クルミ 第6話
クルミは忘れ去られる恐怖から、{player}の記憶が戻らなければいいと思っていた。そんな彼女にプレゼントをする{player}。彼の優しさに、自分が覚えていれば良いのだと思い直した。


-------------- situation:
お兄ちゃんが忘れても
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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 お兄ちゃ~ん……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 え、えへ。
こないだ焼いたクッキーが残ってたので、どうぞ……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 5 (shy)】 はぅ……
お料理とか、【chara 102111 face 1 (normal)】 勉強ちゅうなんです……

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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 【サレンディア救護院】ではいつも、
スズメお姉ちゃんが、ごはんを用意してくれるんですけど……

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クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 お姉ちゃん、ドジっ子さんなので……
よく厨房が爆発したり、お皿が割れちゃったりするから……
【chara 102111 face 1 (normal)】 味も、そのう、こ、個性的な感じだし……

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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 だから、私が料理できるようになりたいなって……
私が家事とか覚えたら、スズメお姉ちゃんの負担も減るし……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 まだ、あんまり上手にはできないんですけど……
【chara 102111 face 2 (joy)】 簡単なお料理と、
いくつかのお菓子はつくれるようになったんですぅ……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 あ、味見、してくれませんか……
【chara 102111 face 3 (anger)】 お口にあえば、良いんですけど……?

Choice: (1) おいしいよ、ありがとう。
Choice: (2) おかわり!
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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 え、えへ……
良かったぁ……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 ちょこっと焦げちゃったり、
かたちが悪かったりするから……
【chara 102111 face 2 (joy)】 お店で売ってるのとかに比べたら、残念な感じですけど……♪

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----- Tag 2 -----
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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ふぇ、もう食べちゃったんですか……?

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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 男のひとって、たくさん食べるんですね……♪

----- Tag 3 -----
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クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 お茶も、冷めないうちにどうぞ……
【chara 102111 face 1 (normal)】 もうクッキーは残ってないから、追加で焼いてこようかな……?

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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 でも、お兄ちゃん……
【chara 102111 face 3 (anger)】 私がクッキー焼くのを待ってる間、
暇になっちゃいますね……?

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クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 えっと、一緒につくります……?
【chara 102111 face 2 (joy)】 お菓子づくり、楽しいですよぅ……♪

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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ふぁ……
あぁ、でも材料がない……
【chara 102111 face 4 (sad)】 お留守番ちゅうだし、買いに行くわけにもいかないしぃ……?

voice: vo_adv_1021006_016
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 はぅ……
お兄ちゃんが、買ってきてくれるんですか……?

voice: vo_adv_1021006_017
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 だ、駄目ぇ……
どっか行っちゃ、やだぁ……
【chara 102111 face 5 (shy)】 一緒にいて、お兄ちゃん……

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クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 えっと、お、お喋りでもします……?
【chara 102111 face 4 (sad)】 あぅ、でも私、お話をするの苦手だから……
【chara 102111 face 2 (joy)】 お、玩具とかで、遊びますか……?

voice: vo_adv_1021006_019
クルミ:
【chara 102111 face 5 (shy)】 あぅう、どうしよ……
【chara 102111 face 3 (anger)】 お兄ちゃん、私と一緒にいてもつまらないかも……?

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クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 駄目ぇ……
退屈させたら、お兄ちゃん帰っちゃうかも……

voice: vo_adv_1021006_021
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 やだぁ……
がんばって、楽しんでもらわないと……
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ど、どど、どうしよう……?

voice: vo_adv_1021006_022
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 あっ、そういえば……
こないだアヤネちゃんがつくった、双六があるんですけど……
【chara 102111 face 2 (joy)】 い、一緒に、やりませんか……?

voice: vo_adv_1021006_023
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 じ、人生を、追体験できるみたいな双六で……
赤ちゃんの状態で始めて、
成長して大人になって、【chara 102111 face 5 (shy)】 けけ、結婚とかして……♪

voice: vo_adv_1021006_024
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 そういう、双六です……
救護院には、暇つぶしできるものが何もないから……
【chara 102111 face 2 (joy)】 アヤネちゃんが、自分で遊び道具をつくったんですよぅ……♪

voice: vo_adv_1021006_025
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 おおきな画用紙に、自分でマス目とか書きこんで……
サイコロの代わりに、削った鉛筆を使うんですぅ……
【chara 102111 face 2 (joy)】 た、楽しいですよぅ……?

voice: vo_adv_1021006_026
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 うう……子供がつくった双六なんか、
大人のお兄ちゃんにはつまらないですかね……?
双六なんか、ふたりでやっても面白くないかもだし……?

voice: vo_adv_1021006_027
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 えっ、やりたい……?
人生ってどんな感じなのか、興味があるんですか……?

voice: vo_adv_1021006_028
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 そういえば、お兄ちゃんは記憶喪失なんでしたっけ……
【chara 102111 face 1 (normal)】 双六とはいえ、人生を追体験すれば……
それが刺激になって、何か思いだせるかもしれませんね……?

voice: vo_adv_1021006_029
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 でも……
お兄ちゃんが記憶を取り戻したら、
【chara 102111 face 6 (surprised)】 私のことを忘れちゃうかも……?

voice: vo_adv_1021006_030
クルミ:
【chara 102111 face 4 (sad)】 やだぁ……
もう忘れられたり、
誰かが私の周りからいなくなっちゃうのは嫌……

voice: vo_adv_1021006_031
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 ずっと、
お兄ちゃんが記憶を取り戻さなければいいのに……

voice: vo_adv_1021006_032
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ううん、何を考えてるの……
【chara 102111 face 3 (anger)】 お兄ちゃんは記憶喪失で、困ってるんだから……
【chara 102111 face 1 (normal)】 いろいろ思いだせるように、協力してあげなくちゃ……

voice: vo_adv_1021006_033
クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 それで私のことを、忘れちゃっても……
【chara 102111 face 2 (joy)】 また、仲良くなればいい……

voice: vo_adv_1021006_034
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 両親が『ロスト』した私とちがって、
お兄ちゃんは、まだ大事なものを取り戻せるかも……
【chara 102111 face 3 (anger)】 だったら、私、それを応援しないと……

voice: vo_adv_1021006_035
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 はぅ……
な、何ですか……?
【chara 102111 face 4 (sad)】 どうして、手を近づけてくるんですか……?

voice: vo_adv_1021006_036
クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ふぇ……
お土産を渡すのを忘れてた、【chara 102111 face 3 (anger)】 って……?

voice: vo_adv_1021006_037
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 お土産なんか、いいのに……
お兄ちゃんがきてくれただけで、
私にとってはご褒美だもん……♪

voice: vo_adv_1021006_038
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 これ、なかみを見てもいいですか……?
【chara 102111 face 6 (surprised)】 ふぁ……?
これ、リボン……?

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クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 あぁ……
ちょっと前に、私がお店で欲しがってたリボン……

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クルミ:
【chara 102111 face 6 (surprised)】 たまたま、見つけたから……
私にプレゼントしよう、
と思って、買ってきてくれたんですか……?

voice: vo_adv_1021006_041
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 私のお陰で、バイトとかできるようになって……
お金が、稼げたから……?
【chara 102111 face 6 (surprised)】 感謝の気持ちとして、プレゼントを……?

voice: vo_adv_1021006_042
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 あ、ありがとうございますぅ……
とってもとっても、嬉しいですぅ……♪

voice: vo_adv_1021006_043
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 覚えててくれたんですね。
私が、このリボンを欲しがってたこと……

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クルミ:
【chara 102111 face 3 (anger)】 あのときは買えなくって、
ご縁がなかったのかなぁ、って諦めてたのに……
【chara 102111 face 2 (joy)】 え、えへへ……♪

voice: vo_adv_1021006_045
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 ありがとう、お兄ちゃん……♪

voice: vo_adv_1021006_046
クルミ:
【chara 102111 face 1 (normal)】 お兄ちゃんが記憶を取り戻して、
こうしてお喋りとかしたことを、【chara 102111 face 5 (shy)】 ぜんぶ忘れちゃっても……

voice: vo_adv_1021006_047
クルミ:
【chara 102111 face 2 (joy)】 お兄ちゃんが優しくしてくれたことを、
私、ずっと覚えてますからね……♪