マホ 第10話
お茶会を開く予定だった二人のもとへ、以前助けた母娘が訪れる。{player}に純粋な好意を向ける少女にマホは嫉妬してしまい、自己嫌悪に陥るが、{player}に元気付けられる。


-------------- situation:
ジェラシープリンセス
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 日頃の感謝にと、
{player}のためにお茶会を開くマホ。
さっそく、ギルドハウスで準備をするのであった。

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 お茶とお菓子はこっちに置いて……
【chara 101011 face 2 (joy)】 うん、準備完了や~♪

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 ふふっ、王子はんと二人でお茶会やなんて、
今日は最高の一日になりそうや~♪

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 玄関から音が……【chara 101011 face 1 (normal)】 もしかして、王子はんやろか?
【chara 101011 face 2 (joy)】 だったら迎えにいこか~♪

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子供:
【chara 415 face 1 (normal)】 ねえねえ、王子さま!
頭をなでるだけじゃなくて、抱っこしてー♪
お姫さま抱っこー♪

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 あれっ、
王子はんだけやのうて、お客さんがいはる?

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母親:
【chara 413 face 4 (sad)】 か、勝手に入ってきてごめんなさい。
【chara 413 face 1 (normal)】 玄関で、王子さまとばったり会ったんですけど、
中に入っていく王子さまに、この子が付いていってしまって……

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 うちのギルドハウスは、千客万来やから平気です~
【chara 101011 face 1 (normal)】 たしか、迷子になってたその子の、お母はんでしたなぁ?

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母親:
【chara 413 face 1 (normal)】 あのときは本当にお世話になりました。
今日はあらためて、お礼をと思いまして。

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子供:
【chara 415 face 2 (joy)】 お姉ちゃん! 王子さま!
ありがとうございました!

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マホ:
【chara 415 face 1 (normal)】 【chara 101011 face 6 (surprised)】 そんな、気にせんといてください。
【chara 101011 face 2 (joy)】 これもうちら、【自警団(カォン)】の仕事ですから♪

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母親:
【chara 413 face 1 (normal)】 あ、これはうちで焼いたケーキです。
【自警団(カォン)】のみなさんや、王子さまと一緒に食べてください。

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子供:
【chara 415 face 1 (normal)】 あたしも手伝ったんだよ!
【chara 415 face 2 (joy)】 ほめてほめて~♪

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 ふふっ、ほんまにえらいわぁ。
【chara 101011 face 1 (normal)】 ケーキはお茶会でいただきますよって、おおきにな♪

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母親:
【chara 413 face 1 (normal)】 では、私たちはそろそろ……

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子供:
【chara 415 face 4 (sad)】 やー!
王子さまと一緒にいる~!

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母親:
【chara 413 face 4 (sad)】 もう、
あんまり王子さまに迷惑かけちゃ駄目でしょ?

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 ふふっ、王子はんは女の子に大人気やなぁ♪
【chara 101011 face 1 (normal)】 お嬢ちゃん、王子はんのこと好きになってしもうたん?

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子供:
【chara 415 face 2 (joy)】 うん!
だってあたし、お姫さまになって、
王子さまとけっこんするんだからー!

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 え……

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母親:
【chara 413 face 2 (joy)】 またそんなこと言って……あんまり迷惑かけちゃ駄目でしょ?
ほら、一緒に帰るわよ。
【chara 413 face 1 (normal)】 マホさん、本当にありがとうございました。

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子供:
【chara 415 face 2 (joy)】 王子さまー!
あたしがお姫さまになるまで待っててねー!

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 あ……【chara 101011 face 1 (normal)】 またいつでも来たってな~

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 ……さて、うちはこのケーキを切ってくるさかい、
王子はんはあっちのソファーに座ってておくれやす。

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 ──ケーキの切り分けはこんなもんやね。
【chara 101011 face 1 (normal)】 あとはお茶の準備をして……

--- Switch scene ---

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子供:
【chara 415 face 2 (joy)】 うん!
だってあたし、お姫さまになって、
王子さまとけっこんするんだからー!

--- Switch scene ---

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 分かってるつもりやったんやけどなぁ……
王子はんはすてきな人やから、
うちの子だけやのうて、みんなが放っとかへんことなんて……

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 ……子どもに嫉妬なんてあかんな。
はよ王子はんのとこに……

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 ……えっ!?
お、王子はん、いつの間に!?

Choice: (1) 遅かったから気になって。
----- Tag 1 -----
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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 あ、待たせてしもうて堪忍や、王子はん。
すぐにお茶とケーキを持っていくさかい、
【chara 101011 face 2 (joy)】 もう少しだけ待っとってや~

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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 え……な、なんや、王子はん。
そんなにうちの顔を見て……

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マホ:
【chara 101011 face 5 (shy)】 ……い、いややわぁ。
そんなに見つめられたら、うち、照れてしまうわぁ~

Choice: (2) 泣いてたの?
Choice: (3) なんだか悲しそう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1010010_031
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 これはその……
ケ、【chara 101011 face 1 (normal)】 ケーキを切る前に、玉ねぎを切ったからやで~♪

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----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1010010_032
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 そ、そんなことないよ?
【chara 101011 face 1 (normal)】 うちはいつも通りやで~♪

----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1010010_033
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 と、とにかく大丈夫やから、
向こうで待ってて……

voice: vo_adv_1010010_034
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 ……ひゃぁっ!?
お、王子はん、急に抱きしめるやなんてどないしたん?
【chara 101011 face 4 (sad)】 し、しかも、頭までなでられてる~

Choice: (5) こうすると子どもたちは泣きやむから。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1010010_035
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 う、うちはもう16歳やから~!
こういうことは、うちらの年齢やと……

voice: vo_adv_1010010_036
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 え……この前、
うちに似たようなことをされたって……

voice: vo_adv_1010010_037
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 う、うちからこういうことするんはええんやけど、
殿方からされるんはその、は、恥ずかしいゆうか……

Choice: (6) やめたほうがいい?
----- Tag 6 -----
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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 あ、別にいやなわけやないんよ……!
【chara 101011 face 4 (sad)】 だからその……つ、続けてもろうてええ……?

voice: vo_adv_1010010_039
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 ……王子はんの手、あったかいなぁ。
【chara 101011 face 2 (joy)】 まるで、お母はんの手みたいや……

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マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 ……こうやって、
誰かに甘えたりするんは久しぶりやなぁ……

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 と、殿方にこういうことされるんは、
やっぱり恥ずかしいけど……
【chara 101011 face 5 (shy)】 ふふっ、ずっとこうやって、王子はんに甘えてたいわぁ……

Choice: (7) そろそろ大丈夫?
----- Tag 7 -----
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マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 え…………あ、うん。
【chara 101011 face 1 (normal)】 お、王子はんのおかげで元気でたわ~
うちをこんなに幸せにしてしまうやなんて、さすが運命の王子はんやね♪

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マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 ……ほんまはもう少し甘えたかったんやけど、
わがまま言うたらあかんよね……

voice: vo_adv_1010010_044
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 あうう……
王子はんの手が離れていってしまう……

Choice: (8) もう少ししようか?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1010010_045
マホ:
【chara 101011 face 6 (surprised)】 えっ……なんでうちの考えてることが……
もしかして、尻尾とか顔にでてたん?

voice: vo_adv_1010010_046
マホ:
【chara 101011 face 1 (normal)】 だ、大丈夫やで~
うちはそんな甘えん坊やないし……
【chara 101011 face 4 (sad)】 だから……その……

voice: vo_adv_1010010_047
マホ:
【chara 101011 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_1010010_048
マホ:
【chara 101011 face 5 (shy)】 ……もうちょっとだけ、お願いしてええ?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 静寂に包まれるギルドハウス……
二人だけの優しい時間が流れていくのであった。