サレン 第2話
「商品」輸送中、虫タイプの魔物に苦戦していたサレン。大量発生の原因は、{player}が撒いた虫捕獲用薬剤。効率重視の協力作戦を提案しながらサレンは、昔一緒に虫取りをした男の子を思い出す。


-------------- situation:
飛んで火に入る夏の虫
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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 アン、ドゥ、トロワ……♪
アン、ドゥ、トロワ……♪

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 くるん、ってターンして~……
【chara 102811 face 3 (anger)】 振り向きざまに、叩っ切る!

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ふぅっ……
【chara 102811 face 4 (sad)】 ったくも~、鬱陶しいったらないわ。

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 さっきから、やたら虫タイプの魔物ばっかりでてくるわね。
たいして、危険な相手でもないけど。
【chara 102811 face 4 (sad)】 数がおおいから、面倒極まりないわ。

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 振り払っても斬り伏せても、次から次へと寄ってくる……
【chara 102811 face 3 (anger)】 無視して突っ切りたいけど、いちおう雑魚とはいえ魔物は魔物。
油断したら、大怪我するしね。

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 大事な『商品』を運んでる途中だから、
あんまり乱暴なこともできないし……

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 魔物が出現するたびに、
いちいち荷車を止めて対処しなくちゃいけないし。

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 こんなんじゃ、日が暮れちゃうわ。
暗くなってくると手強い魔物も活動を始めるだろうし、
【chara 102811 face 4 (sad)】 急がないといけないのに。

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 嫌よ、こんな不気味なところで立ち往生するのは。
【chara 102811 face 4 (sad)】 こんなことなら、ケチらずに護衛でも雇えばよかったかしら。

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 でもなぁ、そのぶんの経費を払うと儲けがでないし。
【chara 102811 face 3 (anger)】 スズメや子供たちには、危険な仕事はさせられないし。

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……おっと。
【chara 102811 face 3 (anger)】 あぁもう、また虫が寄ってきたわ。
よっこいしょ~、っと♪

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 きりがないわね、殺虫剤でも用意しとけばよかったわ。
【chara 102811 face 4 (sad)】 ていうか、何でこんなに虫ばっかりでるのかしら……
【chara 102811 face 6 (surprised)】 もしかして、運んでる『商品』のせい?

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 この『商品』が、虫を引き寄せる甘いにおいでも発してるとか。
【chara 102811 face 4 (sad)】 それならにおいが外に漏れないように、
覆いをつけとけば良かったわね。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 うん。反省点は覚えておいて、次に活かしましょ。
【chara 102811 face 3 (anger)】 とりあえず今は、さっさと森を抜けないと……
【chara 102811 face 4 (sad)】 町までは、さすがに魔物も追ってこないわよね?

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ん?
あれっ、そこの茂みが動いた!

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 虫……じゃないわ、もっとデカい動物が隠れてる?
【chara 102811 face 6 (surprised)】 単なる通行人だったら攻撃しちゃまずいし、
いちおう声をかけるべきよね?

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ねぇ、誰かいるの?
【chara 102811 face 3 (anger)】 返事がないなら、魔物だと判断して攻撃するわよ!

Choice: (1) ちゃんと返事をする。
Choice: (2) 魔物っぽい叫び声をあげる。
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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ん……人間の声ね、【chara 102811 face 1 (normal)】 よかった。
念のため、確認しといて正解だったわね。

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ごめんなさい。
攻撃はしないから、茂みから出てきてくれる?

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----- Tag 2 -----
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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ひっ……!?
【chara 102811 face 3 (anger)】 やっぱり、魔物っ?

voice: vo_adv_1028002_020
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 って、人間……【chara 102811 face 4 (sad)】 よね?
【chara 102811 face 3 (anger)】 もうっ、まぎらわしい真似をしないでくれる?

----- Tag 3 -----
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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 あら、あんた……
たしか、【chara 102811 face 1 (normal)】 {player}だったかしら?

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 まったくもう、驚かさないでちょうだい。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 {player}、いったい森で何をしてるの?
【chara 102811 face 4 (sad)】 こんな魔物がうろつく場所で、お散歩ってわけでもないでしょ?

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ふぅん……
小遣い稼ぎに、簡単な仕事を引き受けたのね。
特定の虫をたくさん狩って、化粧品の材料になる体液を集める?

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 そのために、依頼主のアドバイスに従って……
【chara 102811 face 3 (anger)】 虫がたくさん集まってくるように、
【chara 102811 face 6 (surprised)】 特殊な調合をした薬剤を散布したって?

voice: vo_adv_1028002_025
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ふぅん。
つまりこの付近にやたら虫が集まってるのは、
あんたのせいってことね……?

voice: vo_adv_1028002_026
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 良い迷惑よ、まったくもう。
いいけどさ。【chara 102811 face 1 (normal)】 たまたまそんな場所に踏みこんじゃった、
あたしが不運だったのよね。

voice: vo_adv_1028002_027
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 ひとのせいにするのは、エレガントじゃないわ。
【chara 102811 face 2 (joy)】 ううん、ピンチはチャンスよね。

voice: vo_adv_1028002_028
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 【chara 102811 face 1 (normal)】 ねぇ、{player}……
あんたの仕事、よかったら手伝わせてくれない?
【chara 102811 face 2 (joy)】 その代わり、この荷車を引いてほしいの。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 あんたが、あたしの荷車を運ぶ。
あたしは、寄ってくる虫を狩りまくる。
【chara 102811 face 2 (joy)】 倒した虫は袋に詰めて、荷車に一緒に載せれば大量に運べるわ。

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サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 一挙両得よね。
そういう条件で、どう?
【chara 102811 face 1 (normal)】 お互い、利益のある話でしょ?

voice: vo_adv_1028002_031
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 あんた、見た感じ動きが鈍いし……
虫、ちっとも捕まえられてないみたいだしね。
【chara 102811 face 1 (normal)】 このままだと、きちんと依頼を果たせないでしょ?

voice: vo_adv_1028002_032
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 仕事は、ちゃんとしないと駄目よ。
【chara 102811 face 1 (normal)】 こないだ書類を拾ってくれたお礼に、あたしが手伝ってあげる。
【chara 102811 face 2 (joy)】 ううん、助けあいましょ♪

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 OK?
【chara 102811 face 2 (joy)】 じゃあ、交渉成立ってことで♪

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 虫、ここまでの道すがら大量に倒したから……
使えるやつがあったら、屍骸を拾ってくればいいわ。

voice: vo_adv_1028002_035
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 その間も、
あたしは近づいてくる虫をてきとうに狩っておくから。

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サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 アン、ドゥ、トロワ……♪

voice: vo_adv_1028002_037
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 あはは。むかぁし、こんなふうに……
仲良しだった男の子と一緒に、虫取りをした覚えがあるわ。
【chara 102811 face 4 (sad)】 鈍くさいやつでね~、ちっとも虫を捕まえられないの。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 でも。
いざというときには頼もしくってね、
ちょっとだけ好きだったわ。

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サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】 懐かしいわね~……
【chara 102811 face 2 (joy)】 あの男の子、今はどこで何をしてるのかしら?