イオ 第12話
{player}は、魔物が出没して危険だと噂される場所にイオが行ったと知る。そこへ向かうと彼女は罠で傷ついた魔物たちの世話をしており、一匹一匹向き合えば悪い子はいないと明かすのだった。


-------------- situation:
解き終える練習問題
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}は、配達のバイトで市街地を歩き回っていた。

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イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 あら、{player}君。
何してるの?

voice: vo_adv_1018012_001
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 そっか、バイトを頑張ってるんだね。
【chara 101811 face 2 (joy)】 学業とバイトの両立だなんて偉い!

voice: vo_adv_1018012_002
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 先生は、家庭訪問をしてるところだよ。
あちこち回らなくちゃいけなくて大変なの。

voice: vo_adv_1018012_003
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 生徒の君に負けないように、【chara 101811 face 2 (joy)】 先生もしっかり家庭訪問頑張らなくちゃ!
【chara 101811 face 1 (normal)】 それじゃ、気を付けてね~

voice: vo_adv_1018012_004
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 はーい、今行きまーす。

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女子生徒:
【chara 211 face 1 (normal)】 あっ、この前の調理実習にいたイオちゃんの彼氏だ!
【chara 211 face 6 (surprised)】 配達のバイトをしてるの? 【chara 211 face 1 (normal)】 ごくろうさま~!

voice: vo_adv_1018012_006
女子生徒:
【chara 211 face 6 (surprised)】 そうだ!
【chara 211 face 4 (sad)】 あのね、さっきイオちゃんも家庭訪問でうちに来たんだけど……

voice: vo_adv_1018012_007
女子生徒:
【chara 211 face 4 (sad)】 次に向かう子の家の途中に、
【chara 211 face 6 (surprised)】 最近よく魔物が出没するって噂になってる場所があるの!

voice: vo_adv_1018012_008
女子生徒:
【chara 211 face 6 (surprised)】 人を襲ったって話は聞かないし、
イオちゃんも大丈夫って言ってたんだけど、【chara 211 face 4 (sad)】 私心配で仕方ないよ!

voice: vo_adv_1018012_009
女子生徒:
【chara 211 face 4 (sad)】 あなた、イオちゃんの彼氏でしょ?
もしもイオちゃんに何かあったら大変だよ!
助けに行ってあげて!

Choice: (1) 分かった!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1018012_010
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ああ~ん!

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1018012_011
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 ちょっと、待って~!
やめて~!

Choice: (2) 逃げよう!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1018012_012
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 えっ、{player}君!?
どうしてここに……きゃあ!?

voice: vo_adv_1018012_013
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 はあっ、はあっ。
急に走ってどうしたの?

voice: vo_adv_1018012_014
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅーん……みゅーん……

voice: vo_adv_1018012_015
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 ちょ、ちょっと止まって!
君も聞こえた? 今の鳴き声。

voice: vo_adv_1018012_016
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】 うん。そう、小さな魔物の声だよ。
様子を見に行かなくちゃ!

voice: vo_adv_1018012_017
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 危ないから、付いてきてくれるの?
【chara 101811 face 2 (joy)】 ありがとう。
【chara 101811 face 1 (normal)】 でも、多分大丈夫だから……

voice: vo_adv_1018012_018
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 やっぱり罠にかかってたのね!
【chara 101811 face 3 (anger)】 待っててね、すぐに外してあげるから。
んん~!

voice: vo_adv_1018012_019
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 ……はあ、はあ。
ダメね、私の力じゃ……

Choice: (3) どうして助けるの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1018012_020
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 だって、痛そうにしてるのにほっとけないよ。

voice: vo_adv_1018012_021
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】 なんとかしなくちゃ……もう一回……!
んん~!

voice: vo_adv_1018012_022
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 あれ?
急に力が……!

voice: vo_adv_1018012_023
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】 【chara 101811 face 1 (normal)】 やった! 外れたわ!

voice: vo_adv_1018012_024
小型魔物:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅ~ん! みゅ~ん!

voice: vo_adv_1018012_025
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 きゃっ! 【chara 101811 face 2 (joy)】 この子、胸に飛び込んできたわ!
【chara 101811 face 1 (normal)】 くすぐったいじゃない。
あはは、【chara 101811 face 2 (joy)】 元気そうでよかった。

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

Choice: (4) イオちゃん、危ない!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1018012_026
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 {player}君、待って……!

voice: vo_adv_1018012_027
魔物たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅ~ん! みゅ~ん!

voice: vo_adv_1018012_028
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 ああ~ん! くすぐったいわ~!

voice: vo_adv_1018012_029
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 みんな、あちこち舐め過ぎよ~
【chara 101811 face 4 (sad)】 そ、そこはダメ~!

Choice: (5) イオ……ちゃん……?
Choice: (6) 僕もペロペロする!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1018012_030
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】 あはっ、【chara 101811 face 1 (normal)】 みんな待って~
今{player}君に説明するから~
【chara 101811 face 6 (surprised)】 ちょっと~!

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----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1018012_031
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 えっ、どうして君も舐めるの!?
【chara 101811 face 2 (joy)】 あははっ、【chara 101811 face 1 (normal)】 先生をからかうつもり~?
【chara 101811 face 6 (surprised)】 こら、ダメ~!

----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1018012_032
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 {player}君、あのね……

魔物たち:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1018012_033
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 えっ、どうして急に怖い声を出すの?
【chara 101811 face 4 (sad)】 私一人のときはこんなことなかったのに。

voice: vo_adv_1018012_034
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 もしかして、知らない人がいるから警戒してるの?
【chara 101811 face 1 (normal)】 彼はいい人だから、安心して。

voice: vo_adv_1018012_035
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 【chara 101811 face 4 (sad)】 ダメね……
興奮しちゃって、聞き分けがなくなってるみたい。
【chara 101811 face 3 (anger)】 仕方ないけど、こうなったら……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1018012_036
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】 え~い、先生の愛の鞭よ!
みんな落ち着いて~!

voice: vo_adv_1018012_037
イオ:
【chara 101811 face 3 (anger)】 先生の言うことが聞けないなんて、みんないつ不良になっちゃったの?
元気なのはいいけど、他の人に迷惑かけちゃダメでしょ?

voice: vo_adv_1018012_038
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 大丈夫よ、彼はとってもいい人なんだから。
優しくて頼りがいがあって……【chara 101811 face 2 (joy)】 私をいつも助けてくれるんだよ。

voice: vo_adv_1018012_039
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 あなたたちを助けられたのも、【chara 101811 face 2 (joy)】 彼のおかげなの!

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魔物たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅ、みゅ~~~ん……♪

voice: vo_adv_1018012_041
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 先生の気持ち、ちゃんと届いたかな……?
彼とお話しさせてね。分かった?

voice: vo_adv_1018012_042
魔物たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅ~ん♪ みゅ~ん♪

voice: vo_adv_1018012_043
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】 よかった、みんないい子に戻ってくれたわ~
【chara 101811 face 1 (normal)】 彼と友達の握手、できるかな?

voice: vo_adv_1018012_044
魔物たち:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅみゅ~~~ん♪

voice: vo_adv_1018012_045
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 {player}君に友達が増えて、【chara 101811 face 2 (joy)】 私もうれしいわ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1018012_046
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 ふふ、びっくりしてるよね?
こんなにも魔物たちに囲まれているから仕方ないか。

voice: vo_adv_1018012_047
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 前にね、私が助けてあげた魔物が
【chara 101811 face 4 (sad)】 町の人たちから退治されそうになったときのこと覚えてる?

voice: vo_adv_1018012_048
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 あの時、君が私たちの味方をして、助けてくれたでしょ?
【chara 101811 face 2 (joy)】 君の頼れる姿にすごく感動したんだ。

voice: vo_adv_1018012_049
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 それに君は、初めて会ったときからぐんぐん成長してて、
テストの成績も少しずつよくなってるじゃない?

voice: vo_adv_1018012_050
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 先生なのにいつも助けられてばかりだから、
【chara 101811 face 6 (surprised)】 私も君みたいに何かしなきゃと思って、
【chara 101811 face 1 (normal)】 こうして怪我している魔物たちのお世話をしてあげたりしてるの。

voice: vo_adv_1018012_051
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 罠にかかったことで人間のことを嫌いになって襲ってきたら大変でしょ?
【chara 101811 face 6 (surprised)】 この辺りが通学路になってる生徒も多いから、
【chara 101811 face 4 (sad)】 もしルーセント学院の子たちに何かあったらって思うと……

voice: vo_adv_1018012_052
小型魔物:
【chara 1 face 1 (normal)】 みゅ~ん!

voice: vo_adv_1018012_053
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】 ほら見て。【chara 101811 face 1 (normal)】 一匹一匹向き合えば、みんないい子でしょ?
【chara 101811 face 2 (joy)】 この子がガルちゃん、【chara 101811 face 1 (normal)】 こっちがゴウさんにキーぽん!

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ガルちゃんたち(魔物):
【chara 1 face 1 (normal)】 ガウガウ!
グフグフ!
ウキキー!

voice: vo_adv_1018012_055
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 さっき君がやって来たときは、この子たちと遊んでいたの。
【chara 101811 face 6 (surprised)】 みんな最初は傷ついていたけど、【chara 101811 face 2 (joy)】 もうすっかり元気になったみたい。

voice: vo_adv_1018012_056
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 あの時、突然私を連れて走ったから、
【chara 101811 face 1 (normal)】 それでみんなが君の事を悪い人だって勘違いしちゃったのかもね。

voice: vo_adv_1018012_057
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 でも、今日は君がそばにいたからなのか、
新しい子をすぐに助けることができたわ。
【chara 101811 face 2 (joy)】 もしかして、また君に助けられちゃったのかな。

voice: vo_adv_1018012_058
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 そういえば、バイト中のはずだったよね?
どうしてこんなところに?

Choice: (8) さっき配達先で……
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1018012_059
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 うんうん……
私が訪問した生徒のお家に行ったのね。
【chara 101811 face 1 (normal)】 それで私のあとを追いかけてきたんだ。

voice: vo_adv_1018012_060
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 えっ!
あの子にも彼氏だと思われてたの?

voice: vo_adv_1018012_061
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 君もどうしていつも否定しないのよ~!
【chara 101811 face 6 (surprised)】 それって、もしかして君もそう思ってるってこと……?

voice: vo_adv_1018012_062
イオ:
【chara 101811 face 5 (shy)】 君は私の生徒なんだし、そんな彼氏だなんて。
確かに、初めての彼氏は頼りがいがあって、優しい君みたいな人が……

voice: vo_adv_1018012_063
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 そっか、君が……
君が初めての……なら……

voice: vo_adv_1018012_064
イオ:
【chara 101811 face 5 (shy)】 ね、ねえ。
今度の週末は予定空いてるかな?

Choice: (9) もちろん!
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1018012_065
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 本当?
それじゃあ……【chara 101811 face 1 (normal)】 一緒にお出かけしない?

voice: vo_adv_1018012_066
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 これまでのデートみたいなお買いものじゃなくて、
【chara 101811 face 5 (shy)】 その、カップルがする……デートを……

voice: vo_adv_1018012_067
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 本当? 【chara 101811 face 2 (joy)】 よかった~
【chara 101811 face 1 (normal)】 それじゃもう練習問題は終わりだね。

voice: vo_adv_1018012_068
イオ:
【chara 101811 face 2 (joy)】 ふふ、【chara 101811 face 5 (shy)】 デートのお誘いって、
こんなにも緊張して、恥ずかしいなんて知らなかったわ。

voice: vo_adv_1018012_069
イオ:
【chara 101811 face 1 (normal)】 それじゃあ、私はそろそろ家庭訪問に戻らなきゃ。
【chara 101811 face 2 (joy)】 君もバイト気を付けてね!

voice: vo_adv_1018012_070
イオ:
【chara 101811 face 6 (surprised)】 きゃあっ!

voice: vo_adv_1018012_071
イオ:
【chara 101811 face 4 (sad)】 ああ~ん!
クルちゃんの尻尾に絡まっちゃった~助けて~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 しばらくして、イオが仲良くなった魔物たちは、
ルーセント学院の生徒たちの登下校を見守る名物として
近隣住民から受け入れられるようになるのだった。