ナナカ 第5話
謎の男についての調査をする二人だったが、知り合いの商人に話を聞いても収獲はない。ナナカは裏の商人に話を聞くことに。謎の男が仲間を集め、あるものを探しているという情報を手に入れる。


-------------- situation:
闇の蒐集家
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 謎の男についての情報を集めるため、
行きつけの魔法具屋にやってきたナナカと{player}。

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ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】 やぁやぁ店長! 【chara 101311 face 1 (normal)】 突然なんだけどさぁ人を探しているのだよ!
妙な魔導書を配り歩いてる謎の男なんだけど、知ってたりしない?

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男性1:
【chara 1411 face 4 (sad)】 うーん、悪いけど知らないねぇ。
【chara 1411 face 1 (normal)】 それより、ナナカちゃんの好きそうなもの、色々入荷してるよ!

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 なんと!? こ、これはアニメ化が決定した作品との
コラボ魔術道具ではあるまいか!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 ん? ああアニメって知らない? 
最近発明された超神技術!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 何枚もの絵をぱらぱらぱらーってやって、
動いてるように見せる技術なんだけどさ!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 それを魔法で映し出すの!
わかる? 【chara 101311 face 5 (shy)】 二次元が、動き出すんだよ!?

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 私たちオタクにとってはもう天国を見てる気分になるわけよ!
【chara 101311 face 2 (joy)】 目の前に動いてるキャラたちがいるんだもん!

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ふおう!? こ、こっちはわずか三日間しか発売されなかったという
幻の激レア魔術カード! しかも絵師のサイン付き!

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 くはー! たまりませんなー!

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男性1:
【chara 1411 face 1 (normal)】 いやー、にしてもナナカちゃんが彼氏を連れてくるとはねー

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ん? ちょっとなに言ってるかわからないですね。

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男性1:
【chara 1411 face 1 (normal)】 ん? 隣のお兄ちゃん、彼氏じゃないのかい?

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ……いやいやいや、ないないないないない!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 私みたいなもっさいオタクが彼女とか、
{player}君に失礼!

Choice: (1) ナナカはかわいい。
Choice: (2) ナナカは美人。
----- Tag 1 -----
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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ヴェー! か、かかかかかかかわいい!?

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----- Tag 2 -----
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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 びっ!? びびびび美人ー!?
お、おぇぇ……慣れな過ぎて体が拒絶反応を~!

----- Tag 3 -----
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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ななな、なにを言っているのかわかってるのかね君は!?
その言葉はナナカちゃんにとって滅びの呪文!

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ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】 こ、これ以上ここにいるのは危険と判断!
ナナカ、離脱します! さ、さらだばー!

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男性1:
【chara 1411 face 6 (surprised)】 あ! おーいナナカちゃーん!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 ふぅ……【chara 101311 face 6 (surprised)】 ま、まったく{player}君が彼氏とか
なんでそんな発想になるかなぁ!

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 そりゃ、最近二人で行動することは多いし、
でもそれは彼が相棒だからだし!

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 ……きゃ、客観的に見たら、デートとかに見えちゃうのかな。
て、定期巡回とかも……

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 あれ? 私ってもしかして今、すごくリア充……?

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ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】 いやいや思い出せ! 己が何者かを!
【chara 101311 face 1 (normal)】 私は魔法少女であり重度のオタク!
漫画大好き! 美少女大好き!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 そうだ、リア充など……私はリア充では……というか……

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ナナカ:
【chara 101311 face 3 (anger)】 リア充爆発しろー!

Choice: (4) どうしたの?
----- Tag 4 -----
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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 自分を今一度見つめ直し、
そしていかにしてリア充を滅するかを考えている……

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 【chara 101311 face 5 (shy)】 って、ひょわああっ!? {player}君!?

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 い、いやね! 別にむず痒くなって逃げたとかじゃないよ?
本当だよ? 【chara 101311 face 2 (joy)】 ナナカちゃんは今日も絶好調!

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 そ、そんなことよりも! 謎の男のことについてなんだけどさ!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 表の商人が知らないっていうなら……
裏の人間に聞いてみるっていうのはどうだろう……

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 私が所属するギルドの関係で、闇市の人間とは知り合いなんだ。
【chara 101311 face 2 (joy)】 裏の魔法具商人なら、なにか知っているかもだお!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 このへんで待ってればそのうち……あ、来た来たあの男だ!

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 おやおや「蒐集家」さん。 今日はなにをお探しで?

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ナナカ:
【chara 101311 face 2 (joy)】 やほやほ!
【chara 101311 face 1 (normal)】 今日はねぇ、ちょーっち聞きたいことがあるのだよ。

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 ふむ……私は情報屋ではないんですがね……

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 まあ、かと言ってあなたのギルドを敵に回すのはいささか厄介だ。
今回だけですよ?

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 うんうん! 今回だけ今回だけ! 【chara 101311 face 2 (joy)】 助かるー!
【chara 101311 face 1 (normal)】 それでね──

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 なるほど。結論から言えば、私はその男を知っています。

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 うはーキタコレ!
詳細! 【chara 101311 face 2 (joy)】 詳細キボンヌ!

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 その男は大陸を旅しながら、あらゆる魔導書や魔法具を集め、
それを自分が見定めた相手にタダで渡しているそうですよ。

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ふへー……な、なんでそんなことしてるわけ?

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 さぁ、理由までは……
ただ、私も何度か取引をしたことはあります。

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 我々商人の間では、その男を「闇の蒐集家」と呼んでいます。

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 ふぅん。私からすれば、
レアな魔導書を人にタダであげるなんてとんでもないことだよ。

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 ……ねぇ、どうすればその妙な男に会えるかな?

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 それは……実は私が取引したのは、男の弟子たちとでしてね。
直接本人に会ったことはないので居場所までは分からないのです。

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ナナカ:
【chara 101311 face 6 (surprised)】 ありゃ、そうなの? そりゃ残念だなー
やっと会えると思ったのに。

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男性2:
【chara 101311 face 1 (normal)】 【chara 311 face 1 (normal)】 ……噂では、男はあるものを探しているそうです。
そのために仲間を集めているとかなんとか……

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 私が知っているのはこれくらいです。
面倒ごとは勘弁なのでこれで失礼しますよ。

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 はいよーん! 【chara 101311 face 2 (joy)】 ありがとね!

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 ……一つ、顔見知りとして忠告を。
その男は、相当腕の立つ魔法使いだそうです。

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男性2:
【chara 311 face 1 (normal)】 おそらく……あなたよりも遥かにね……
好奇心は時として悲劇をもたらす……お気をつけて。

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 ……んっふっふー。これまた熱い展開になってきたねー
【chara 101311 face 2 (joy)】 その忠告がより私の魔法少女魂に火をつける!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 君子危うきに近寄らずじゃ、主人公にはなれないからね!

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 予想だけど、私的には男が探してるあるものって、
伝説の魔導書だと思うんだよねー

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ナナカ:
【chara 101311 face 1 (normal)】 まずは、男にたどり着くために、【chara 101311 face 2 (joy)】 そいつの弟子を探そうぞ!

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ナナカ:
【chara 101311 face 5 (shy)】 くはー! 面白くなってきたー!
待ってろ謎の男! 絶対に伝説の魔導書は渡さないんだから!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ナナカは自分が憧れの魔法少女のような展開になっていることに
胸を高鳴らせるのであった。