ヨリ 第12話
脱出ゲームに参加中、会場の地下迷宮に閉じ込められたヨリたちは、他の参加者たちを守るため元凶である魔物の巣へ挑む。ヨリは{player}の力を借りて巣を破壊し、地下迷宮から脱出を果たす。


-------------- situation:
最高のパートナー
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ヨリと{player}は
ランドソル郊外に作られた、あるイベント会場に来ていた。

voice: vo_adv_1022012_000
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 ふふふ……ついにこの日がやってきたわ。
何度抽選に外れても、めげずに応募し続けた甲斐があるってもんよ。

voice: vo_adv_1022012_001
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 『ランドソルの大迷宮』……第3回公演。
アンタの都合が空いててよかったわ。
せっかくのペアチケットだもの。

Choice: (1) 僕でよかったの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1022012_002
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 前に言ってたじゃない、また一緒に出掛けたいって。
【chara 102211 face 2 (joy)】 それで、せっかくなら驚かせてやろうと思って。

voice: vo_adv_1022012_003
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 けっこう話題になってる人気イベントなのよ。
【chara 102211 face 2 (joy)】 アンタもこういうの好きでしょ?

voice: vo_adv_1022012_004
司会者:
【chara 414 face 1 (normal)】 それでは、参加者のみなさんはスタッフの指示に従って
入口の方へ移動してくださいね~!

voice: vo_adv_1022012_005
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 っと、列が動き出したわね。
【chara 102211 face 2 (joy)】 それじゃ私たちも移動しましょ。

voice: vo_adv_1022012_006
司会者:
【chara 414 face 1 (normal)】 さて今回、みなさまに挑んでいただくのは
【chara 414 face 3 (anger)】 生還した者はいないとされる人知れぬ地下迷宮……
【chara 414 face 1 (normal)】 攻略のヒントとなるのは、お配りした一枚の地図でございます。

voice: vo_adv_1022012_007
司会者:
【chara 414 face 1 (normal)】 さあ、果たしてゴールにたどり着けるのはどのペアなのか。
【chara 414 face 2 (joy)】 諦めず、最後までダンジョン踏破に挑んでくださいね~!

voice: vo_adv_1022012_008
司会者:
【chara 414 face 1 (normal)】 それでは、用意……スタート!

voice: vo_adv_1022012_009
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 みんな、やる気は十分みたいね。
私たちも負けてられないわ!

voice: vo_adv_1022012_010
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 それにしても手の込んだステージね……
【chara 102211 face 6 (surprised)】 けっこう複雑な地形だけど、自然の洞窟を利用してるのかしら。

voice: vo_adv_1022012_011
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 さてと、まずは道なりに進みましょうか。
最初は簡単な謎解きとかで、迷い道とかもないでしょうし。

Choice: (2) そうなの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1022012_012
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 だって、ゲームの序盤から高難度のギミックとかボスとかって
普通は出ないじゃない。【chara 102211 face 1 (normal)】 攻略できなくて詰んじゃうもの。

voice: vo_adv_1022012_013
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 低レベルの敵を倒したり、簡単なギミックを解いたりして
レベルを上げてから、次のちょっと強い敵とかに挑むのが王道よ。

voice: vo_adv_1022012_014
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 私たちみたいな初めて参加するプレイヤーもいるでしょうから
初心者でも楽しめるように、ここらは
サクッと進めるようになってると思うのよ。

voice: vo_adv_1022012_015
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 きゃっ!? な、なに……?
【chara 102211 face 1 (normal)】 い、今のは演出……かしら。ず、ずいぶん凝ってるのね。

voice: vo_adv_1022012_016
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 な、なによ、その顔は。
ちょっと驚いただけじゃない。もう、さっさと行くわよ!

voice: vo_adv_1022012_017
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……なにか見えてきたわね。

Choice: (3) ほこらがある。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1022012_018
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 そうね。他には特になにもなさそうだし。
【chara 102211 face 6 (surprised)】 部屋にも……【chara 102211 face 1 (normal)】 仕掛けがある感じはしないわ。

voice: vo_adv_1022012_019
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 ってことは、このほこらに何か……
【chara 102211 face 2 (joy)】 あった! 中にスタンプがあるわ。

voice: vo_adv_1022012_020
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 渡された地図に、いくつか中途半端な模様があるのよね。
たぶん、ここに押すんだと思うんだけど……それっ、と。

Choice: (4) 模様がきれいにつながった!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1022012_021
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 何かの紋章……かしら?
【chara 102211 face 2 (joy)】 これが先に進むヒントになりそうね。

voice: vo_adv_1022012_022
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 残るスタンプはあと4つみたい。
【chara 102211 face 2 (joy)】 ここは最初に通るから、チュートリアルみたいなもんでしょうし。

voice: vo_adv_1022012_023
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 それじゃ、地図を見て確認しましょ。
ここまで進んだ道のりをマッピングしておいたの。
ほら、ちょっと前にあった分かれ道がここ。

voice: vo_adv_1022012_024
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 今いる場所がここだから……
【chara 102211 face 1 (normal)】 次に近いのは「戦士像の間」ね。

voice: vo_adv_1022012_025
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 ふふふ……ワクワクしてきたわ!
どんな仕掛けが待ち受けようと、華麗に解き明かしてみせるわよ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そうして、幾つもの謎と試練を乗り越えながら、
ヨリと{player}は迷宮を順調に攻略していった。

voice: vo_adv_1022012_026
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 ここで3つ目のスタンプ……っと。
【chara 102211 face 2 (joy)】 この調子なら完全クリアも見えてきたわね!

voice: vo_adv_1022012_027
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 わっ!? ま、また地響き……?
【chara 102211 face 1 (normal)】 さっきもあったわよね。これも謎解きに関係してるのかしら?

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_028
男性1:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 うわっ! な、なんだ……?
魔物……!?

voice: vo_adv_1022012_029
男性1:
【chara 4911 face 1 (normal)】 ああ、びっくりした……!
こんな演出もあるんだ。本当に魔物が出てきたのかと思ったよ。

voice: vo_adv_1022012_030
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 あれ、なんだろう……どこか変な感じがする。
【chara 102211 face 1 (normal)】 トラップを警戒して、私、十分に確認してたけど……
【chara 102211 face 6 (surprised)】 これってプレイヤーを驚かせるための強制イベント? 

voice: vo_adv_1022012_031
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 でも、あの壁……破片が床に散らばってるし、
本当に壊れてるみたいに見えるわ。

voice: vo_adv_1022012_032
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 プレイヤーが何度も挑戦するはずの仕掛けで、
本当に壁を壊すなんてことあるのかしら……? 

voice: vo_adv_1022012_033
男性1:
【chara 4911 face 6 (surprised)】 これも謎解きに関係あるのかな?
【chara 4911 face 1 (normal)】 うーん、よく見えないな。もうちょっと近づいて……

Choice: (5) 危ない!
----- Tag 5 -----
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_034
男性1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 ひぃぃぃっ!! ほ、本物っ!?

voice: vo_adv_1022012_035
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 {player}、そこから下がって!
──シャドウブラスト!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_036
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 だ、大丈夫ですか?

voice: vo_adv_1022012_037
男性1:
【chara 4911 face 4 (sad)】 あ、あわわ、こ、腰が抜けて……

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_038
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 新しい魔物……!
どこからこんなに湧いてきたの……!?

voice: vo_adv_1022012_039
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 おかしいわ、こんなに魔物が現れるなんて……
何が起こってるの? 

voice: vo_adv_1022012_040
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 運営が用意した……?
【chara 102211 face 4 (sad)】 でも、本物の魔物を出すなんて思えないし……

voice: vo_adv_1022012_041
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 それにさっきの地震も……
【chara 102211 face 6 (surprised)】 やっぱり、この迷宮で何か異変が……? 

voice: vo_adv_1022012_042
女性の悲鳴:
【chara 1 face 1 (normal)】 ──いやあああっ!!

voice: vo_adv_1022012_043
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ……今は考えてる場合じゃなさそうね。
まずは他の参加者を避難させないと! アンタも協力してよね!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_044
スタッフ:
【chara 411 face 1 (normal)】 た、助けてくれてありがとう。
あなたたちも早く避難してね。

voice: vo_adv_1022012_045
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……
これで、ひとまずは片付いたかしら。

voice: vo_adv_1022012_046
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 今のスタッフさんの話だと、
ここまで来たのは私たちだけって話だったから……
【chara 102211 face 1 (normal)】 たぶん、これで一通りのプレイヤーは避難できたと思うわ。

voice: vo_adv_1022012_047
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 迷宮の地図が手元にあって助かったわ。
【chara 102211 face 6 (surprised)】 魔物を倒した場所と、マッピングをし直して……と。

voice: vo_adv_1022012_048
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 よかった、これで安全そうなルートが割り出せそうね。
【chara 102211 face 1 (normal)】 ……だけど、こんなにたくさんの魔物が現れるなんて。

voice: vo_adv_1022012_049
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 単に魔物が迷い込んだわけじゃない……
【chara 102211 face 6 (surprised)】 もしかして、どこかに魔物の巣みたいなのがあるのかも。

Choice: (6) 様子を見に行った方がいい?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1022012_050
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 ええ、その方がいいと思うわ。
会場にいるのは私たちみたいに戦える人だけじゃないもの。

voice: vo_adv_1022012_051
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 このまま魔物を放置したら、
外に避難した人たちが襲われちゃうかもしれない。

voice: vo_adv_1022012_052
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 せっかく楽しい気分で参加してたのに、
ケガなんてしちゃったら……嫌じゃない。
【chara 102211 face 2 (joy)】 だってゲームは楽しくて面白いものなんだから。そうでしょ?

Choice: (7) わかった。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1022012_053
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 よし、それじゃ慎重に進みましょうか。
【chara 102211 face 6 (surprised)】 だいたいの敵は片付けたと思うけど、注意して……

voice: vo_adv_1022012_054
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 また地震……!?
【chara 102211 face 4 (sad)】 だめ、立ってられない……!

voice: vo_adv_1022012_055
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 っ!? がれきが……【chara 102211 face 4 (sad)】 きゃあああああっ!!

voice: vo_adv_1022012_056
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 う、うぅ……いたた……
【chara 102211 face 1 (normal)】 な、なんとか無事……かしら。

voice: vo_adv_1022012_057
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 {player}、そっちも大丈夫?
【chara 102211 face 4 (sad)】 いったい、何が起こって……

voice: vo_adv_1022012_058
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……え?
……うそ。

Choice: (8) どうしたの?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1022012_059
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ここの道……なくなってる。
岩に塞がれて……

voice: vo_adv_1022012_060
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 ちょっと待って……
ここって入口に戻る、唯一の通り道……

voice: vo_adv_1022012_061
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 じゃ、じゃあ、他の道……!
入口への別ルートは……!? 地図の、どこかに……

voice: vo_adv_1022012_062
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……嘘でしょ。
私たち……完全に、閉じ込められちゃった。

voice: vo_adv_1022012_063
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 ど、どうしよう……
これじゃ魔物をやっつけても帰れないじゃない……

voice: vo_adv_1022012_064
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 ……なんで、こんなことになるのよ。
せっかく……コイツも喜ぶかもって思って、
このイベントに誘ったのに……

voice: vo_adv_1022012_065
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 喜ばせるどころか、こんなトラブルに巻き込んじゃって……!
私のやること、全部裏目に出てるじゃない。

voice: vo_adv_1022012_066
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 ……こんな風になるんだったら、
アンタを誘うんじゃなかったわ。

Choice: (9) どうして?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1022012_067
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 どうして、って……
【chara 102211 face 1 (normal)】 だって、私がアンタを誘ったせいで
こんな事に巻き込んじゃってるのよ。

voice: vo_adv_1022012_068
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 これなら……
私一人だった方が、よっぽどマシじゃない。

Choice: (10) 僕は楽しいよ。
Choice: (11) 一人じゃなくて、よかった。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1022012_069
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 楽しい、って……
【chara 102211 face 1 (normal)】 アンタ、それ本気で言ってるの……?
今の状況、わかってる?

Jump to tag 12
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1022012_070
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 一人じゃなくて、よかった……?
【chara 102211 face 3 (anger)】 だ、だから、そのせいでアンタに迷惑かけてるんじゃない!

----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1022012_071
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 このまま出口が見つけられなかったら、
私たち、生き埋めになっちゃうのよ。

Choice: (13) 二人なら大丈夫!
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1022012_072
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 どうしてアンタって、そう……

voice: vo_adv_1022012_073
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 そんなに、いつも笑ってられるのよ。
危ない時も、諦めちゃいそうになる時も。

voice: vo_adv_1022012_074
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 本当にまっすぐっていうか、のんきっていうか……
【chara 102211 face 5 (shy)】 ……でも、そんなアンタだから、私は……

voice: vo_adv_1022012_075
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 アンタのそのほにゃーっとした笑い顔を見てたら、
【chara 102211 face 2 (joy)】 こっちまで気が抜けちゃったわよ、もう。

voice: vo_adv_1022012_076
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 でも……そうね。
アンタの言う通りだわ。

voice: vo_adv_1022012_077
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 こんなところで終わってたまるもんですか。
【chara 102211 face 2 (joy)】 そうよ。退路が断たれても、道はまだあるもの。

voice: vo_adv_1022012_078
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……そもそも、なんでたくさんの魔物が現れたかよね。
【chara 102211 face 1 (normal)】 急に現れたのは、大きな地震があってから……

voice: vo_adv_1022012_079
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 もしかして、迷宮の帰り道が崩れたみたいに
どこかの壁が崩れて、魔物の巣とつながったんだとしたら……?

voice: vo_adv_1022012_080
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 あとはその場所を見つける事さえできればいいのよね。
【chara 102211 face 1 (normal)】 これまで倒してきた魔物の数、それと方角を地図に書き込んで……

voice: vo_adv_1022012_081
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 ──やっぱり! 魔物の出没した場所から位置が逆算できるわ。
きっと地図のここにあるはず……行くわよ!

voice: vo_adv_1022012_082
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 あれが魔物の巣ね。
どうにかここまで来れたけど……

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_083
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ……やっぱり、そう簡単にはいかないわよね!
{player}、強化をお願い!

voice: vo_adv_1022012_084
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 短期決戦でいくしかないわ! はあああああっ!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_085
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 くっ……!
魔物たちが壁になって、巣まで魔法が届かない!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_086
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 倒しても倒しても、これじゃキリがないわ!
だめ、もう魔力が……!!

voice: vo_adv_1022012_087
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 ここまで来たのにダメなの? 【chara 102211 face 6 (surprised)】 私、どこかで判断をミスった?
もっと早く逃げておくべきだった?
【chara 102211 face 4 (sad)】 他の人なんか助けてないで、安全なところに……

Choice: (14) ────ヨリ!!
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1022012_088
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 {player}……?

Choice: (15) 絶対、一緒に脱出しよう!
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1022012_089
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ────!

voice: vo_adv_1022012_090
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 間違ってたか、なんて……
答えは決まり切ってたじゃないの。

voice: vo_adv_1022012_091
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 {player}なら、きっと同じことをするはず。
【chara 102211 face 2 (joy)】 私は、私に提示された中でベストな選択肢を選んだわ。

voice: vo_adv_1022012_092
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ……どんな強制イベントが起こったとしても、
【chara 102211 face 2 (joy)】 最後にはプレイヤーが勝つって決まってるのよ。

voice: vo_adv_1022012_093
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 たとえ負けイベントだとしても関係ないわ。
そんなの、私とアンタでひっくり返してやるんだから!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_094
男性2:
【chara 1011 face 2 (joy)】 よく言った! その心意気だ、嬢ちゃん!

voice: vo_adv_1022012_095
女性2:
【chara 1211 face 1 (normal)】 お待たせ、みんなの避難が完了したわ!
ちょっとだけど回復ポーションも持ってきたの。使って!

voice: vo_adv_1022012_096
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 あ、あなたたちは……?
どうしてここに……

voice: vo_adv_1022012_097
男性2:
【chara 1011 face 1 (normal)】 二人がみんなを助けてる姿を見てたら、
なんだか知らないけど、戻ってきちゃったんだよ。

voice: vo_adv_1022012_098
男性2:
【chara 1011 face 6 (surprised)】 それに……嬢ちゃんたちに助けられた奴らがうるさくってさ。
「まだ中にあの子たちがいるんだ、行ってやってくれ!」【chara 1011 face 1 (normal)】 ってね。

voice: vo_adv_1022012_099
男性2:
【chara 1011 face 6 (surprised)】 それで、持ってた薬やポーションまで差し出してくるんだよ。
自分もケガしてんのにさ。【chara 1011 face 1 (normal)】 そんなの受け取っちゃったら……ねえ?

voice: vo_adv_1022012_100
女性2:
【chara 1211 face 1 (normal)】 だから、まず他の参加者の避難を終えてから加勢しにきたの。
【chara 1211 face 3 (anger)】 ……それで勝算は? 撤退を手伝った方がいいかしら。

voice: vo_adv_1022012_101
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 ……外にはまだ、ケガをした人や他の参加者がいるんですよね?
【chara 102211 face 3 (anger)】 魔物を逃がしてみんなを襲わせるわけにはいきません。
あの巣ごと、やっつけちゃわないと。

voice: vo_adv_1022012_102
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ここで決着をつけます。
【chara 102211 face 1 (normal)】 ただ、魔法に集中する時間が必要で……

voice: vo_adv_1022012_103
男性2:
【chara 1011 face 1 (normal)】 つまり魔法の準備が整うまで囮役しつつ時間稼ぎか。任されたよ。
【chara 1011 face 3 (anger)】 ──さあ、おまえたち! 相手はこっちだぞ!!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_104
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 よし、今なら……!!

voice: vo_adv_1022012_105
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 【chara 102211 face 2 (joy)】 いいタイミングじゃない! {player}!!

Choice: (16) 任せて!!
----- Tag 16 -----
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1022012_106
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 温かい力が流れ込んでくる……
アンタの想いが伝わってくるわ。

voice: vo_adv_1022012_107
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ほんっとに能天気で、お人好しで……
【chara 102211 face 2 (joy)】 私たちが負けることなんて、かけらも疑ってない。
【chara 102211 face 3 (anger)】 そんな、アンタの信頼に応えるためには……!! 

Choice: (17) 思いっきりやっちゃえ、ヨリ!!
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_1022012_108
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ええ! アンタから流れてくる力と!
私のありったけの魔力で! 思いっきりぶちかましてやるわ!!

voice: vo_adv_1022012_109
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 これが私の全力よ! いっけええええっ!!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1022012_110
主催者:
【chara 311 face 4 (sad)】 まこっっっとに、申し訳ありませんっ!!
みなさまにはなんとお詫び申し上げたらいいか……!

voice: vo_adv_1022012_111
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 わ、私たちはもういいですから。
他の参加者さんたちの方に行ってあげてください。

voice: vo_adv_1022012_112
主催者:
【chara 311 face 4 (sad)】 すみません、正式なお詫びは
また後日、改めていたしますので! それでは!
ああ、次はあちらのお客様ですね、はい……!

voice: vo_adv_1022012_113
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 ……これでどうにか一件落着かしら。
アンタもお疲れさま。

voice: vo_adv_1022012_114
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 あー、どっと疲れたわ……
もう指一本も動かないくらい。

voice: vo_adv_1022012_115
ヨリ:
【chara 102211 face 4 (sad)】 でも、地下迷宮に閉じ込められた時は
さすがにもうダメかと思ったわ。

voice: vo_adv_1022012_116
ヨリ:
【chara 102211 face 2 (joy)】 アンタがいてくれたから、すぐに冷静になれたけど……
よくパニックにならなかったわね?

Choice: (18) 絶対脱出できるって信じてた。
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_1022012_117
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 …………
【chara 102211 face 1 (normal)】 その楽観的なとこ、私も見習うべきなのかしら……?

voice: vo_adv_1022012_118
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 アンタのそういう能天気さには助けられてるけど、
でも、今回は本当に危なかったんだから。
そこんとこ、ちゃんとわかって──。

Choice: (19) ヨリとだったからここまで来られた。
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_1022012_119
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……ふ、【chara 102211 face 3 (anger)】 ふん。そ、そりゃー、そうでしょうね?
ア、アンタ一人だったら、とっくの昔に迷宮の中で迷子になってるわよ。

voice: vo_adv_1022012_120
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 まあ、でも……今回はアンタも頑張ってたし……
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ちょーっとショートカットしちゃったけど、【chara 102211 face 2 (joy)】 迷宮もクリアできたし。
よくやった方じゃないの? 私たち。

Choice: (20) 最高のパートナーだよ。
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_1022012_121
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 ……アンタは、またそういう……

voice: vo_adv_1022012_122
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ……【chara 102211 face 1 (normal)】 まあ、否定はしないわ。
なんだかんだ、今回もまた助けられちゃったし。

voice: vo_adv_1022012_123
ヨリ:
【chara 102211 face 1 (normal)】 そういうことだから、その……
あ……あり……【chara 102211 face 4 (sad)】 あ、あ……

voice: vo_adv_1022012_124
ヨリ:
【chara 102211 face 3 (anger)】 ……ア、アンタのこと!
す、少しは認めてあげてもいいかもね。
【chara 102211 face 5 (shy)】 その、パートナーとして。

voice: vo_adv_1022012_125
ヨリ:
【chara 102211 face 6 (surprised)】 って、……えっと、そ、そういう意味じゃないから!
あくまでゲーム攻略のパートナーとして、ってことだから。
【chara 102211 face 3 (anger)】 そこんとこ、へ、変な勘違いしないでよね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}にそっぽを向きつつも、
満足そうな笑みを浮かべたまま、家路につくヨリだった。