エリコ 第7話
{player}は森で迷い、魔物が見せる幻覚のエリコ達に翻弄される。真剣に想いを告げる本物のエリコを信じる{player}に魔物は襲いかかるが、本物の『壊し屋』エリコに倒される。
-------------- situation:
本物の想い
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
森で迷ってしまった{player}。
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エリコ?:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
{player}、大丈夫かい!?
voice: vo_adv_1027007_001
エリコ?:
【chara 102711 face 4 (sad)】
この深い霧で迷っちゃったんだね……
【chara 102711 face 2 (joy)】
大丈夫! ボクが助けてあげるから!
Choice: (1) いつものエリコと違う気が……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1027007_002
エリコ?:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
え? そうかな~?
【chara 102711 face 5 (shy)】
でも、変わってみえるとしたら……{player}のせいかも。
voice: vo_adv_1027007_003
エリコ?:
【chara 102711 face 4 (sad)】
なんかボク、{player}と、
もう前みたいに普通に話せなくなっちゃったっていうか……
voice: vo_adv_1027007_004
エリコ?:
【chara 102711 face 5 (shy)】
そ、その……ボク……{player}のこと……好……
voice: vo_adv_1027007_005
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
黙りなさい、雌豚。
Choice: (2) エリコが分裂した!?
Choice: (3) 双子だったの!?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1027007_006
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
人間が分裂するわけありません……
【chara 102711 face 2 (joy)】
{player}様には、私の伴侶にふさわしい教育を
ほどこさないといけないようですね……
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1027007_007
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
私は双子ではありません。
【chara 102711 face 4 (sad)】
伴侶の家族構成くらい覚えておいてくださいませ。
【chara 102711 face 3 (anger)】
おしおきをしますよ……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1027007_008
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
{player}様、そのエリコは偽物です。
おそらく、この霧が見せている幻覚でしょう。
【chara 102711 face 3 (anger)】
旅人を迷わせて、生気を吸い取る魔物のようですね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1027007_009
エリコ?:
【chara 102711 face 3 (anger)】
な、なに言ってるの!
そっちこそ偽物のくせして!
【chara 102711 face 4 (sad)】
{player}、ボクを信じてよ!
voice: vo_adv_1027007_010
エリコ?:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
なに言ってるのよ! 本物はあたしよ!
【chara 102711 face 3 (anger)】
いいかげんなこと言ってると、ぶっ殺すぞ!
voice: vo_adv_1027007_011
エリコ?:
【chara 102711 face 2 (joy)】
わたしが本物だよ~! 【chara 102711 face 5 (shy)】
ね、お兄ちゃん!
voice: vo_adv_1027007_012
エリコ?:
【chara 102711 face 2 (joy)】
{player}くん、本物は私よ~
【chara 102711 face 5 (shy)】
信じてくれたら、イ・イ・コ・ト、してあげる♪
voice: vo_adv_1027007_013
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
【chara 102711 face 3 (anger)】
どんどん増えていく……
しかも、どいつもこいつも出来損ないのクズばかり……
クズ……カス……ゴミ……不愉快ですわ……
voice: vo_adv_1027007_014
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
それに……口調がそれぞれ違いますね……
{player}様の好みに合致できるように、
様々な性格の幻覚を作り出しているようです。
voice: vo_adv_1027007_015
エリコ?:
【chara 102711 face 4 (sad)】
あー、いらいらする~ あたしたちで言い争ってても、
埒が明かないわねー!
voice: vo_adv_1027007_016
エリコ?:
【chara 102711 face 1 (normal)】
だったら、{player}に
誰が本物なのか、当ててもらおうよ!
voice: vo_adv_1027007_017
エリコ?:
【chara 102711 face 2 (joy)】
さんせ~! お兄ちゃんは、どのエリコが好き?
voice: vo_adv_1027007_018
エリコ?:
【chara 102711 face 5 (shy)】
もちろん私よね~?
【chara 102711 face 2 (joy)】
私~{player}様のこと、だ~いすき♪
voice: vo_adv_1027007_019
エリコ?:
【chara 102711 face 5 (shy)】
ボクも、{player}のこと、大好きだよ!
なんといっても、かっこいいし~!
【chara 102711 face 2 (joy)】
男前だし~! ハンサムだし~! 美形だし~!
voice: vo_adv_1027007_020
エリコ?:
【chara 102711 face 3 (anger)】
バーカ! {player}の魅力は、
プリンセスナイトの能力だろ!
【chara 102711 face 1 (normal)】
アタシの力を引き出してくれるんだから!
voice: vo_adv_1027007_021
エリコ?:
【chara 102711 face 2 (joy)】
お兄ちゃんは~お兄ちゃんだから~大好き~!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1027007_022
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
……くだらない。
voice: vo_adv_1027007_023
エリコ?:
【chara 102711 face 3 (anger)】
なんだと!?
voice: vo_adv_1027007_024
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
くだらない……くだらない……くだらない……くだらない……
くだらない……くだらない……くだらない……くだらない……
くだらない……くだらない……くだらない……くだらない!!!!!
voice: vo_adv_1027007_025
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
例え容姿が醜悪であろうが、神秘的な能力をお持ちでなかろうが、
そんなことで、私の想いは変わりませんわ。
voice: vo_adv_1027007_026
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
{player}様は占いで示された、運命の人……
それが全て。
voice: vo_adv_1027007_027
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
…………そう、思っておりましたわ。
voice: vo_adv_1027007_028
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
でも、私、わかりましたの。
{player}様が運命の人だから、好きなのではないのです。
voice: vo_adv_1027007_029
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
『壊し屋』の二つ名を持ち、街中で恐れられていた私……
嫌われていた私……
voice: vo_adv_1027007_030
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
そんな私にも、{player}様は、
普通の女の子のように、接してくださいました。
voice: vo_adv_1027007_031
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
危険な時は、かばってもくださいました……
私よりも弱いのに……困った方ですわ……
voice: vo_adv_1027007_032
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
過剰な贈り物にも、喜んでくれた……
voice: vo_adv_1027007_033
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
嫉妬深い私を許してくれた……
voice: vo_adv_1027007_034
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
気絶している私を助けてくれた……
voice: vo_adv_1027007_035
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
この方の隣でなら、私は『壊し屋』ではなく、
普通の女の子でいられるのです……
voice: vo_adv_1027007_036
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
{player}様……私、あなた様のことが……大好きです……
voice: vo_adv_1027007_037
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
あなた様が、運命の人であっても、そうでなくても、
かまいませんわ。
voice: vo_adv_1027007_038
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
私は、あなた様が大好き……それが全てです。
voice: vo_adv_1027007_039
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
運命の人だから、好きなのではありません……
【chara 102711 face 5 (shy)】
大好きだから、{player}様は、私の運命の人なのです……
Choice: (5) 本物のエリコはこの子だと思う。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1027007_040
偽エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
【chara 102711 face 3 (anger)】
チッ! バレちまったか。
【chara 102711 face 4 (sad)】
このまま森をさまよわせて、養分を吸い取るつもりだったが……
【chara 102711 face 3 (anger)】
こうなったら死体にして、養分にしてやるぜ!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_1027007_041
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
{player}様を混乱させるだけではなく、
襲い掛かってくるなんて……
【chara 102711 face 3 (anger)】
そんな不届き者は懲らしめなくてはいけませんわね。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ!
voice: vo_adv_1027007_042
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
ふん、他愛のない……
【chara 102711 face 1 (normal)】
『壊し屋』の姿を真似るなら、もう少し歯ごたえが
欲しいものですわね……【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス。
Choice: (6) ありがとう。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1027007_043
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
いえ、お礼には及びませんわ。
{player}様を傷つけようとするものを排除するのは、
私にとって当然のことです。
voice: vo_adv_1027007_044
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】
だって、{player}様は、私の運命の人ですから……
voice: vo_adv_1027007_045
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】
は、恥ずかしい……わ、私、失礼しますわ。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}にとっても、自分が運命の人であれば……
と、願うエリコだった。