アヤネ 第6話
アヤネは「ぷうきち」との出会いを{player}に語る。両親が多忙で留守がちだったため、寂しい幼少期を過ごしていたアヤネ。そんなアヤネのために父親が買って来たおみやげが、ぷうきちだった。
-------------- situation:
ずっとほしかったもの
--------------
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アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
ふんふふ~ん♪
進め~ぷうきち~♪
【chara 102311 face 1 (normal)】
どこまでも~ふんふふん♪
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アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
えへへ。
{player}お兄ちゃんが肩車して運んでくれるから、
楽ちん♪
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
ランドソルって広すぎるよね、
行きたいところに行くのにも一苦労だよ。
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
何だか入り組んでるから、
よく迷子になっちゃうし。
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アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
お兄ちゃんが一緒にいてくれて、
良かった~
えへへ♪
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
でも。
お兄ちゃん、
重くない?
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アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
私はともかく、
ぷうきちはけっこうズッシリしてるでしょ?
【chara 102311 face 1 (normal)】
あれなら、ぷうきちは地面に引きずってもいいよ?
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ぷうきち:
【chara 2111 face 1 (normal)】
『おいおい、
俺の扱いが雑すぎるだろ。
もっと、丁重に扱ってくれよ』
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アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
わかってるよ~冗談冗談♪
【chara 102311 face 2 (joy)】
ぷうきちはお友達で、家族だもんね。
自分の身体のいちぶみたいに、大事にするよ。
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アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
ん?
なぁに、お兄ちゃん?
何か、言いたいことでもあるの?
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
やっぱり、重たい?
私、自分で歩いたほうがいい?
Choice: (1) 重くないよ。
Choice: (2) 大丈夫、これでも男だから。
----- Tag 1 -----
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アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
そう?
【chara 102311 face 4 (sad)】
いやでも、フラフラしてない?
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
きつかったら、
無理して運んでくれなくてもいいんだよ……?
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----- Tag 2 -----
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アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
わぁ、かっこいい!
お兄ちゃん、頼もしい~♪
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アヤネ:
【chara 102311 face 5 (shy)】
えへん。
じゃあ、しっかり私をエスコートしてね♪
----- Tag 3 -----
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アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
……ん?
どうしたの、お兄ちゃん?
まだ、何か言いたいことがあったりする?
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アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
あぁ……
ぷうきちのこと、気になる?
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
そうだよね。
わかるよ、みんなそうだもん。
私がぷうきちとお喋りしてると、変な顔をするの。
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
お兄ちゃんも、
やっぱり私を変な子だなって思う……?
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アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
変じゃない、って?
【chara 102311 face 2 (joy)】
えへへ、嬉しい~
ありがとう、お兄ちゃん♪
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アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
んっとね。
私のパパとママ、
いつもお仕事で忙しいんだけどね。
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
だから私、
ちっちゃいころから、
家ではいつも独りぼっちだったの。
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
あんまり同い年ぐらいの子たちにも、
馴染めなかったし……
voice: vo_adv_1023006_023
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
おうちでお留守番して、
寂しくって泣いたりしてばっかりだったの。
voice: vo_adv_1023006_024
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
そんな私を心配してね、
【chara 102311 face 2 (joy)】
パパがぷうきちを買ってきてくれたんだ。
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アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
どっか遠い国にお仕事で出張したときに、
そのお土産としてね。
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アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
おかげで、
私は寂しくなくなったの。
【chara 102311 face 5 (shy)】
いつも、ぷうきちが一緒にいてくれるから。
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アヤネ:
【chara 102311 face 5 (shy)】
お喋りして遊んでくれる友達が、
家族ができたから。
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アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
他のひとは信じてくれないけど、
ううん馬鹿にしたりするけど……
voice: vo_adv_1023006_029
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
ぷうきちはね、
ほんとに喋れるんだよ。
命が、心があるの。
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アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
パパが言うには、
ちょっと珍しい魔法がかかってるんだって。
voice: vo_adv_1023006_031
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
だから本来は重量級の武器なのに、
私にはぷうきちが羽根みたいに軽く感じるの。
voice: vo_adv_1023006_032
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
それに。
私にだけは、
ぷうきちの声が聞こえるんだよ。
voice: vo_adv_1023006_033
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
いつもは腹話術みたいにして、
ぷうきちの言ったことを私が代わりに言ってるけどね。
voice: vo_adv_1023006_034
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
ほんとに喋ってるんだよ、
私には聞こえるの。
【chara 102311 face 4 (sad)】
お兄ちゃんは、信じてくれる?
voice: vo_adv_1023006_035
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
武器の飾りのぬいぐるみとお喋りしてる、
ううん独り言してるだけの……
変な子だって、馬鹿にしたりしない?
voice: vo_adv_1023006_036
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
……ごめんね。
何度も、
同じようなことを聞いちゃって。
voice: vo_adv_1023006_037
アヤネ:
【chara 102311 face 3 (anger)】
でも私以外の誰かにも、
ぷうきちに命が宿ってるって信じてほしいの。
voice: vo_adv_1023006_038
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
でないと。
私は寂しさのあまり妄想をしてるだけの、
可哀想な子だし……
voice: vo_adv_1023006_039
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
ぷうきちの命も、
なくなっちゃう気がするの。
voice: vo_adv_1023006_040
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
それは、
やっぱり嫌なんだ。
voice: vo_adv_1023006_041
アヤネ:
【chara 102311 face 6 (surprised)】
……おっと。
もう、夕方だね。
voice: vo_adv_1023006_042
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
私、行かなくちゃ。
ちょっと、用事があるから。
voice: vo_adv_1023006_043
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
お兄ちゃん。
今日は遊んで、お喋りして……
【chara 102311 face 2 (joy)】
ううん、私の相手をしてくれてありがとう。
voice: vo_adv_1023006_044
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
すっごく、
あったかい気持ちになっちゃったよ♪
voice: vo_adv_1023006_045
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
ん?
大丈夫だよ、
送ってくれなくても。
voice: vo_adv_1023006_046
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
今日はお兄ちゃんが肩車してくれたぶん、
楽ができたから。
【chara 102311 face 1 (normal)】
ちっとも疲れてないもん、自分の足で歩けるよ。
voice: vo_adv_1023006_047
アヤネ:
【chara 102311 face 1 (normal)】
うん。
だから、
【chara 102311 face 2 (joy)】
今日はここでバイバイね。
voice: vo_adv_1023006_048
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
お兄ちゃん。
また寂しくなったら、
私と遊んでくれる?
voice: vo_adv_1023006_049
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
私とお喋りして、
私を見て、
私のために時間を使ってくれる?
voice: vo_adv_1023006_050
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
私はね、
ずっと『それ』だけがほしかったんだ。
voice: vo_adv_1023006_051
アヤネ:
【chara 102311 face 4 (sad)】
【chara 102311 face 5 (shy)】
うん、約束ね。
【chara 102311 face 2 (joy)】
指切り、げんまん~……♪
voice: vo_adv_1023006_052
アヤネ:
【chara 102311 face 5 (shy)】
えへへ。
じゃあ、もう行くね?
今日は、本当にありがとう!
voice: vo_adv_1023006_053
アヤネ:
【chara 102311 face 2 (joy)】
またね、
優しいお兄ちゃん……♪