カスミ 第12話
目標のシャドウを見つけ出した{player}とキーリ。その内部に侵入し、カスミとキーリは再会を果たす。別れの決まったわずかな時間の邂逅ではあったが、今度は笑顔でさよならを告げるのであった。
-------------- situation:
カスミとキーリ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
キーリと捜査を始めてから数日が過ぎた。
しかしカスミの『シャドウ』の手掛かりは見つからず、
{player}は焦りを覚えていた。
voice: vo_adv_1014012_000
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『このままでは』
『名探偵さんの想いが消えてしまいます』
voice: vo_adv_1014012_001
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『聞こえますか──名探偵さん』
voice: vo_adv_1014012_002
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『……!』
Choice: (1) カスミちゃん、見つからないね……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1014012_003
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『先輩』
『聞き込み、お疲れさまです』
voice: vo_adv_1014012_004
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『お疲れのようですね』
【chara 101412 face 2 (joy)】
『少し、休んでください』
Choice: (2) 二人のために休んでいられない。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1014012_005
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『名探偵さんと……キーリの、ため……?』
voice: vo_adv_1014012_006
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『えへへ♪』
voice: vo_adv_1014012_007
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『……先輩は、名探偵さんが大切ですか?』
Choice: (3) 頷く。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1014012_008
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『胸が高鳴ります』
voice: vo_adv_1014012_009
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『これで、準備が整いました』
voice: vo_adv_1014012_010
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『……先輩に一つ、謝らなくてはいけません』
voice: vo_adv_1014012_011
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『実はこれまでの捜査は』
『名探偵さんを見つけるためではありませんでした』
voice: vo_adv_1014012_012
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『──目標をおびき寄せるための、囮捜査だったんです』
voice: vo_adv_1014012_013
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『この体の中にわずかに残る』
『名探偵さんの心を刺激、活性化させて』
voice: vo_adv_1014012_014
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『──シャドウを、誘っていたんです』
voice: vo_adv_1014012_015
シャドウ:
【chara 101421 face 1 (normal)】
『…………』
voice: vo_adv_1014012_016
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『作戦成功、ですね』
Choice: (4) あのシャドウの中に、カスミちゃんが?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1014012_017
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『はい』
『繋がりを感じます』
voice: vo_adv_1014012_018
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『気を付けてください』
『名探偵さんの心を宿したシャドウです』
voice: vo_adv_1014012_019
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『何が起きるか分かりません』
魔物たち:
【chara 101412 face 1 (normal)】
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1014012_020
シャドウ:
【chara 101421 face 1 (normal)】
『…………』
voice: vo_adv_1014012_021
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『魔物が』
『シャドウに影響されていますね』
voice: vo_adv_1014012_022
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『先輩』
『これから、救出作戦を実行します』
voice: vo_adv_1014012_023
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『私がシャドウを取り押さえます』
『先輩は魔物をお願いします』
voice: vo_adv_1014012_024
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『……私を守ってくれますか?』
Choice: (5) 絶対に守る!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1014012_025
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『……♪』
voice: vo_adv_1014012_026
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『必ず』
『名探偵さんを助けましょう』
voice: vo_adv_1014012_027
シャドウ:
【chara 101421 face 4 (sad)】
『キー……リ……』
voice: vo_adv_1014012_028
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『はい』
『今、そこへ行きます』
voice: vo_adv_1014012_029
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『名探偵さんっ!』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_030
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
何も見えない……聞こえない……
浮いているのか、沈んでいるのかも、分からない。
voice: vo_adv_1014012_031
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
不思議な光景は見えなくなった。
【chara 101411 face 6 (surprised)】
しかも、さっきまで見ていたはずのものが記憶から薄れていく……
【chara 101411 face 4 (sad)】
大事な……意味が、あるはずなのに……
voice: vo_adv_1014012_032
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
私はどこにいるんだろう。
【chara 101411 face 4 (sad)】
いや、もう……どこにもいなくなってしまったのかな。
voice: vo_adv_1014012_033
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
だったら、考えることもできなくなればいいのに。
voice: vo_adv_1014012_034
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
そうすれば、こんな気持ちを意識しなくて済むのにな……
……寂しい、なんて。
voice: vo_adv_1014012_035
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
誰か──助手くん──
voice: vo_adv_1014012_036
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
……キーリ……
voice: vo_adv_1014012_037
???:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『はい』
voice: vo_adv_1014012_038
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
──え?
voice: vo_adv_1014012_039
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『見つけました』
『名探偵さん』
voice: vo_adv_1014012_040
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
その、呼び方……それに、私と同じ声……
voice: vo_adv_1014012_041
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
キーリ……なのかい……?
voice: vo_adv_1014012_042
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『やっと会えました』
voice: vo_adv_1014012_043
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
ああ……あぁ……!
これは、なんという奇跡だろう……
voice: vo_adv_1014012_044
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
ううん、今際の際の幻だっていい。
キーリ、君に会えるなんて……!
voice: vo_adv_1014012_045
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『幻ではないです』
『今際の際、なんて言わないでください』
voice: vo_adv_1014012_046
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『名探偵さん。キーリは、あなたを助けるために来たのですから』
voice: vo_adv_1014012_047
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
キーリ……だけど、私は……もう……
voice: vo_adv_1014012_048
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『お願い、どうか消えないで』
voice: vo_adv_1014012_049
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……その、言葉……
voice: vo_adv_1014012_050
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『名探偵さんは私にそう願ってくれました』
voice: vo_adv_1014012_051
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『今度は私が』
『あなたの生存を願います』
voice: vo_adv_1014012_052
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
はは……
恥ずかしい……聞かれてたんだ。
voice: vo_adv_1014012_053
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
分かったよ、キーリ。
私の生存が君の願いなら。
voice: vo_adv_1014012_054
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
私が、それを叶えよう。
voice: vo_adv_1014012_055
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『──手を』
voice: vo_adv_1014012_056
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
──うん。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_057
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
っ……?
voice: vo_adv_1014012_058
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『名探偵さんを』
『元の体に戻しました』
voice: vo_adv_1014012_059
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『これで一安心です』
Choice: (6) カスミちゃん!
Choice: (7) キーリ!
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1014012_060
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
助手くん!
名探偵、【chara 101411 face 2 (joy)】
ここに復活だよ!
【chara 101411 face 6 (surprised)】
キーリ……君も、何か伝えるかい?
voice: vo_adv_1014012_061
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『先輩』
『私、うまくできました』
Jump to tag 8
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1014012_062
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『私の願いは叶いました』
『先輩、ありがとうございます』
voice: vo_adv_1014012_063
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
じ、自分の口が勝手に動くのはちょっと変な気分だね。
【chara 101411 face 1 (normal)】
だけど……名探偵、【chara 101411 face 2 (joy)】
ここに復活さ!
----- Tag 8 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_064
シャドウ:
【chara 101421 face 1 (normal)】
『…………』
魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1014012_065
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
魔物……!?
【chara 101411 face 3 (anger)】
囲まれてるのか……!
【chara 101411 face 1 (normal)】
いきなり窮地というわけかなっ?
voice: vo_adv_1014012_066
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
だけど、今の私には些末な問題だね。
【chara 101411 face 2 (joy)】
答えはすでに見えている。
voice: vo_adv_1014012_067
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『名探偵さん、頑張って』
voice: vo_adv_1014012_068
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
ふふっ。
【chara 101411 face 1 (normal)】
……助手くんっ!
「3人」の力を合わせて、事件に真実の光を当てるとしよう!
Choice: (9) カスミとキーリを強化する。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1014012_069
シャドウ:
【chara 101421 face 1 (normal)】
『…………』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_070
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
──君にも、救いの光を。
voice: vo_adv_1014012_071
カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】
輝け──!
--- Switch scene ---
魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_072
シャドウ:
【chara 101421 face 1 (normal)】
『……すく、い……』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_073
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
事件解決、【chara 101411 face 2 (joy)】
だね。
voice: vo_adv_1014012_074
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ありがとう、助手くん、キーリ。
君たちのおかげで、私はこうしてこの場に立っている。
voice: vo_adv_1014012_075
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『名探偵さんのお役に立ててよかったです』
voice: vo_adv_1014012_076
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『これで──体をお返しできます』
voice: vo_adv_1014012_077
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_1014012_078
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
うん……分かっていたよ。
今、私という体の中には二つの心がある。
とても、歪な状態だ。
voice: vo_adv_1014012_079
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
このままずっと一緒……なんて、都合よく進むわけがない。
Choice: (10) キーリは……どうなるの?
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1014012_080
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
…………
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_081
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『悲しまないでください、名探偵さん』
『私は満足です』
『こうしてまた会えましたから』
voice: vo_adv_1014012_082
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
キーリ……
voice: vo_adv_1014012_083
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『きっとまた、会えます』
voice: vo_adv_1014012_084
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
そっか……うん。
そうだね。一度起きた奇跡が二度起きないなんてことは、ない。
voice: vo_adv_1014012_085
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
あぁ……それでも……それでも。
寂しいと思ってしまう。耐え難い心の空白が大きくなっていく。
やっぱり私は、みじめで、か弱いままだね……
voice: vo_adv_1014012_086
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『…………』
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_087
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
少しずつ、キーリが消えてゆく。
涙で別れたことをずっと未練に思っていたのに。
やっぱり笑顔でなんて、別れられないよ。
voice: vo_adv_1014012_088
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『名探偵さん』
【chara 101412 face 2 (joy)】
『少しだけ、時間をもらえますか』
voice: vo_adv_1014012_089
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
……ああ。
【chara 101411 face 1 (normal)】
そうだね、ちゃんとお別れするべきは私だけじゃないよね。
私の体でよければ、好きに使うといい。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_090
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『先輩』
Choice: (11) ……うん。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1014012_091
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『今日はその、急に呼び出して、ごめんなさい!』
【chara 101412 face 4 (sad)】
『ほかに用事とかありませんでしたか?』
voice: vo_adv_1014012_092
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
……?
キーリ……なにを……?
voice: vo_adv_1014012_093
キーリ:
【chara 101412 face 4 (sad)】
『えっと……その』
『図書室に呼び出したのは、ですね』
【chara 101412 face 2 (joy)】
『先輩に、お伝えしたいことがあったからで……』
voice: vo_adv_1014012_094
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
なに……? 図書室? 【chara 101411 face 4 (sad)】
キーリ……もじもじして、照れてる?
【chara 101411 face 6 (surprised)】
いや、こんなに感情豊かじゃないはず……誰かを、真似てる?
【chara 101411 face 4 (sad)】
誰をって……そんなの……
voice: vo_adv_1014012_095
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『キーリに……【chara 101412 face 1 (normal)】
あ、覚えてますよね? あの子のこと』
【chara 101412 face 2 (joy)】
『その、背中を押されてしまって』
『……気持ちを、伝えなきゃって』
voice: vo_adv_1014012_096
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
へ?
voice: vo_adv_1014012_097
キーリ:
【chara 101412 face 1 (normal)】
『先輩……私いつも、先輩と過ごす時間が楽しくて』
『こんな時間がずっと続けばいいのにって、思ってしまうんです』
【chara 101412 face 2 (joy)】
『すみません。回りくどい言い方をするものじゃありませんね』
voice: vo_adv_1014012_098
キーリ:
【chara 101412 face 2 (joy)】
『……大好きです』
voice: vo_adv_1014012_099
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
~~~~~~~~っ!?
voice: vo_adv_1014012_100
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
こっ、こらぁ!
【chara 101411 face 6 (surprised)】
キーリ? ねぇキーリ!?
なんてことを言うんだい、こんな時に!?
voice: vo_adv_1014012_101
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 101411 face 5 (shy)】
これは私の中の真実。
偽らざる私の気持ちだよ。
voice: vo_adv_1014012_102
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 101411 face 2 (joy)】
──助手くん♪
voice: vo_adv_1014012_103
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
ちっ、ちがーうっ! 違うんだ助手くん!
【chara 101411 face 4 (sad)】
今のはだね、私の中のキーリが勝手にっ! 【chara 101411 face 6 (surprised)】
入れ替わりトリックだ!
わざわざ呼び方を変えてまで……! キーリ? キーリ!?
voice: vo_adv_1014012_104
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
──キーリ?
Choice: (12) ……もしかして……
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1014012_105
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
うん。
どうやらもう、ここにはいないみたいだ。
voice: vo_adv_1014012_106
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1014012_107
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
……ははっ。
voice: vo_adv_1014012_108
カスミ:
【chara 101411 face 5 (shy)】
はははっ、ははははは……♪
voice: vo_adv_1014012_109
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
見事にやられてしまったよ。
まんまと、取り逃がしてしまった。
voice: vo_adv_1014012_110
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
実に華麗なる犯行だった。
まさか最後、こんなトリックを使って、
私の悲しみを奪い……【chara 101411 face 5 (shy)】
笑顔にするなんて。
voice: vo_adv_1014012_111
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
私の影は、私よりも一枚上手だった。
だったら私も……もっと強くならなくてはね。
【chara 101411 face 2 (joy)】
次こそは、ちゃんと捕まえられるように。
voice: vo_adv_1014012_112
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
行こう、助手くん。
voice: vo_adv_1014012_113
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
事件解決の余韻に浸るのも悪くないけど、
今は新たな謎を解き明かしたい気分なんだ。
Choice: (13) 助手として頑張るよ。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1014012_114
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ああ。
よろしく頼むよ──【chara 101411 face 2 (joy)】
相棒。
voice: vo_adv_1014012_115
カスミ:
【chara 101411 face 4 (sad)】
……あー
ところでだね、あの発言なんだけど……
【chara 101411 face 1 (normal)】
ほら、私の中の真実がどうとか。
voice: vo_adv_1014012_116
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
『大好きです』ってあの言葉。【chara 101411 face 5 (shy)】
私か、キーリか。
どっちが言ってたと思う?
voice: vo_adv_1014012_117
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
──君に、この謎が解けるかい?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
キーリとの再びの別れ。
カスミは前とは違う、未練も後悔も残さない笑顔で、
さよなら、と小さく呟くのであった。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_118
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ふぅ。事件解決ってとこかしらね。
【chara 190011 face 2 (joy)】
お疲れ……【chara 190011 face 1 (normal)】
あぁ、挨拶はどうでもいいって顔ね?
voice: vo_adv_1014012_119
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
キーリのことでしょ?
voice: vo_adv_1014012_120
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
安心しなさい、ちゃんとここにいるわ。
回収するタイミングをずっと待ち構えてたんだから。
voice: vo_adv_1014012_121
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
それにしても今回は大変だったわね。
【chara 190011 face 1 (normal)】
正直かなり危険な、反則ギリギリの手段だったけど……
うまくいったみたいでなによりよ。
voice: vo_adv_1014012_122
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
言っておくけど、こんな手は何度も使えないわよ?
【chara 190011 face 1 (normal)】
普通なら、カスミちゃんはあのまま消えていてもおかしくなかった。
voice: vo_adv_1014012_123
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
『ロスト』。
心を失い、体を失い、世界から失われていたかもしれない。
voice: vo_adv_1014012_124
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
だけどカスミちゃんには、バグから生まれた『例外』──
──キーリというもう一人の自分があった。
voice: vo_adv_1014012_125
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
それを奇跡と呼ぶべきか、
バグを利用した反則と呼ぶべきか。
voice: vo_adv_1014012_126
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
あたしとしては、どちらでも構いはしないわ。
voice: vo_adv_1014012_127
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ん? どうして、ここまでしてくれたのかって?
……さぁてね、どうしてかしら。
voice: vo_adv_1014012_128
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
余計なことは気にしなくていいから、
あんたはさっさと起きなさい。
【chara 190011 face 4 (sad)】
今回はさすがにあたしも疲れたわ。
Choice: (14) お疲れさま。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1014012_129
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
……あんたに言われるのも、新鮮ね。
voice: vo_adv_1014012_130
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
じゃあね、バイバーイ♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_131
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ちゃんと笑顔で、お別れはできた?
【chara 190011 face 2 (joy)】
そう。よかったわね、キーリ。
なんだかあたしも──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_132
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あたしは、
【chara 190011 face 4 (sad)】
あんたとちゃんと笑顔で『さよなら』もできなかった……
それをずっと、後悔してるのよ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1014012_133
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
──うん。
救われた気分だわ。