ノゾミ 第3話
ノゾミはお芝居の練習相手に{player}を指名する。台本にキスシーンがあってノゾミは激しく動揺した。結局台本の間違いだったのだが、{player}とのキスを想像してしまい狼狽する。
-------------- situation:
超新解釈『赤ずきん』
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}はノゾミに呼ばれて、
待ち合わせ場所に来ていた。
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
お待たせー!
【chara 102911 face 1 (normal)】
{player}くん、早いね。待たせちゃったかな?
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ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
……ところで、なに、その得意げな顔?
【chara 102911 face 1 (normal)】
どうかしたの?
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ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
え? この前からずっと、アイドルのこと勉強してたの?
それで、アイドルについて詳しくなった、って?
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ノゾミ:
【chara 102911 face 1 (normal)】
じゃあ、私のことを、色々と覚えてくれたんだ?
【chara 102911 face 2 (joy)】
あはは、ちょっとうれしいかな。ありがと!
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ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
他のファンより詳しくなった、【chara 102911 face 4 (sad)】
って……それは言い過ぎじゃない?
すごい自信があるんだね。
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
じゃあ、私の次のお仕事がなにか、当ててみて。
【chara 102911 face 1 (normal)】
誰よりも詳しいなら、わかるでしょ?
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
わからないんだ~
正解は、女優だよ。
【chara 102911 face 1 (normal)】
今度、舞台でお芝居をすることになったんだ。
voice: vo_adv_1029003_007
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
それでね……そのお芝居のことで、
お願いがあるんだけど、いいかな?
voice: vo_adv_1029003_008
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
演技はあまりやったことがないから、自信ないんだ。
だから、{player}くん、
練習相手になってくれない?
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ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
手伝ってくれるの?
【chara 102911 face 2 (joy)】
やった、ありがとう!
voice: vo_adv_1029003_010
ノゾミ:
【chara 102911 face 1 (normal)】
じゃあ、まずは台本の読み込みからだね。
【chara 102911 face 2 (joy)】
はい、これ、{player}くんの台本。
【chara 102911 face 4 (sad)】
私も受け取ったばかりだから、内容は知らないんだけど……
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
演目はね、「赤ずきん」よ。
【chara 102911 face 1 (normal)】
有名なおとぎ話だから、もちろん知ってるでしょ?
voice: vo_adv_1029003_012
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
ええっ、知らないの!?
【chara 102911 face 4 (sad)】
そうなんだ……
【chara 102911 face 2 (joy)】
でも、台本があるから大丈夫よ。
voice: vo_adv_1029003_013
ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
私が主役の、赤ずきん役なの。
【chara 102911 face 1 (normal)】
{player}くんは、相手役のオオカミをお願いね。
【chara 102911 face 3 (anger)】
さっそくはじめましょう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
数分後────
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
{player}くん、
初めてにしては、意外と演技うまいじゃない。
【chara 102911 face 3 (anger)】
それじゃあ、いよいよクライマックスよ。
voice: vo_adv_1029003_015
ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
どうしてお耳が、そんなに大きいの?
Choice: (1) おまえの声が、よく聞こえるようにだよ。
----- Tag 1 -----
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ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
どうしてお目めが、そんなに大きいの?
Choice: (2) おまえが、よく見えるようにだよ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1029003_017
ノゾミ:
【chara 102911 face 2 (joy)】
どうしてお口が、そんなに大きいの?
Choice: (3) おまえと、キスするためだよ。
----- Tag 3 -----
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ノゾミ:
【chara 102911 face 5 (shy)】
うれしい……私もオオカミさんのこと……
【chara 102911 face 6 (surprised)】
って、ええーっ!
voice: vo_adv_1029003_019
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
「赤ずきん」って、人外萌え作品だったっけ!?
なんだか、この台本おかしい!
【chara 102911 face 3 (anger)】
読みながら、ずっと変だって思ってた!
voice: vo_adv_1029003_020
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
「道に迷った赤ずきんを、オオカミが助けて、
勘違いした猟師に撃たれたオオカミを、赤ずきんが看病して……」
【chara 102911 face 3 (anger)】
こんなの、全然「赤ずきん」じゃない!
voice: vo_adv_1029003_021
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
こ、この後の展開は……?
「友情が愛情に変わった二人。
赤ずきんのキスで、オオカミの呪いは解けて、人間の姿に……」
voice: vo_adv_1029003_022
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
き、キス!?
このお芝居、キスシーンがあるの!?
voice: vo_adv_1029003_023
ノゾミ:
【chara 102911 face 5 (shy)】
と、ということは……
練習してたら、{player}くんと……!?
でも、そ、それは……その……
voice: vo_adv_1029003_024
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
あれ? ちょっと待って。
本番は他の俳優さんがオオカミ役なんだよね?
voice: vo_adv_1029003_025
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
じゃあ、お仕事の相手とキスシーン……?
【chara 102911 face 3 (anger)】
なし! それ、絶対になしだから!
voice: vo_adv_1029003_026
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
……え? あれ?
こ、この台本、他の人の名前が書いてある?
ってことは……【chara 102911 face 4 (sad)】
これ、私の台本じゃない!?
voice: vo_adv_1029003_027
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
間違えて、他の人の台本持ってきちゃったんだ。
【chara 102911 face 1 (normal)】
よかった……
voice: vo_adv_1029003_028
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
{player}くん、ごめんね。
その台本間違いで──
voice: vo_adv_1029003_029
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
あれ……?
ね、ねぇ、なんでメモなんて取ってるの?
voice: vo_adv_1029003_030
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
アイドルの勉強の続き……?
【chara 102911 face 1 (normal)】
へぇ……なにをメモしたの?
voice: vo_adv_1029003_031
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
えっと……?
「アイドルはお芝居でキスもする」?
voice: vo_adv_1029003_032
ノゾミ:
【chara 102911 face 3 (anger)】
す、するわけないでしょ!
変なこと、メモしないっ!!
voice: vo_adv_1029003_033
ノゾミ:
【chara 102911 face 3 (anger)】
私、そういうお仕事はNGなの!
【chara 102911 face 5 (shy)】
だから、安心して──
voice: vo_adv_1029003_034
ノゾミ:
【chara 102911 face 6 (surprised)】
って、安心してって、なに!?
【chara 102911 face 5 (shy)】
別に私と{player}くんは、そういう関係じゃ……!
voice: vo_adv_1029003_035
ノゾミ:
【chara 102911 face 5 (shy)】
あ、いや……その、
そういうのが嫌ってわけじゃなくて……
voice: vo_adv_1029003_036
ノゾミ:
【chara 102911 face 4 (sad)】
……あぁ、また余計なこと言っちゃってる!?
う、うぅ……お、落ち着かなきゃ……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
想像してしまったキスシーンが頭から離れず、
冷静になれないノゾミだった。