カスミ 第2話
料理の途中で包丁が折れ、{player}は怪我をする。その手当のために遅刻をする{player}。カスミは騒動の真相を推理で解き明かしてみせ、{player}はその鋭さに拍手を送る。
-------------- situation:
ミステリは早朝から
--------------
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
よぉし……
準備万端♪
voice: vo_adv_1014002_001
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ちゃんと歯磨きをしたし、
髪の毛もブラッシングした。
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カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
どこから見ても、かわいい少女探偵……
ううん、凜々しい名探偵だ♪
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
近ごろ生活リズムがおかしいから、
ちょっと肌とか荒れちゃってたけど。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
マホさんが貸してくれた乳液とか試してみたら、
つるつるスベスベになったし。
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カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
ふふ。
【chara 101411 face 1 (normal)】
昨日は結局、{player}さん……
【chara 101411 face 4 (sad)】
助手くんに仕事内容の説明とかしてるうちに終わっちゃったし。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
今日からあらためて、
『シャドウ』事件の調査を再開だ。
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
う~。昨日は助手くんが帰ったあとに、
寝起きで髪の毛とかぼさぼさだったのに気づいたんだよね……
恥ずかしい。
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
人間関係は第一印象が一番大事、
ってこないだ読んだ本に書いてあったのに。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
でも。
今からでも遅くないはずだし、
格好良く振る舞ってみよう。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
助手くんにへっぽこ探偵だと思われたら嫌だし、
【chara 101411 face 3 (anger)】
がんばらなくちゃ。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
……しかし。
【chara 101411 face 3 (anger)】
助手くん、遅いな。
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
いきなり遅刻?
【chara 101411 face 4 (sad)】
やる気がないのかな?
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
でも昨日ちょっと喋った感じだと、
一生懸命がんばってくれそうだったんだけど……?
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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
探偵ってよく分からないけど、きっと覚えます。
【chara 101411 face 1 (normal)】
助手のお仕事をがんばります【chara 101411 face 4 (sad)】
って、張りきってたのにな……
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
やる気満々に見えたのは、
私の勘違いだったのかな。
voice: vo_adv_1014002_016
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
うう。
昔は調査のために張込みとかしたし、
待つのは得意なつもりだったけど……
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
何でだろう、
今回は妙に不安になっちゃうな。
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
{player}さんとなら、
私の大好きな推理小説みたいに……
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
心がときめくような大活躍ができるかもって、
【chara 101411 face 4 (sad)】
ちょっと期待してたのに。
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
何でだろう、不思議だなぁ。
あのひととは、まだ出会ったばかりなのに。
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……うひゃ!?
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
あっ、助手くん!
【chara 101411 face 3 (anger)】
今さらのご登場かね、
雇用主を待たせるとは良い度胸だね!
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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
どうして遅刻したんだい、
弁明があるなら述べてみるといいよ!
voice: vo_adv_1014002_024
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
んん?
朝っぱらから不思議な事件に巻きこまれてしまって、
遅刻した?
voice: vo_adv_1014002_025
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
馬鹿にしているのかね、
そんな言い訳が通じるとでも?
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
でもちょっと、興味深いな……
【chara 101411 face 1 (normal)】
詳しく説明してみたまえ、助手くん。
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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ふむ。
君が生活しているという【サレンディア救護院】とやらで、
朝ご飯の支度をしてるときに事件が起きたのだね。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
へぇ。
料理をしている最中に、
【chara 101411 face 6 (surprised)】
包丁がへし折れたのかい?
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
折れた刃が助手くんの腕を傷つけて、
その手当てをしていたら時間を食ってしまった……?
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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ふむ。
腕を見せたまえ。
voice: vo_adv_1014002_031
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
たしかに、まだ新しい傷があるね……
嘘ではないようだ。
voice: vo_adv_1014002_032
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
まぁ、殺人事件とかではなくて一安心ではあるね。
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カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
ん?
どういうことだか推理できるか、と?
voice: vo_adv_1014002_034
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
私を誰だと思ってるんだい、
【自警団(カォン)】が誇る【chara 101411 face 2 (joy)】
名探偵なのだよ?
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
でも、何でもかんでも探偵に聞くのはルール違反だ。
まずは自分で考えてみたまえ、
君の推理を聞かせてほしい……助手くん♪
Choice: (1) 分からない。
Choice: (2) 不幸な事故。
----- Tag 1 -----
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カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
ギブアップが早いね……
もうちょっとがんばって考えたまえよ。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
我々には知性がある。
【chara 101411 face 3 (anger)】
それを有効活用しないのは、
もったいないと思わないかい。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1014002_038
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
うん。
そう判断するのが最も賢いね、
誰かを悪者にせずに済むし。
voice: vo_adv_1014002_039
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
単なる事故と考えるには、
やや不自然だけれど。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
それですべて説明がつくのなら、
正解としてしまっても【chara 101411 face 2 (joy)】
構わない気がするよ。
voice: vo_adv_1014002_041
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
探偵というものは、
誰もが納得する解釈を練りあげるのが仕事だ。
voice: vo_adv_1014002_042
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
真相の究明を求める依頼主が、
満足する物語を【chara 101411 face 2 (joy)】
紡ぎあげることがね。
voice: vo_adv_1014002_043
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
不幸な事故だと考えて君が納得するのなら、
私から言うことは何もないね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1014002_044
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふふ。
あまり釈然としない顔をしているね、助手くん。
voice: vo_adv_1014002_045
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
仕方ないなぁ。
それが名探偵の仕事だし、
【chara 101411 face 2 (joy)】
私が真相を教えてあげよう。
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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
まず推理を開陳する前に、ひとつ確認しておこう。
朝ご飯の支度をしていたというが、
料理をしていたのは助手くんかね?
voice: vo_adv_1014002_047
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
ちがうのかい?
【chara 101411 face 1 (normal)】
君は料理するキャラにも見えないしね……
voice: vo_adv_1014002_048
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
ふむ。
今朝は同居人の、
コッコロちゃんとやらが料理をしたのかね。
voice: vo_adv_1014002_049
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
わわっ……
コッコロちゃんは犯人じゃない、と?
voice: vo_adv_1014002_050
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ずいぶん信用してるんだねぇ、
最初に身内を疑うのは基本中の基本だよ?
voice: vo_adv_1014002_051
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
でもまぁ、ご安心を。
私の推理では、犯人はコッコロちゃんではないよ。
voice: vo_adv_1014002_052
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ずばり言おう。
【chara 101411 face 3 (anger)】
犯人は君だよ、助手くん。
voice: vo_adv_1014002_053
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
君はたしか不思議な力で、
身内の戦闘力などを増加させるのだろう?
voice: vo_adv_1014002_054
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
うん……
君についてはある程度
調べたから、知っているのだけど。
voice: vo_adv_1014002_055
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふふ。
ここまで言えば、
【chara 101411 face 2 (joy)】
君にも真相が分かったかい?
voice: vo_adv_1014002_056
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そう。
君は例の怪しげな力で、
【chara 101411 face 3 (anger)】
コッコロちゃんを強化してしまったのだよ。
voice: vo_adv_1014002_057
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
たぶん無意識にね、
【chara 101411 face 2 (joy)】
『お料理がんばって~♪』【chara 101411 face 1 (normal)】
などと思ったのだろうね。
voice: vo_adv_1014002_058
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
その力が作用し、
コッコロちゃんの腕力が増幅してしまった。
voice: vo_adv_1014002_059
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
コッコロちゃんとしては、
いつもどおりの力加減で料理をしたつもりだったのだろう。
voice: vo_adv_1014002_060
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
けれど彼女の腕力は強化されており、
包丁はその負荷に耐えられずにへし折れた。
voice: vo_adv_1014002_061
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
それが真相だろう。
voice: vo_adv_1014002_062
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
もちろん、現場検証などをしたわけではないから……
この推理が、正解かどうかは分からないけどね。
voice: vo_adv_1014002_063
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ひとついえるのは。
【chara 101411 face 3 (anger)】
君のその怪しげな力がもたらすのは、
メリットだけではない……ということだよ。
voice: vo_adv_1014002_064
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
有用な、奇跡のような力だが、
その扱いかたを覚えるべきだ。
voice: vo_adv_1014002_065
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
次は、怪我では済まないかもしれないからね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
それが、今回の事件における教訓だ。
voice: vo_adv_1014002_066
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
【chara 101411 face 5 (shy)】
ふふ。
拍手をしてくれるのかい、面映ゆいね。
voice: vo_adv_1014002_067
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
良かった良かった、
すっきりした顔をしているね……助手くん。
依頼主が満足する推理ができたなら、冥利に尽きるよ。
voice: vo_adv_1014002_068
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
まぁいい。
推理ごっこはこのへんにして、
お仕事を開始しよう。
voice: vo_adv_1014002_069
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
我々には、
他にもっと解決すべき事件があるのだよ。
voice: vo_adv_1014002_070
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
調査に赴こう、助手くん。
【chara 101411 face 1 (normal)】
君の働きに【chara 101411 face 2 (joy)】
期待しているよ。