ナナカ 第1話
{player}が平原で魔物退治をしていると、突然魔法が飛んでくる。それは、ナナカの新魔法の試し打ちによるものだった。魔法少女を名乗る彼女は、伝説の魔導書を探しているという。
-------------- situation:
伝説の魔導書求む!
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}がプラノ平原で魔物退治の仕事をしていると、
二体の魔物が襲ってきた。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
魔物2:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1013001_000
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
私のターン! 新作魔法発動!
voice: vo_adv_1013001_001
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
効果、相手はしぬー!
voice: vo_adv_1013001_002
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
はえ~、すっごい威力!
【chara 101311 face 2 (joy)】
新しく覚えた魔法だったけど、上手くいったっぽい?
voice: vo_adv_1013001_003
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
おっ、魔物倒せてるじゃーん!
【chara 101311 face 2 (joy)】
さっすがナナカちゃん! 天才だね! 熱い自画自賛!
voice: vo_adv_1013001_004
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
今ので倒せた魔物は~?
ひぃ、ふぅ、みぃ……【chara 101311 face 6 (surprised)】
って、あれ?
voice: vo_adv_1013001_005
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
一匹、魔物じゃないのが倒れて……
【chara 101311 face 6 (surprised)】
って、これ人間!?
voice: vo_adv_1013001_006
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
人なんていなかったと思うし……
まさか、空から降って来たとか……!?
voice: vo_adv_1013001_007
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
キタコレ!
【chara 101311 face 2 (joy)】
親方! 空から男の子がー
voice: vo_adv_1013001_008
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
あ、ちょうど目が覚めた系男子?
【chara 101311 face 2 (joy)】
タイミングいいね!
voice: vo_adv_1013001_009
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
聞いて驚くなかれ!
きみはいま、いせかいへのだいいっぽをふみだした!
voice: vo_adv_1013001_010
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
私が、【chara 101311 face 2 (joy)】
君を導く美少女だ【chara 101311 face 1 (normal)】
……たぶん。
Choice: (1) 攻撃魔法に巻き込まれました。
Choice: (2) あなたにやられたんです。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1013001_011
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
ええ!? それって私の?
いやいや、このナナカちゃんがそんなミスをするわけがぁ……
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1013001_012
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
またまた~! そんなご冗談を!
異世界に転生した影響で、記憶が混濁しちゃってるのかな?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1013001_013
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
……え? ほ、本当に私の魔法に当たって吹っ飛んだの?
……ネタじゃなく? ソ、ソースは!?
voice: vo_adv_1013001_014
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
ぐぬぬ……た、たしかに服がズタボロだね君。
何よりの証拠は君自身ってことか……
voice: vo_adv_1013001_015
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
あっちゃ~、人がいるなんて思ってなかったからなぁ……
本気でぶっぱしちゃったよ……
voice: vo_adv_1013001_016
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
ケガしてない……?
【chara 101311 face 4 (sad)】
って、吹っ飛んだんだから、無傷なわけないよねぇ……
voice: vo_adv_1013001_017
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
ということは、もしかして私、犯罪者!? 傷害罪!?
【chara 101311 face 4 (sad)】
ど、どどど、どうしよう、捕まりたくないよ~!
voice: vo_adv_1013001_018
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
牢屋って漫画とかないんでしょ!?
オタ活もできないんでしょ!?
voice: vo_adv_1013001_019
ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】
そんなの耐えられないよ!
私の身体は創作物で構成されているんだよ!?
voice: vo_adv_1013001_020
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
い、いや、でもでも、生きてるからモーマンタイ?
軽いケガだったらそんなに重い罪に問われないかも……
voice: vo_adv_1013001_021
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
じゃなくて! ごめんね、君!
新しく覚えた魔法をどーしても試したくってさ!
当たったのはわざとじゃないから、ホントに!
voice: vo_adv_1013001_022
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
だから、なんていうかその……
通報だけはやめて欲しいなーなんて……
voice: vo_adv_1013001_023
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
通報する気はない……?
ほんと……!? ほんとにほんと!?
voice: vo_adv_1013001_024
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
キター! 魔法ぶっ放したのに許してくれるなんて!
【chara 101311 face 2 (joy)】
君、神対応すぎない!? 世の中捨てたもんじゃないね!
voice: vo_adv_1013001_025
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
うはー、良かったぁ……
牢屋生活なんてなってたら、人生詰んじゃうとこだったよ!
voice: vo_adv_1013001_026
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
あ、そういえば、自己紹介がまだだったね!
【chara 101311 face 2 (joy)】
私はアストルム一番の魔法少女、ナナカ!
voice: vo_adv_1013001_027
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
電脳の閃光で敵を撃ーつ!
voice: vo_adv_1013001_028
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
……決まった。キャッハ―!
どうどう?かっこいいでしょ!?
voice: vo_adv_1013001_029
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
やっぱ私ってぐうかわでサイツヨ!
Choice: (4) 魔法少女?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1013001_030
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
え!? ま、魔法少女を知らない……だと!?
voice: vo_adv_1013001_031
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
魔法少女っていうのはねー、ぐうかわな女の子が、
魔法を使って人助けをしたりするの!
voice: vo_adv_1013001_032
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
お話の中の存在なんだけどさ、
【chara 101311 face 5 (shy)】
せっかく魔法が使えるなら目指してもいいわけじゃない!?
voice: vo_adv_1013001_033
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
そんな理由で、私は魔法少女になったわけですよー!
【chara 101311 face 2 (joy)】
以下よろしくー
voice: vo_adv_1013001_034
ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】
あ、てか君さ、私の魔法で吹っ飛んだのに、
ふっつーにピンピンしてるよね?
voice: vo_adv_1013001_035
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
私の魔法を受けてなんともないなんて、
只者じゃない予感……!
voice: vo_adv_1013001_036
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
お主、名をなんと申す!?
voice: vo_adv_1013001_037
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
ほうほう、{player}君とな!
【chara 101311 face 1 (normal)】
なかなかイカした名前でありますな!
voice: vo_adv_1013001_038
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
もしや君、伝説の魔導書のこと知ってる?
ただならぬ君なら情報持ってる可能性があるよね!
voice: vo_adv_1013001_039
ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】
知ってたら教えてプリーズ! 【chara 101311 face 1 (normal)】
ワクワク! テカテカ!
Choice: (5) 知らない。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1013001_040
ナナカ:
【chara 101311 face 4 (sad)】
なんだー、知らないかぁ。
【chara 101311 face 1 (normal)】
まあ、知らない方が普通だよね……
voice: vo_adv_1013001_041
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
伝説の魔導書っていうのはね、チョーすごい魔導書で
めがっさ強力な魔法が使えるようになるのだ!
voice: vo_adv_1013001_042
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
その魔法は天地を割り……
使用者の思いのままに世界を作り変える……
voice: vo_adv_1013001_043
ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】
そして全てを超越した存在になるのだー!
voice: vo_adv_1013001_044
ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】
だー、だー、だー……【chara 101311 face 1 (normal)】
っていうのはまあ私の妄想なんだけどね。
voice: vo_adv_1013001_045
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
でも存在するってのは本当なはず!
考えただけでもう、クッソテンション上がっちゃって!
ロマンをビンビン感じちゃうよ!
voice: vo_adv_1013001_046
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
だから、もし情報が入ったりしたら真っ先に教えてね!
【chara 101311 face 2 (joy)】
コレクターとして、絶対手に入れたいの!
voice: vo_adv_1013001_047
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
とりあえず今日は新しい魔法の試し打ちもできたし、
おいとまさせてもらうなり!
voice: vo_adv_1013001_048
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
定期巡回がまだだから、早く戻らねばならないのだ!
特に今日は新作の発売日だから、
もたもたしてたら初回限定版を買い逃しちゃうしねー!
voice: vo_adv_1013001_049
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
私は街の古物屋で働いてるからさ!
情報、いつでも待ってるよん!
voice: vo_adv_1013001_050
ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】
それでは、【chara 101311 face 2 (joy)】
さらだばー!
ナレーション:
去りゆく少女の背中を見て、
魔法使いなら、治癒の魔法をかけてから去って欲しかったと思う
{player}だった。