イオ 第9話
調理実習の練習をする{player}とイオ。イオは手本を見せようと一人で張り切るがうまくいかず、{player}の協力も受け入れる。二人は本番に向けて仲良く練習するのだった。
-------------- situation:
調理実習買い出し騒動
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
とある週末、イオと{player}は
ルーセント学院の授業参観で行う調理実習のため、
その食材の買い出しを行っていた。
voice: vo_adv_1018009_000
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
んー、困ったわ……
どれも美味しそうで、目移りしちゃう。
【chara 101811 face 1 (normal)】
ねえ、君はどれがいいと思う?
Choice: (1) どれも美味しそう。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1018009_001
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
もう! 君までそんなこと言わないでよ~!
voice: vo_adv_1018009_002
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
生徒のみんなには、今回の調理実習を通じて
料理するのが好きになってもらえるとうれしいと思ってるの。
voice: vo_adv_1018009_003
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
そのためにも美味しい食材を揃えなきゃいけないんだから、
君も一緒によく考えて。
voice: vo_adv_1018009_004
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
けど、君とは違うクラスのだっていうのに、
【chara 101811 face 2 (joy)】
付き合ってくれて助かっちゃった。
voice: vo_adv_1018009_005
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
一クラス分の食材を買わなくちゃいけないから、
先生一人じゃ大変で困っていたの。
voice: vo_adv_1018009_006
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ふふ、調理実習の買い出しなのに、
君と一緒だからとっても楽しい。
voice: vo_adv_1018009_007
店員:
【chara 1411 face 1 (normal)】
いらっしゃい。
お姉さんたち、これからお家で手料理デートかい?
voice: vo_adv_1018009_008
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
えっ! 私たちそんなんじゃ。
【chara 101811 face 1 (normal)】
彼は私の教え子で、今日は調理実習の買い出しです。
voice: vo_adv_1018009_009
店員:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
なんだ、先生だったのかい?
【chara 1411 face 2 (joy)】
あんまり仲良く買い物してたから、てっきりカップルかと思ったよ。
よく言われるだろ?
voice: vo_adv_1018009_010
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
ええ、よく言われますけど……
【chara 101811 face 6 (surprised)】
けど、私たちって本当にそんな風に見えるのかな?
voice: vo_adv_1018009_011
イオ:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
【chara 101811 face 6 (surprised)】
えっ? そんな風って……
それは……【chara 101811 face 5 (shy)】
君が私の彼氏だってこと。
【chara 101811 face 1 (normal)】
確かに、初めての彼氏は君みたいな優しい人がいいけど……
voice: vo_adv_1018009_012
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
でも、私たちは先生と生徒だし……
ね? 君だってそう思うでしょ……?
voice: vo_adv_1018009_013
店員:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
まあ、二人がよければなんでもいいけどさ。
【chara 1411 face 1 (normal)】
それで先生、ずいぶん迷ってるみたいだけど、
よかったらおすすめの食材を見繕ってあげようか?
voice: vo_adv_1018009_014
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
ええ、お願いします~……
voice: vo_adv_1018009_015
店員:
【chara 1411 face 2 (joy)】
よし、まかしときな!
voice: vo_adv_1018009_016
店員:
【chara 1411 face 1 (normal)】
へい、お待ちどうさん!
voice: vo_adv_1018009_017
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
えっ? こんなに?
voice: vo_adv_1018009_018
店員:
【chara 1411 face 1 (normal)】
領収書のあて名は、ルーセント学院っと。
【chara 1411 face 2 (joy)】
まいどありー!
voice: vo_adv_1018009_019
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
……買い過ぎちゃったー!
学院長から予算はもらってるし、きっと平気だよね……
voice: vo_adv_1018009_020
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
それはいいとして、保護者も集まるけど、
【chara 101811 face 4 (sad)】
一回の調理実習じゃこんなに使い切れないわ。
voice: vo_adv_1018009_021
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
せっかく買った食材を余らせちゃうのはよくないし、
……【chara 101811 face 1 (normal)】
そうだっ!
voice: vo_adv_1018009_022
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
ということで、調理実習の練習を始めます。
なんだか君と買い物してたら、【chara 101811 face 2 (joy)】
料理したくなっちゃってたの。
voice: vo_adv_1018009_023
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
あ、君! その不安そうな顔は、どうしてかしら?
先生のこと、料理できないって思ってるんでしょ~?
voice: vo_adv_1018009_024
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
残念だけど、私だって料理くらいできるんだから!
【chara 101811 face 6 (surprised)】
得意ってわけじゃないけど、【chara 101811 face 1 (normal)】
社会人になってから一人暮らしを始めたし、
ある程度は作れるの。【chara 101811 face 6 (surprised)】
本当よ?
voice: vo_adv_1018009_025
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
だから、君は座って見てて。
【chara 101811 face 2 (joy)】
きっと驚くくらい美味しい料理を食べさせてあげるね。
voice: vo_adv_1018009_026
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
ううん、そうじゃなくて!
【chara 101811 face 4 (sad)】
これじゃ本当にお家で手料理を作ってるカップルみたいじゃない!
voice: vo_adv_1018009_027
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
今からするのは調理実習の練習!
【chara 101811 face 6 (surprised)】
当日は生徒のみんなに教えながら料理を作らないといけないでしょ?
【chara 101811 face 1 (normal)】
買い過ぎちゃった分の食材を使って、その練習をするのが目的よ!
voice: vo_adv_1018009_028
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
とにかく!
【chara 101811 face 2 (joy)】
ここは先生にまかせて。
voice: vo_adv_1018009_029
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ふんふんふ~ん♪
voice: vo_adv_1018009_030
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
ん?
よいっしょ……【chara 101811 face 4 (sad)】
んん~! あれ~?
このお野菜、とっても固くて切れないわ~
Choice: (2) 僕が切るよ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1018009_031
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
それはダメよ。
【chara 101811 face 3 (anger)】
今は、先生がお手本を見せてるところなんだから。
voice: vo_adv_1018009_032
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
んん~!
【chara 101811 face 4 (sad)】
……やっぱり無理だわ。
voice: vo_adv_1018009_033
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
私じゃ切れそうにないし、【chara 101811 face 1 (normal)】
今回だけはお願いしちゃおうかしら。
はい、包丁。気を付けてね?
voice: vo_adv_1018009_034
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
【chara 101811 face 2 (joy)】
すごい、さすがね!
【chara 101811 face 1 (normal)】
さっきは座っててって言ったけど、やっぱり手伝ってもらおうかな。
Choice: (3) まかせて!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1018009_035
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ふふ、【chara 101811 face 1 (normal)】
そう言ってくれてうれしいな。
やっぱり君は頼りになるね。
voice: vo_adv_1018009_036
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
じゃあ、君を包丁係に任命します。
はい、これ。
次は付け合せのフルーツをお願い。
voice: vo_adv_1018009_037
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
【chara 101811 face 4 (sad)】
あんっ!
中から果汁が~! 全身びしょびしょだわ~!
voice: vo_adv_1018009_038
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
君もいっぱい濡れちゃったね。
【chara 101811 face 1 (normal)】
風邪ひいちゃいけないし、拭いてあげるね。
ほら、こっち来て。こうして……ふきふき。
voice: vo_adv_1018009_039
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
はい、次は私の身体を拭いて~【chara 101811 face 6 (surprised)】
ねえ、ほら。早くして?
【chara 101811 face 4 (sad)】
このままじゃ先生、風邪ひいちゃうわ~
それに果汁でベタベタしてて……なんだか変な感じなの~
voice: vo_adv_1018009_040
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
ひゃんっ! 【chara 101811 face 2 (joy)】
くすぐったいわ~!
あはは、【chara 101811 face 1 (normal)】
ちょっと真面目にやってよ~
voice: vo_adv_1018009_041
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
もうっ! 料理の途中だって分かってる?
【chara 101811 face 6 (surprised)】
これじゃ本当にカップルが遊んでるみたいじゃない……
voice: vo_adv_1018009_042
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ありがとう、もう大丈夫よ!
きちんと拭けました!
【chara 101811 face 1 (normal)】
さ、料理に戻ろう!
voice: vo_adv_1018009_043
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
かんせーい!
【chara 101811 face 1 (normal)】
君が手伝ってくれて、すっごく助かっちゃった。
voice: vo_adv_1018009_044
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
調理実習も手際のよさが大切よね。
【chara 101811 face 6 (surprised)】
良かったら、当日も手伝ってくれない?
Choice: (4) もちろん!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1018009_045
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
やった! ありがと!
【chara 101811 face 1 (normal)】
こんな風にいつも一緒に料理を作れたら、きっと毎日楽しいわよね~
voice: vo_adv_1018009_046
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あっ! 【chara 101811 face 5 (shy)】
ううん、なんでもない!
【chara 101811 face 1 (normal)】
じゃあ、当日はよろしくね!
voice: vo_adv_1018009_047
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
はいみんなー、席に着いたー?
voice: vo_adv_1018009_048
生徒たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
はーい!
voice: vo_adv_1018009_049
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
それじゃあ、調理実習を始めます。
【chara 101811 face 1 (normal)】
作った料理は、あとで保護者のみなさんと一緒に食べるから、
【chara 101811 face 2 (joy)】
一生懸命、心をこめて作ろうね。
voice: vo_adv_1018009_050
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
まずは、お手本として先生が準備するから、よーく見ててね。
じゃあ、{player}君、お野菜から切っていこうか。
voice: vo_adv_1018009_051
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】
みんな、見てるかしら?
彼みたいに切っていくのよ~
voice: vo_adv_1018009_052
生徒たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
はーーーい!
voice: vo_adv_1018009_053
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】
ふふ、みんな真面目にお手本を見ていて偉いわ。
【chara 101811 face 1 (normal)】
私も先生として、ちゃんといいところ見せないと……よいしょっ!
voice: vo_adv_1018009_054
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
【chara 101811 face 4 (sad)】
ああ~ん!
目に染みる~! 玉ねぎさんが~!
Choice: (5) 拭いてあげる。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1018009_055
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】
う~、ありがとう~
voice: vo_adv_1018009_056
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
あら? 君も目が真っ赤だよ。
【chara 101811 face 1 (normal)】
私も拭いてあげる。
voice: vo_adv_1018009_057
女子生徒:
【chara 211 face 1 (normal)】
イオちゃーん、しつもーん!
【chara 211 face 6 (surprised)】
お手本って、料理のことじゃなくて夫婦のことだったの~?
voice: vo_adv_1018009_058
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
えっ?
voice: vo_adv_1018009_059
女子生徒:
【chara 211 face 1 (normal)】
だってイオちゃんたち、
うちのパパとママがお家で料理してるみたいだったもん。
voice: vo_adv_1018009_060
女子生徒のママ:
【chara 411 face 5 (shy)】
あらやだ! うちの子ったら!
voice: vo_adv_1018009_061
女子生徒のパパ:
【chara 311 face 5 (shy)】
おっと、それ以上変なこと言ったら、お小遣いなしにするぞ~?
voice: vo_adv_1018009_062
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
いいえっ、私たちはそんなんじゃなくて~
voice: vo_adv_1018009_063
女子生徒:
【chara 211 face 6 (surprised)】
でも、そう見えたよ~
【chara 211 face 2 (joy)】
うちのママたちみたい~!
voice: vo_adv_1018009_064
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】
もうっ! それを言うならカップルでしょ~?
voice: vo_adv_1018009_065
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】
って、それも違うわよ!
【chara 101811 face 3 (anger)】
君も笑ってないで、何か言ってよ~!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
イオたちは二人の関係についての質問の集中砲火を浴びながら、
調理実習で作った料理を食べ終えて、無事に授業参観を終える。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
後日、学院長から使い過ぎた予算について注意を受けたのだった。