労してるみたいだね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1009009_002
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふっ……やはり貴様には全てお見通しか。
【chara 100911 face 4 (sad)】
「冥風戦記」の続きを考え……【chara 100911 face 6 (surprised)】
ではなく思い出すには
前世と同じ数多の戦いの記憶こそが必要だからな。
voice: vo_adv_1009009_003
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
故に今回の探索は、おおいに我が魂に刺激を与えてくれているぞ!
【chara 100911 face 2 (joy)】
さあ、この調子でどんどんと奥へ……
Choice: (2) 危ない!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1009009_004
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
なっ、どうしたシグルド!?
【chara 100911 face 3 (anger)】
こ、こんな場所で急に抱き付いてきて……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1009009_005
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
魔物だと!?
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふっ、そうか……どうやら守護者のようだな。
【chara 100911 face 1 (normal)】
ならば宝は近い! いくぞシグルドよ!
Choice: (3) 合わせる!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1009009_006
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
羅刹涅槃・無式……【chara 100911 face 6 (surprised)】
いや、洞窟内では危険か!
【chara 100911 face 3 (anger)】
ならば、詠唱破棄!
てやああ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1009009_007
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
やったか!?
【chara 100911 face 2 (joy)】
くっくっ……我ら「熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団」にかかれば他愛もないわ!
voice: vo_adv_1009009_008
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
見ろ、シグルド!
宝の山……【chara 100911 face 6 (surprised)】
というほどではないが、
【chara 100911 face 1 (normal)】
戦利品には違いないぞ!
voice: vo_adv_1009009_009
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
なにか珍しいものは……【chara 100911 face 6 (surprised)】
うん?
なんだ? これは……
Choice: (4) 本みたいだね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1009009_010
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
なんらかの魔導書か、あるいは手記なのだろうが……
白紙だ。なにも書かれてないぞ?
voice: vo_adv_1009009_011
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
確かに魔力は感じるのだが……
【chara 100911 face 1 (normal)】
仮に名付けるなら……無貌魔導書、と言ったところか。
voice: vo_adv_1009009_012
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
後世に託された救世の書物か、
【chara 100911 face 6 (surprised)】
はたまた世間から隠さねばならない危険な魔書か……
【chara 100911 face 2 (joy)】
これはなにか裏があるな!
voice: vo_adv_1009009_013
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふふっ、面白いではないか……
我らの冒険はまだ終わってはいない!
【chara 100911 face 1 (normal)】
持ち帰り調査を続けるとしよう!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
戦利品を持ち帰った{player}とシュテッヒパルムは
その足で裏通りにある鑑定屋へと立ち寄っていた。
voice: vo_adv_1009009_014
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
と、いうわけでな。
こいつを調べてもらいたい。
voice: vo_adv_1009009_015
鑑定屋:
【chara 611 face 2 (joy)】
ふぇっふぇっふぇっふぇっふぇ……
ずいぶんとご無沙汰だったじゃないか、シュテッヒパルム。
それで……魔導書の鑑定かい?
voice: vo_adv_1009009_016
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
ああ、頼む。
私は無貌魔導書と仮称しているが。
voice: vo_adv_1009009_017
鑑定屋:
【chara 611 face 6 (surprised)】
白紙の魔導書とは珍しいねえ。
【chara 611 face 1 (normal)】
それじゃあ見つけた場所と状況を詳しく聞かせておくれ。
【chara 611 face 6 (surprised)】
ふむ、その地図の示す場所にあった、と……なるほど……
voice: vo_adv_1009009_018
鑑定屋:
【chara 611 face 6 (surprised)】
残念ながら初めて見るねえ。
何も書かれていないのに魔力は感じるとは……【chara 611 face 2 (joy)】
面白いじゃないか。
どうするね? 追加の調査が必要なら預かって調べようかねえ?
voice: vo_adv_1009009_019
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
いや、こちらでも調査はしたい。
【chara 100911 face 1 (normal)】
そうだな……
似たものがないかどうかを調べてもらおうか。
voice: vo_adv_1009009_020
鑑定屋:
【chara 611 face 1 (normal)】
そうかい……なら目録調査だね。
【chara 611 face 6 (surprised)】
それじゃあ鑑定料は通常の3割増しで……【chara 611 face 1 (normal)】
これくらいさね。
voice: vo_adv_1009009_021
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
これで足りるな?
調査報告は……【chara 100911 face 1 (normal)】
そうだな。いつもの店に届けておいてくれ。
それじゃあ頼んだぞ。
voice: vo_adv_1009009_022
鑑定屋:
【chara 611 face 2 (joy)】
いーひっひっひっ、承ったよ。
voice: vo_adv_1009009_023
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
どうだ? シグルド!
プロ、って感じでかっこよかっただろう?
Choice: (5) 預けなくてよかったの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1009009_024
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふっふっふ……甘いぞシグルドよ!
【chara 100911 face 6 (surprised)】
現物を渡してしまうとすり替えの危険性があるからな。
【chara 100911 face 1 (normal)】
こうして情報だけ渡して調査を頼むのだ。
voice: vo_adv_1009009_025
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
魔導書にはこれまで発見されたものを編纂した膨大な目録があるからな。
【chara 100911 face 1 (normal)】
そこを当たってもらうのだ。
相手もプロ、調査に足る情報はあれで充分というわけだ。
voice: vo_adv_1009009_026
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
プロにはプロの流儀がある……
【chara 100911 face 1 (normal)】
私も伊達に長いこと【トワイライトキャラバン】で
活動しているわけではないぞ!
voice: vo_adv_1009009_027
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
まあ、目録調査での結果を待ちつつ、
こちらでも鑑定はしてみるがな。
【chara 100911 face 2 (joy)】
それじゃあ、今日はこのくらいにしておこう。
voice: vo_adv_1009009_028
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
何か分かったらすぐに連絡をする。
待っていろ、シグルドよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その夜……シュテッヒパルムは、宿屋に宿泊していた。
voice: vo_adv_1009009_029
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
うーむ……やっぱり分からないな……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
なんらかの魔力は感じるのに、
隠されている文字が浮かび上がるというようなこともない……
voice: vo_adv_1009009_030
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
大人しく調査結果を待つかあ……【chara 100911 face 1 (normal)】
しかし、今日の冒険はなかなかだったな!
voice: vo_adv_1009009_031
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 5 (shy)】
二人きりの洞窟、危険に飛び込まんとする冥姫。
それを身体を張って止めようとするシグルド!
【chara 100911 face 2 (joy)】
戦いの果てに見つかる、謎をはらんだ無貌魔導書……
voice: vo_adv_1009009_032
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 5 (shy)】
うおお、浮かんできた!
浮かんできたぞ! 続きを……「冥風戦記」の続きを書かねば!
voice: vo_adv_1009009_033
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
書くもの書くもの……【chara 100911 face 6 (surprised)】
って、うわあああ!
しまった、書きかけの本はギルドハウスだ!
【chara 100911 face 4 (sad)】
魔導書の暴発の危険性を考えて外泊したのが仇になったか……
voice: vo_adv_1009009_034
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
以前持ち帰った魔道具の暴発で、ギルドハウスに煉獄を現出させた時は、
【chara 100911 face 3 (anger)】
よく分からない拾い物をホイホイと持ち帰るな!
【chara 100911 face 4 (sad)】
とルカに朝まで説教されたからなあ……
voice: vo_adv_1009009_035
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
くうう、このままでは折角の傑作アイデアが消えてしまう!
【chara 100911 face 4 (sad)】
ああ、何か……何か書くもの!
voice: vo_adv_1009009_036
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
ペンはあるが……
なにか紙、書き込める白紙の……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
あ。
voice: vo_adv_1009009_037
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
今日の戦利品!
voice: vo_adv_1009009_038
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
いや、しかし……【chara 100911 face 6 (surprised)】
うん、まあメモ程度なら、いいか……
【chara 100911 face 3 (anger)】
背に腹は代えられん!
voice: vo_adv_1009009_039
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
よし……メモとして書き留めておこう……
voice: vo_adv_1009009_040
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
手に入れた無貌魔導書を解読する閃光のシグルドと疾風の冥姫。
【chara 100911 face 6 (surprised)】
そこに書かれていたのは地上の支配を狙う
永劫魔幻竜の邪悪な計画であった。
voice: vo_adv_1009009_041
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
『ふはははは、逃がさんぞ!
まずは貴様だ、疾風の冥姫よ! この魔竜の咆哮を存分に味わえ!』
voice: vo_adv_1009009_042
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『危ない!』
とっさに疾風の冥姫を庇うシグルド!
voice: vo_adv_1009009_043
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
その結果、シグルドは永劫魔幻竜の呪いをその身に受けてしまう、【chara 100911 face 1 (normal)】
と……
うん、いい……いいぞ!
voice: vo_adv_1009009_044
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『なんということを! シグルド!』
【chara 100911 face 4 (sad)】
『貴公さえ無事ならばオレは……』
『シグルドおおおお!』
voice: vo_adv_1009009_045
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
『はずしたか……【chara 100911 face 2 (joy)】
まあ良い、一人は片付いた。
疾風の冥姫、もはや貴様だけでは何もできまい。』
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『これは、術者の紅竜血でしか解呪できないという魔竜刻印……!』
voice: vo_adv_1009009_046
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
『くくく……熱と痛みで苦しかろう!
貴様を庇ったせいだぞ、疾風の冥姫よ!』
【chara 100911 face 3 (anger)】
『だが……まだ動ける!』【chara 100911 face 4 (sad)】
『無茶をするなシグルド!』
voice: vo_adv_1009009_047
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
『いまだ、冥姫!』
『この死にぞこないがあああ!』【chara 100911 face 4 (sad)】
『シグルドおお!』
【chara 100911 face 3 (anger)】
『シグルドの、仇だああああああ!』
voice: vo_adv_1009009_048
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
シグルドの助けを借り、永劫魔幻竜を屠る冥姫だが、
竜の骸が放つ破滅の咆哮が冥界門を開かんとする……
voice: vo_adv_1009009_049
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
『ただでは滅びぬ……貴様らも道連れだ……』
【chara 100911 face 6 (surprised)】
竜の血を使えば門を閉じることができるが、
世界とシグルド両方を救うには血の量が足りない……
voice: vo_adv_1009009_050
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
『死してなお、この世界を滅ぼそうとするか……』
『冥姫よ、オレにかまうな……』
voice: vo_adv_1009009_051
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
『世界か、貴公か……どちらかを選べと言うのか……!』
『シグルドのいない世界など、どうなってもよい!』
voice: vo_adv_1009009_052
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
世界が闇に飲まれていく中、二人は熱き抱擁を交わし……
【chara 100911 face 2 (joy)】
『案ずるな、我らは魂の半身……死すら我らを分かつことはできぬ』
『ああ……次の世界で、必ずやまた逢おう……』
voice: vo_adv_1009009_053
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 5 (shy)】
『愛している、冥姫』
『私もだ、シグルドよ……』
voice: vo_adv_1009009_054
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
世界が闇に飲まれていく中、二人は熱き抱擁を交わし……
【chara 100911 face 5 (shy)】
せ、接吻を……! おおおーーー!
これは傑作だああああーーーー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
筆が乗ったシュテッヒパルムは、今日の冒険を元にシグルドと冥姫の
熱い愛の物語を夜を徹して書き綴るのであった。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そして翌日……
voice: vo_adv_1009009_055
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
ふぁあ……ああ、すまんすまん……
【chara 100911 face 1 (normal)】
寝不足でな……
voice: vo_adv_1009009_056
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
しかし昨夜は本当に筆がのったなあ……
【chara 100911 face 2 (joy)】
ふふっ、間違いなく、我が人生における最高傑作の一つとなるであろう。
Choice: (6) 楽しそうだね。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1009009_057
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
うむ! 充実した夜だった……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
そのせいで少し寝不足だがな!
voice: vo_adv_1009009_058
店長:
【chara 7511 face 1 (normal)】
おい、疾風の。注文の品だ。
二人分でよかったよな?
voice: vo_adv_1009009_059
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
おお、来たか、魔龍灼熱咆哮麺!
やはり原稿明け……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
じゃなくて【chara 100911 face 1 (normal)】
記憶を呼び覚ました疲労にはこいつが一番効くのさ!
voice: vo_adv_1009009_060
店長:
【chara 7511 face 4 (sad)】
うちのカレーうどんに変な名前つけんじゃねえ。
【chara 7511 face 1 (normal)】
兄ちゃんは初めてか。熱いから気を付けな。
それと、鑑定屋の婆さんから預かりもんだ。
voice: vo_adv_1009009_061
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
おお? 【chara 100911 face 1 (normal)】
なんだ、もう済んだのか。
流石はプロだな。
Choice: (7) その封筒は?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1009009_062
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
昨日の無貌魔導書の調査結果だ。
【chara 100911 face 2 (joy)】
さて失伝禁呪か、あるいは神々に封印されし祟怨外典か……
voice: vo_adv_1009009_063
店長:
【chara 7511 face 4 (sad)】
まあ、なんでもいいが俺の店で厄介事は勘弁してくれよ?
voice: vo_adv_1009009_064
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
はっはっは、任せておけ!
【chara 100911 face 1 (normal)】
私がこの店に迷惑などかけるわけがないだろう。
なあ?
voice: vo_adv_1009009_065
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
どうしたシグルド? 無貌魔導書のことが気になるのか?
【chara 100911 face 1 (normal)】
だが落ち着くがいい。まずは魔龍灼熱咆哮麺からだ。
voice: vo_adv_1009009_066
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
冷めたり麺が伸びたりしたらおいしくないだろう。
【chara 100911 face 3 (anger)】
それに、魔龍灼熱咆哮麺はあまりに危険な供物……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
食べながら読んでは無貌魔導書に飛び散ってしまうからな!
voice: vo_adv_1009009_067
???:
【chara 6311 face 1 (normal)】
おう! 見つけたぜ。
テメェがアン……【chara 6311 face 4 (sad)】
なんとかシュテップなんとかだな?
Choice: (8) 人違いです。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1009009_068
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
うむ……そのような名は聞いたこともないな。
voice: vo_adv_1009009_069
???:
【chara 6311 face 3 (anger)】
いいや、テメェで間違いねえ!
そのふざけた格好と、ふざけた目の色!
こないだアニキを捕まえて牢屋にぶち込みやがっただろうが!
voice: vo_adv_1009009_070
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
その言い様……どうやら私が封じた邪なる者の眷属のようだな!
【chara 100911 face 1 (normal)】
いいだろう! 相手になってやる!
voice: vo_adv_1009009_071
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
我こそは「熾炎戦鬼煉獄血盟暗黒団」団長!
暗黒騎士にして、終焉戦争を終わらせし、旧世界の英雄!
voice: vo_adv_1009009_072
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
アンネローゼ・フォン・シュテッヒパルム!
人呼んで、疾風の冥姫!
そしてこちらは我が魂の半身!
Choice: (9) 閃光のシグルドです。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1009009_073
リュウ:
【chara 6311 face 2 (joy)】
おう、いい度胸じゃねえか!
【chara 6311 face 1 (normal)】
オレはアニキの最古参の舎弟、リュウ!
テメェらを病院送りにする男だ!
voice: vo_adv_1009009_074
店長:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
おいおいおい、言った端から勘弁してくれよ……
voice: vo_adv_1009009_075
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
案ずるな! すぐに片を付けてやる!
【chara 100911 face 3 (anger)】
いくぞ!
--- Switch scene ---
Choice: (10) あれ? 今魔導書が光って……
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1009009_076
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
まずは店から追い出して……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
って、どうした、シグルド?
voice: vo_adv_1009009_077
リュウ:
【chara 6311 face 2 (joy)】
ふはははは、逃がさんぞ!
【chara 6311 face 1 (normal)】
まずは貴様だ、疾風の冥姫よ! この魔竜の咆哮を存分に味わえ!
voice: vo_adv_1009009_078
店長:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
おいっ!
カレーうどんをどうするつもりだ!?
Choice: (11) 『危ない!』
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1009009_079
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
なっ!?
voice: vo_adv_1009009_080
店長:
【chara 7511 face 4 (sad)】
ああ、なんてこった……連れの兄ちゃん、
疾風のをかばって頭からカレーうどんをかぶってやがる……
Choice: (12) 『貴公さえ無事ならばオレは……』
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1009009_081
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
シグルドおおおおお!
voice: vo_adv_1009009_082
リュウ:
【chara 6311 face 4 (sad)】
はずしたか……【chara 6311 face 1 (normal)】
まあ良い、一人は片付いた。
【chara 6311 face 3 (anger)】
疾風の冥姫、もはや貴様だけでは何もできまい。
voice: vo_adv_1009009_083
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
って、あれ……?
シグルドのしゃべり方がいつもと違うような……
【chara 100911 face 4 (sad)】
それにこの展開、このセリフどこかで……
voice: vo_adv_1009009_084
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『これは、術者の紅竜血でしか解呪できないという魔竜刻印……!』
voice: vo_adv_1009009_085
店長:
【chara 7511 face 3 (anger)】
こんな時にふざけてんじゃねえ!
はやくなんとかしろ!
voice: vo_adv_1009009_086
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
く、口が勝手にしゃべってしまう!?
っていうかこれは……
【chara 100911 face 4 (sad)】
昨日書いた「冥風戦記」の内容そのままじゃないか!
voice: vo_adv_1009009_087
リュウ:
【chara 6311 face 2 (joy)】
くくく……熱と痛みで苦しかろう!
【chara 6311 face 1 (normal)】
貴様を庇ったせいだぞ、疾風の冥姫よ!
Choice: (13) 『だが……まだ動ける!』
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1009009_088
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
『無茶をするなシグルド!』
voice: vo_adv_1009009_089
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
やっぱりそうだあああ!
【chara 100911 face 6 (surprised)】
もしやこの無貌魔導書は、書かれた未来を定める禁断の書なのか!?
voice: vo_adv_1009009_090
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
そうだ、鑑定書!
この状況を打開するには無貌魔導書の秘密を解き明かすしかない!
【chara 100911 face 3 (anger)】
あの封筒の中身をなんとかして読まねば!
Choice: (14) 『いまだ、冥姫!』
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1009009_091
リュウ:
【chara 6311 face 3 (anger)】
この死にぞこないがあああ!
voice: vo_adv_1009009_092
店長:
【chara 7511 face 2 (joy)】
いいぞ! 兄ちゃんが押さえ込んだ!
【chara 7511 face 4 (sad)】
がんばれ! 店を壊さないようにがんばってくれぇ!
voice: vo_adv_1009009_093
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『シグルドおお!』
voice: vo_adv_1009009_094
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
それどころじゃないのに口が勝手にセリフを!
シグルドがこいつを押さえている間に鑑定書を回収しないと……
voice: vo_adv_1009009_095
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
『シグルドの、仇だああああああ!』
voice: vo_adv_1009009_096
リュウ:
【chara 6311 face 3 (anger)】
ただでは滅びぬ……貴様らも道連れだ……
voice: vo_adv_1009009_097
店長:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
あの野郎! 押さえつけられながらも
もう一杯のカレーうどんをつかんでやがる……
【chara 7511 face 4 (sad)】
やめろ! これ以上カレーうどんを俺の店でぶちまけるなあああ!
voice: vo_adv_1009009_098
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
はぁ……はぁ……
『死してなお、この世界を滅ぼそうとするか……』
voice: vo_adv_1009009_099
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
鑑定書、鑑定書……えっと、なになに……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
ただの演劇補助用の魔道具!?
役者の言葉を本に書かれたセリフに置き換える、だけ?
voice: vo_adv_1009009_100
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
なんだ……
それで私たちのセリフが「冥風戦記」の通りになっていたのか……
Choice: (15) 『冥姫よ、オレにかまうな……』
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1009009_101
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
『世界か、貴公か……どちらかを選べと言うのか……!』
【chara 100911 face 3 (anger)】
『シグルドのいない世界など、どうなってもよい!』
voice: vo_adv_1009009_102
店長:
【chara 7511 face 6 (surprised)】
いや、俺の店はどうなってもよくねえぞ!?
【chara 7511 face 4 (sad)】
兄ちゃんが押さえてる間になんとかしてくれええ!
voice: vo_adv_1009009_103
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
ああ、うるさいな……【chara 100911 face 6 (surprised)】
ええと確か……
世界が闇に飲まれていく中、二人は熱き抱擁を交わし……
voice: vo_adv_1009009_104
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『案ずるな、我らは魂の半身……死すら我らを分かつことはできぬ』
『ああ……次の世界で、必ずやまた逢おう……』
voice: vo_adv_1009009_105
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
『愛している、冥姫』……【chara 100911 face 5 (shy)】
い、言ってくれるのか? シグルドが!?
【chara 100911 face 4 (sad)】
……でもいいのか?
こんな操るような真似をして言わせて……
voice: vo_adv_1009009_106
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
って、いいわけがないだろう!
こういうのは本人の意思が大事で……【chara 100911 face 6 (surprised)】
って、今はそれどころじゃなくて!
解除方法は……書いてある文字を何かで上書きもしくは塗りつぶす!?
Choice: (16) 『案ずるな、我らは魂の半身……』
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1009009_107
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 4 (sad)】
こ、このままだと……言わせてしまう!
聞きたいといえば聞きたいが……今じゃない……
【chara 100911 face 6 (surprised)】
はっ! これだ! こぼれた魔龍灼熱咆哮麺!
Choice: (17) 『死すら我らを分かつことはできぬ』
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1009009_108
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 2 (joy)】
『ああ……次の世界で、必ずやまた……』
【chara 100911 face 3 (anger)】
間に合ええええええ! 【chara 100911 face 6 (surprised)】
あっ……もど……った?
【chara 100911 face 1 (normal)】
戻ったぞ、シグルド!
voice: vo_adv_1009009_109
リュウ:
【chara 6311 face 6 (surprised)】
ぷはああああ!
やっとしゃべれた……【chara 6311 face 3 (anger)】
ふざけた魔道具使いやがって!
このっ!
voice: vo_adv_1009009_110
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
あ……そういえばセリフがなくて黙ってたから忘れてた……
【chara 100911 face 3 (anger)】
ええいっ!
voice: vo_adv_1009009_111
リュウ:
【chara 6311 face 6 (surprised)】
ぐあああああっ!
voice: vo_adv_1009009_112
店長:
【chara 7511 face 4 (sad)】
うわああああ!
お、俺の店がああああああ!
Choice: (18) 掃除、手伝います……
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1009009_113
店長:
【chara 7511 face 4 (sad)】
お、おう……
すまねえな、兄ちゃん……
voice: vo_adv_1009009_114
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
ふう……これで一件落着、だな。
【chara 100911 face 4 (sad)】
巻き込んですまない、シグルドよ……
Choice: (19) 魔導書のせいだったんだ?
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_1009009_115
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 1 (normal)】
うむ、演劇の補助魔道具だそうだ。魔道具としてはマイナーな部類か。
【chara 100911 face 6 (surprised)】
しゃべる言葉が、この無貌魔導書に書かれたものに
置き換わってしまうらしい。
voice: vo_adv_1009009_116
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
鑑定書によると、お互いの役名を名乗るのが発動の条件──なるほど。
【chara 100911 face 1 (normal)】
……そういえばあの時3人で名乗りあったな……
それがたまたま書かれていた役と一致していたわけだ。
Choice: (20) 続けてもよかったのに。
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_1009009_117
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 6 (surprised)】
おいおい、そういうわけには……
なに? 最後がどうなるか気になるだと?
【chara 100911 face 4 (sad)】
そ、それはだな……
voice: vo_adv_1009009_118
シュテッヒパルム:
【chara 100911 face 3 (anger)】
うう~……秘密だ! 貴様にはまだ早い!
【chara 100911 face 4 (sad)】
……それに、どうせ聞くなら……
シグルド自身の言葉で聞きたいからな。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そう告げるシュテッヒパルムは、ほんのりと赤面しているのであった。