シノブ 第12話
シノブは{player}に接近する自身の偽者に出会う。シノブに成り代わろうとする偽者に苦戦するも、{player}の想いに触れ危機を脱し、これからも彼のそばにいたいと願い出るのだった。
-------------- situation:
変わりたい想いの果てに
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
オヘンロから一週間後、
シノブは物憂げな表情で一人、街を歩いていた。
voice: vo_adv_1031012_000
シノブ:
【chara 103111 face 4 (sad)】
……はぁ。
voice: vo_adv_1031012_001
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……それで本日37回目のため息だぞ、シノブ。
ここ最近元気がないようだが何かあったのか?
まあ、シノブは美人だから、アンニュイな感じは似合ってるのだが……
voice: vo_adv_1031012_002
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
はっ! もしかして小僧となんかあったのか?
ぬうぅ、小僧許すまじ! 発禁レベルの地獄を味わわせてやる!
voice: vo_adv_1031012_003
シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
も、【chara 103111 face 2 (joy)】
もうお父さんってば。
そんなこと言っちゃダメダメ、だぞ☆
voice: vo_adv_1031012_004
シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
そうだ、こんな時は甘いものでも食べよっかな~?
クリームたっぷりのパンケーキがいいな~☆
voice: vo_adv_1031012_005
ドクロ親父:
【chara 103111 face 4 (sad)】
【chara 2411 face 1 (normal)】
ひっ!? ど、どうしたシノブ? 何か悪いものでも食べたのか?
それとも新手の反抗期なのか?
voice: vo_adv_1031012_006
シノブ:
【chara 103111 face 4 (sad)】
……ごめん、お父さん。今のは見なかったことにして。
voice: vo_adv_1031012_007
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
この前、例の夢を見てから私も変わりたいって思ったんだけど。
【chara 103111 face 4 (sad)】
やっぱり上手くいかないな。
voice: vo_adv_1031012_008
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
あの人の周りの女の子はみんな明るい子たちばかりだから、
【chara 103111 face 4 (sad)】
私もそんなふうになれたらなって試してみたけど……
無理してるのがバレバレだね。
voice: vo_adv_1031012_009
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
まあ、さっきのは驚いたが、占いや除霊なんかはこれまで以上に
しっかりやってるし、なにより小僧と会ってないのが最高だ!
voice: vo_adv_1031012_010
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
やはりあの野郎はシノブをたぶらかす邪悪な存在だったんだ。
あいつのことはきっぱりと忘れるんだぞ。
voice: vo_adv_1031012_011
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
……ごめんね、お父さん。それは多分無理。
【chara 103111 face 6 (surprised)】
忘れるどころかあの人のことずっと考えちゃってるんだから。
voice: vo_adv_1031012_012
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
会わないのもなんだか恥ずかしくて
顔を合わせづらくなってるだけだし。
【chara 103111 face 4 (sad)】
変わりたいって思ってるのにこんな有様じゃよくないよね……
voice: vo_adv_1031012_013
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
おいシノブ、聞いてるのか? ……38回目のため息かよ。
まったく年頃の娘は難しいぜ──
voice: vo_adv_1031012_014
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
もしもし、そこのダンディなドクロさん。
voice: vo_adv_1031012_015
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
ん? どこからかオレを呼ぶ声が聞こえたような……
しかもこの声、美女の予感! どこだ、どこから聞こえたんだ?
voice: vo_adv_1031012_016
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
こっちだよドクロさん。私といいことしましょ♪
voice: vo_adv_1031012_017
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
うひょー! 行く行く! 爆速で行くから待っててよー!
voice: vo_adv_1031012_018
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
……あれ、お父さん? どこ行ったの?
【chara 103112 face 3 (anger)】
もう、また一人でうろうろして……【chara 103112 face 1 (normal)】
仕方ない、先帰るね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
だが、翌日になってもドクロ親父は戻らず消息を絶った。
捜索を始めて3日、いまだに手がかりの一つも見つからない──
voice: vo_adv_1031012_019
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
お父さん、一体どこに行っちゃったんだろう?
【chara 103112 face 4 (sad)】
何も告げずに何日もいなくなるなんて、今までなかったのに……
voice: vo_adv_1031012_020
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
もしかして誘拐? でもしゃべるドクロなんて
好き好んでさらうとは思えないし、
【chara 103112 face 1 (normal)】
そもそも黙ってさらわれる人じゃないんだけど……
voice: vo_adv_1031012_021
男性1:
【chara 1011 face 1 (normal)】
あ、シノブさん! この前は占っていただき
どうもありがとうございました。
voice: vo_adv_1031012_022
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
え? この前……【chara 103112 face 1 (normal)】
あの、人違いではないですか?
voice: vo_adv_1031012_023
男性1:
【chara 1011 face 2 (joy)】
やだなぁ、シノブさんを間違えるわけないじゃないですか。
【chara 1011 face 1 (normal)】
彼女にフラれて落ち込んでいた僕に占いで希望を示し、
【chara 1011 face 2 (joy)】
楽しいトークと明るい笑顔で元気づけてくれたじゃないですか。
voice: vo_adv_1031012_024
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
楽しい……明るい……?
【chara 103112 face 1 (normal)】
どちらも私には縁のない言葉。どういうことなの?
voice: vo_adv_1031012_025
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あの、私が占ったというのはいつのことでしょうか?
voice: vo_adv_1031012_026
男性1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
ええと、たしか一昨日だったと思います。
voice: vo_adv_1031012_027
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
一昨日? その日はお父さんを捜していて占いはお休みしていたから、
明らかに私じゃない。【chara 103112 face 1 (normal)】
じゃあ、一体誰が?
voice: vo_adv_1031012_028
男性1:
【chara 1011 face 6 (surprised)】
あの、お疲れですか?
今日はなんだか口数も少ないですし、表情も暗いですし……
【chara 1011 face 4 (sad)】
すみません、シノブさんの都合も考えず話しかけてしまって。
voice: vo_adv_1031012_029
男性1:
【chara 1011 face 1 (normal)】
また今度ゆっくりお話ししましょう。それでは!
voice: vo_adv_1031012_030
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
これは……私そっくりの誰かがいるってことなの……?
【chara 103112 face 4 (sad)】
たしか自分そっくりな人物が現れるという怪現象があったような──
voice: vo_adv_1031012_031
男性2:
【chara 911 face 2 (joy)】
おーシノブちゃん! 昨日はありがとよ。
voice: vo_adv_1031012_032
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
ま、また知らない人だ……【chara 103112 face 4 (sad)】
もしかしてこの人も……
voice: vo_adv_1031012_033
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あの、つかぬことをお伺いしますが、
昨日の私はいったい何をしていましたか?
voice: vo_adv_1031012_034
男性2:
【chara 911 face 6 (surprised)】
あん? 変なこと聞くなぁ。【chara 911 face 2 (joy)】
あ、それも占いのテクニックってヤツか?
【chara 911 face 1 (normal)】
昨日は俺とダチが飯屋で仕事や家庭の愚痴をグダグダ言ってたとこに
シノブちゃんが来て話聞いてくれてよ。
voice: vo_adv_1031012_035
男性2:
【chara 911 face 1 (normal)】
一緒にワイワイ飯食って、軽く占いなんかもしてくれてさ。
【chara 911 face 2 (joy)】
いやー、久々に楽しくて嫌なこともすっかり忘れられたぜ。
voice: vo_adv_1031012_036
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
やっぱり……【chara 103112 face 1 (normal)】
初対面でこんな強面の人と談笑するなんて
普段の私にはとても無理な芸当。
voice: vo_adv_1031012_037
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
間違いなく私そっくりな何者かが活動しているみたい。
voice: vo_adv_1031012_038
男性2:
【chara 911 face 2 (joy)】
お、そういやあ今日はあのドクロは連れてないのか?
voice: vo_adv_1031012_039
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
……え? き、昨日の私はドクロを連れていたんですか!?
私、何か言ってましたか?
voice: vo_adv_1031012_040
男性2:
【chara 911 face 6 (surprised)】
あ、ああ。俺がそのドクロは占いの道具かって聞いたら、
これは大切なお父さんだとか言ってたぜ。
【chara 911 face 1 (normal)】
ドクロが親父だってのはよく分かんねえけどな。
voice: vo_adv_1031012_041
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
そうですか……ありがとうございます、助かりました!
voice: vo_adv_1031012_042
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
お父さんの失踪、そして私の偽者。どうやら同一犯みたいだ。
【chara 103112 face 4 (sad)】
でも、お父さんを捕らえるほどの相手となると
私一人じゃ手に余りそう……
voice: vo_adv_1031012_043
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
……{player}さんに会って力を貸してもらおう。
今さら恥ずかしがってる場合じゃないもの。
voice: vo_adv_1031012_044
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
それにもし偽者があの人に接触したら……
【chara 103112 face 4 (sad)】
嫌な予感がする、急がなきゃ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その夜、{player}はバイトを終え、帰路についていた。
voice: vo_adv_1031012_045
シノブ?:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
あー! やっと見つけた。
もう、捜しましたよ? {player}さん。
Choice: (1) ど、どうも……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1031012_046
シノブ?:
【chara 103111 face 2 (joy)】
しばらく会えなくてすみませんでした。
色々と立て込んでまして……
voice: vo_adv_1031012_047
シノブ?:
【chara 103111 face 1 (normal)】
その問題解決に、あなたの力が必要なんです。
【chara 103111 face 2 (joy)】
もうあなたしか頼れないんです……どうかお願いしますぅ。
Choice: (2) なんだか距離感近いような……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1031012_048
シノブ?:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
ふふ、近い方がよくないですか?
【chara 103111 face 2 (joy)】
それよりもお返事、聞かせてくれますか?
Choice: (3) ……分かった。助けるよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1031012_049
シノブ?:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
ありがとうございます! それでは場所を変えましょう。
【chara 103111 face 2 (joy)】
色々とお話ししたいことがありますので──
voice: vo_adv_1031012_050
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
待ってください!
Choice: (4) あれは……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1031012_051
シノブ?:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
ああ! あれです、私の偽者!
【chara 103111 face 4 (sad)】
私に成りすまして街でひどいことばかりして困っていたんです!
voice: vo_adv_1031012_052
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
ち、違います……! 私が本物のシノブです!
voice: vo_adv_1031012_053
シノブ?:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
騙されないでくださいね!
【chara 103111 face 2 (joy)】
ほら、私にはお父さんがいますよね?
これこそがあいつが偽者だという証拠です!
voice: vo_adv_1031012_054
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1031012_055
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
お父さん! 【chara 103112 face 3 (anger)】
やっぱりあなたがお父さんを……
voice: vo_adv_1031012_056
シノブ?:
【chara 103111 face 2 (joy)】
お父さん、あの偽者をやっつけちゃって!
voice: vo_adv_1031012_057
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……!
voice: vo_adv_1031012_058
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
きゃっ! お父さん、どうして? 【chara 103112 face 6 (surprised)】
もしかして操られているの?
voice: vo_adv_1031012_059
シノブ?:
【chara 103111 face 2 (joy)】
さあ偽者、観念しなさい!
voice: vo_adv_1031012_060
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……!
voice: vo_adv_1031012_061
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
くっ……
voice: vo_adv_1031012_062
シノブ?:
【chara 103111 face 2 (joy)】
これで全部片付いた……【chara 103111 face 6 (surprised)】
え?
Choice: (5) 大丈夫? シノブちゃん。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1031012_063
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
は、はい……ありがとう、ございます……
【chara 103112 face 2 (joy)】
私のこと、分かるんですね?
voice: vo_adv_1031012_064
シノブ?:
【chara 103111 face 3 (anger)】
だ、だまされないでください{player}さん!
そいつは偽者、私が本物──
Choice: (6) 偽者はあなただよ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1031012_065
シノブ?:
【chara 103111 face 3 (anger)】
っ! ……君、最初から気付いていたみたいだね。
【chara 103111 face 2 (joy)】
少々焦りすぎたかな? これでも結構自信あったんだけどな。
voice: vo_adv_1031012_066
シノブ?:
【chara 103111 face 3 (anger)】
本物のドクロまで手に入れたのに、
【chara 103111 face 1 (normal)】
まだシノブちゃんになれないのか。【chara 103111 face 2 (joy)】
だったら──
voice: vo_adv_1031012_067
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
ここで本物にご退場いただくしかないよね!
voice: vo_adv_1031012_068
シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
【chara 103112 face 4 (sad)】
くっ……!
voice: vo_adv_1031012_069
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あれ……あなた、声が……
voice: vo_adv_1031012_070
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
あ、しまった。うーん、まだまだ成り代わりが甘いなぁ。
【chara 103111 face 2 (joy)】
でもまあ、失敗はもみ消すから問題なし!
voice: vo_adv_1031012_071
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あ、あなたはいったい何者なんですか?
【chara 103112 face 3 (anger)】
お父さんを誘拐し、そして私に成り代わって何をするつもりなんですか!
voice: vo_adv_1031012_072
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
違うんだなぁ、シノブちゃん。全然違う。
【chara 103111 face 1 (normal)】
成り代わって何をするかじゃないんだよね。
【chara 103111 face 2 (joy)】
これはね、あなたになることが目的なんだよ。
voice: vo_adv_1031012_073
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
私に? 意味が分かりません。【chara 103112 face 4 (sad)】
なんでそんなことを……
voice: vo_adv_1031012_074
偽シノブ:
【chara 103111 face 4 (sad)】
やっぱりねぇ、【chara 103111 face 6 (surprised)】
あなたは自分が
どれだけ恵まれているか分かってないのね。
voice: vo_adv_1031012_075
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
私はね、あなたと同じ霊媒師なの。
これでも結構腕が立つって自負があったんだよ?
【chara 103111 face 1 (normal)】
でもね、この街には私なんかが足元にも及ばない霊媒師がいたんだ。
voice: vo_adv_1031012_076
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
それって、もしかして……
voice: vo_adv_1031012_077
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
そう、あなただよシノブちゃん。霊媒師としての成功はもちろん、
かわいらしい外見と穏やかで優しい人柄、
そして強大な力を持つ父親と、素敵な仲間に恵まれてる。
voice: vo_adv_1031012_078
偽シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
霊能力しか取り柄のない私とは大違い。
正直うらやましくて、【chara 103111 face 3 (anger)】
そして妬ましかった。
【chara 103111 face 1 (normal)】
だからどうにか陥れてやろうとさえ思った。
voice: vo_adv_1031012_079
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_1031012_080
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
でも、あなたを見ているうちに妬みは憧れに変わっていった。
【chara 103111 face 2 (joy)】
いつかあなたみたいな素敵な霊媒師になりたいって、
思うようになったんだ。
voice: vo_adv_1031012_081
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
だからあなたに少しでも近づくためさらに霊能力をみがき、
占いも勉強して、仕草や立ち振る舞いまでまねたの。
voice: vo_adv_1031012_082
偽シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
そうやってシノブちゃんをまねているうちに、
【chara 103111 face 2 (joy)】
気付けばあなたになりたいって思うようになっていたの。
voice: vo_adv_1031012_083
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
だから決めたんだ。私はシノブちゃんになろうって!
voice: vo_adv_1031012_084
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
そんなの、おかしいですよ……
【chara 103112 face 4 (sad)】
人は自分以外の誰かになんてなれないんです。
voice: vo_adv_1031012_085
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
あはは、その物言い、さすが占い師だね!
【chara 103111 face 2 (joy)】
でも、そんなお説教今更無意味だよ。もうなるって決めたからね。
voice: vo_adv_1031012_086
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
そのためにまずはシノブちゃんのさらなる研究が必要だったから、
手始めにその子に霊が寄ってくる術をかけた。
Choice: (7) あれはそういうことだったのか……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1031012_087
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
本当は除霊の技術を見たかったけど、【chara 103111 face 4 (sad)】
シノブちゃんってば
祓わずに説得するんだもの。【chara 103111 face 1 (normal)】
ちょっと残念だったけど、
【chara 103111 face 2 (joy)】
シノブちゃんの人となりが知れたのはよかったかな。
voice: vo_adv_1031012_088
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
その後はあのお節介な霊をけしかけたり、
【chara 103111 face 2 (joy)】
二人で修業してるところを悪霊に襲わせたりしたんだ。
必死に彼を守るシノブちゃん、素敵だったなぁ。
voice: vo_adv_1031012_089
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
……あなたのバカげた妄想のために、あの人を巻き込んだんですか?
voice: vo_adv_1031012_090
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
あはは、そんなに怒っちゃヤダー。助けて、お父さん♪
voice: vo_adv_1031012_091
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1031012_092
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
きゃあ! く、うぅ……
voice: vo_adv_1031012_093
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
やっぱすごいね、このドクロ。【chara 103111 face 2 (joy)】
さすがシノブちゃんの力の大本だよね。
占いも霊能力も全部これのおかげだったんでしょ?
これさえ手に入れれば、シノブちゃんになったも同然だもの。
voice: vo_adv_1031012_094
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
ということは、これを手に入れた時点で
私がシノブちゃんといっても問題ないよね!
voice: vo_adv_1031012_095
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
お願いです……お父さんを、返して……
voice: vo_adv_1031012_096
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
これがなければ力が出ないもんね。でもそれは無理。
これはもう私の物だから♪
voice: vo_adv_1031012_097
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
違います……お父さんは、そんなものじゃありません。
【chara 103112 face 3 (anger)】
お父さんはお父さんだから……物みたいに扱わないで……!
voice: vo_adv_1031012_098
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
わぁ、素敵な親子愛♪ お父さん聞いてる?
【chara 103111 face 6 (surprised)】
シノブちゃんが頑張ってるのにお父さんってば
【chara 103111 face 2 (joy)】
ちょっと色目を使ったらあっさり捕まっちゃって。情けないよねぇ。
voice: vo_adv_1031012_099
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
……
voice: vo_adv_1031012_100
偽シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
でも、そんなお父さんに宿ったシノブちゃんの魔力の残滓、
それとお父さんの記憶を解析したおかげで
【chara 103111 face 2 (joy)】
この完璧なシノブちゃんの姿が手に入ったんだから感謝しないとね。
voice: vo_adv_1031012_101
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
さて、これで私もシノブちゃんだ! 【chara 103111 face 1 (normal)】
……と、思ったんだけどね。
【chara 103111 face 6 (surprised)】
この街はシノブちゃんの存在が強すぎたの。
voice: vo_adv_1031012_102
偽シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
私がどんなにシノブちゃんをまねたところで、現実がそれを否定する。
【chara 103111 face 3 (anger)】
端的に言って邪魔なの。だから……【chara 103111 face 2 (joy)】
消えて? シノブちゃん。
voice: vo_adv_1031012_103
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
勝手なことを、言わないで……!
voice: vo_adv_1031012_104
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
そうやって怒るんだ? 【chara 103111 face 2 (joy)】
参考になるな。でも安心して?
私がより良いシノブちゃんになるから。
voice: vo_adv_1031012_105
偽シノブ:
【chara 103111 face 7 (special_a)】
明るく優しいみんなの人気者になってみせる。
ドクロもその子も、お友達もぜーんぶ乗っ取って、
完璧なシノブちゃんになるから!
Choice: (8) あなたはシノブちゃんになれないよ。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1031012_106
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
【chara 103111 face 6 (surprised)】
……は? 何を言ってるの?
【chara 103111 face 3 (anger)】
見た目も能力も完全に同じ、どう見てもシノブちゃんじゃない!
voice: vo_adv_1031012_107
偽シノブ:
【chara 103111 face 3 (anger)】
私はずっとシノブちゃんを研究してきたんだよ?
間違うはずないでしょ!
Choice: (9) シノブちゃんは優しいよ。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1031012_108
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
ふーん、そうなんだ。【chara 103111 face 7 (special_a)】
じゃあ君には特別に優しくしてあげる。
別に君になんか興味ないけど、私は優しいシノブちゃんだからね。
Choice: (10) シノブちゃんはそんな笑い方しないよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1031012_109
偽シノブ:
【chara 103111 face 2 (joy)】
【chara 103111 face 6 (surprised)】
はい? 笑い方?
voice: vo_adv_1031012_110
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
あの、私の笑い方って一体……
Choice: (11) シノブちゃんの笑顔はもっと優しいよ。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1031012_111
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あ……
Choice: (12) あのかわいい笑顔を間違えたりしない!
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1031012_112
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
あ、その……そんなふうに言われると、恥ずかしいです……
【chara 103112 face 5 (shy)】
でも、うれしいです……
voice: vo_adv_1031012_113
偽シノブ:
【chara 103111 face 3 (anger)】
私を無視して盛り上がんな!
もういい、シノブちゃんの前に君から始末する。
【chara 103111 face 2 (joy)】
新しいシノブちゃんのそばに君は必要ないから。
voice: vo_adv_1031012_114
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
そんなこと、させませんよ? 絶対に。
voice: vo_adv_1031012_115
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
っ! 【chara 103111 face 2 (joy)】
もしかして逆鱗に触れちゃったかな?
こうなったらドクロで一気に片をつけて──
voice: vo_adv_1031012_116
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
シノブから離れろや! 小僧ぉー!
voice: vo_adv_1031012_117
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
お、お父さん!?
voice: vo_adv_1031012_118
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
なっ! うそ、私の支配を自力で破ったというの?
【chara 103111 face 4 (sad)】
マズい、ここまでの化け物だったなんて……
voice: vo_adv_1031012_119
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
おい女、よくもやってくれたな。オレをだましただけでなく
シノブまで傷付けた罪、しっかりと報いを受けてもらうぞ?
voice: vo_adv_1031012_120
偽シノブ:
【chara 103111 face 4 (sad)】
ひっ……
voice: vo_adv_1031012_121
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
だが、小僧が邪魔だというのはオレも同じだ。
ここ最近シノブとの距離をつめてきやがってあまりに目障りだ。
voice: vo_adv_1031012_122
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
え?
voice: vo_adv_1031012_123
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
お父さん? 【chara 103112 face 4 (sad)】
何を言ってるの?
voice: vo_adv_1031012_124
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
シノブ、オレは今だけこいつに手を貸すぜ。
小僧を地獄に叩き落とすいい機会だからな。
voice: vo_adv_1031012_125
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
悪く思うなよ? おまえがオレの言うことを聞かずに
小僧とイチャコラし続けるから、もう我慢の限界なんだ。
消し炭になった小僧を見てしっかりと反省するんだぞ。
voice: vo_adv_1031012_126
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
100%私怨じゃない。
だいたいこの人がいなかったらお父さんだって危ない所だった──
voice: vo_adv_1031012_127
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
う、う、うるさーい! オレは全然間違ってないぞ!
浮かれ思春期のおまえらが全部悪いんだ!
voice: vo_adv_1031012_128
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
おい女、シノブにたかる悪い虫の駆除、手伝ってもらうぞ!
それでおまえの罪を軽くしてやる。
voice: vo_adv_1031012_129
偽シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
……正直シノブちゃんに同情するけど、【chara 103111 face 1 (normal)】
こっちも命が惜しいからね。
【chara 103111 face 2 (joy)】
そういうわけだから、大人しく消えてね。
voice: vo_adv_1031012_130
シノブ:
【chara 103112 face 4 (sad)】
……はぁ、なんだか心配してたのがバカみたい。
voice: vo_adv_1031012_131
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
これまでも大概残念だったけど、
それでもお父さんだからって我慢できた。
【chara 103112 face 3 (anger)】
でも、これはさすがにひどいよ。
voice: vo_adv_1031012_132
偽シノブ:
【chara 103111 face 4 (sad)】
ね、ねえシノブちゃん怒ってるみたいだけど?
voice: vo_adv_1031012_133
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
だ、大丈夫だ。シノブ、おまえは大人しくそこで/
小僧がぶちのめされるのを見ていろ。邪魔するんじゃないぞ。
voice: vo_adv_1031012_134
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
すみません{player}さん。
少々お力を貸してもらえませんか?
【chara 103112 face 3 (anger)】
あのダメドクロにキツイお仕置きをしたいので。
Choice: (13) シノブを全力で強化する。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1031012_135
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
ありがとうございます!
【chara 103112 face 6 (surprised)】
あの、お願いついでにお手も拝借していいですか?
Choice: (14) 好きなだけ使ってよ!
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1031012_136
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
助かります。それでは──
voice: vo_adv_1031012_137
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
コラー! シノブ、自分からて、て、手を握るなんて……! ふしだら!
こ、これ以上はお父さん、許さないんだからね!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1031012_138
シノブ:
【chara 103112 face 6 (surprised)】
ああ、力がみなぎってくる。【chara 103112 face 1 (normal)】
何度も強化してもらってるけど、
いつもよりも強さを感じる。
voice: vo_adv_1031012_139
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
あなたの想いを知れたことで、
【chara 103112 face 2 (joy)】
これまでよりも自分の想いに素直になって
心を開けているからかな?
voice: vo_adv_1031012_140
シノブ:
【chara 103112 face 2 (joy)】
ふふ、だとしたらうれしいかも。
voice: vo_adv_1031012_141
シノブ:
【chara 103112 face 3 (anger)】
さあ二人とも、懺悔の用意はいいですか?
【chara 103112 face 1 (normal)】
手加減できそうにないので、謝るなら今のうちにお願いします。
voice: vo_adv_1031012_142
偽シノブ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ちょ、ちょっと、シノブちゃんにあんな力があるなんて
聞いてないんだけど!
voice: vo_adv_1031012_143
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
く、くそ、小僧め余計なまねを!
だが、お父さんに勝とうなんて十年早いぞシノブ!
voice: vo_adv_1031012_144
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
行くぞ、シノブは無視して小僧を集中的に狙え!
voice: vo_adv_1031012_145
偽シノブ:
【chara 1 face 1 (normal)】
え、ええ!
voice: vo_adv_1031012_146
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
……どうやら反省する気はないみたいですね。
【chara 103112 face 3 (anger)】
二人とも、いっぺん地獄を見てきなさい。
voice: vo_adv_1031012_147
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
はあぁ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1031012_148
ドクロ親父・偽シノブ:
【chara 1 face 1 (normal)】
ごめんなさーい!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1031012_149
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
ぐおぉ……シノブ、強くなったな……
voice: vo_adv_1031012_150
霊媒師:
【chara 411 face 4 (sad)】
ぐ、うぅ……ああ、元に戻っちゃった……
【chara 411 face 3 (anger)】
なんだよ、ドクロなしでも強すぎでしょ……
【chara 411 face 4 (sad)】
シノブちゃんのこと、完全に見誤ってたね、これは。
voice: vo_adv_1031012_151
シノブ:
【chara 103112 face 1 (normal)】
それでは、父を返していただきます。
voice: vo_adv_1031012_152
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
あだだ! シ、シノブ、もう少し優しく、優しく扱って、ぐわーっ!
voice: vo_adv_1031012_153
霊媒師:
【chara 411 face 4 (sad)】
はぁ……虎の子のドクロも失って、全部ご破算ね。
もう抵抗する気力もないわ。
【chara 411 face 6 (surprised)】
煮るなり焼くなり呪うなり、好きにしてちょうだい。
voice: vo_adv_1031012_154
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
そんなことをするつもりはありませんよ。
【chara 103111 face 3 (anger)】
あなたのやったことは決して許されることではありません。
【chara 103111 face 1 (normal)】
ですが、あなた本来の姿は十分素敵だと思います。
voice: vo_adv_1031012_155
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
おう、そうだぜ。なにしろこのオレが
コロッとやられちまうくらいだからな。
voice: vo_adv_1031012_156
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
シノブに成り代わろうとしたのは許せないが、
霊媒師としての腕はいいし肝も据わってやがる。
どうだ、オレと付き合えよ。そうすれば全部許して──
voice: vo_adv_1031012_157
シノブ:
【chara 103111 face 3 (anger)】
お父さん、まだ反省が足りていないみたいだね?
voice: vo_adv_1031012_158
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
ひぃ! ごめんなさいごめんなさい!
voice: vo_adv_1031012_159
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
霊媒師さん、あなたは私になってから誰かを傷付けていない、
むしろ明るく励ましていました。それは私にはできなかったことです。
voice: vo_adv_1031012_160
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
無理に私なんかにならなくても、
あなたにはその力を活かせる道がちゃんとあります。
【chara 103111 face 2 (joy)】
どうか、私ではなくご自身の人生を生きてください。
voice: vo_adv_1031012_161
霊媒師:
【chara 411 face 1 (normal)】
はぁ……敵わないな。
私みたいな人間にそんな言葉をかけてくれるなんて、
【chara 411 face 2 (joy)】
シノブちゃん人間ができすぎてるよ。
voice: vo_adv_1031012_162
霊媒師:
【chara 411 face 6 (surprised)】
これだけ格の違いを見せつけられた後じゃ、
【chara 411 face 1 (normal)】
側だけ似せて成り代わろうとしてたのが恥ずかしいよ。
voice: vo_adv_1031012_163
霊媒師:
【chara 411 face 2 (joy)】
君、見る目あるね。【chara 411 face 6 (surprised)】
君に見破られた時点で私の敗北は決定的だったよ。
【chara 411 face 1 (normal)】
こんな茶番に巻き込んでごめんね。
Choice: (15) トラブルは慣れてますから。
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1031012_164
霊媒師:
【chara 411 face 2 (joy)】
はは、何それ……【chara 411 face 1 (normal)】
今更だけど、シノブちゃんだけじゃなくて
君のこともちゃんと見ておくべきだったよ。
voice: vo_adv_1031012_165
霊媒師:
【chara 411 face 2 (joy)】
さてと、半端とはいえシノブちゃんにもなれたんだから、
生まれ変わったつもりでやり直すよ。
それじゃあ二人とも、お幸せに。
voice: vo_adv_1031012_166
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
行っちまったな。しかしおっかないもんだな。
普通にやりゃあひとかどの霊媒師になれただろうに、
少しの間違いでああなっちまうんだからよ。
voice: vo_adv_1031012_167
シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
たしかに。無理に変わる必要がないって、
【chara 103111 face 1 (normal)】
それは私自身にも言えることかも。
voice: vo_adv_1031012_168
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
変わることは大事だけど、やり方を間違えば
【chara 103111 face 4 (sad)】
あの人みたいに歪んでしまうことだってありえるんだ。
voice: vo_adv_1031012_169
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
だからもう無理に変わろうとはしない。
ありのままの私を見てくれる人がいる。
voice: vo_adv_1031012_170
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
私に必要なのは、【chara 103111 face 2 (joy)】
素直になる勇気だから。
voice: vo_adv_1031012_171
シノブ:
【chara 103111 face 1 (normal)】
あなたが私を本物だと気付いてくれたこと、【chara 103111 face 2 (joy)】
すごくうれしかったです。
ちゃんと私のこと、見ていてくれたんですね。
voice: vo_adv_1031012_172
シノブ:
【chara 103111 face 6 (surprised)】
私には他の女の子たちみたいに明るく振る舞うことは難しいです。
【chara 103111 face 2 (joy)】
でも、あなたが認めてくれた笑顔だけは絶対に絶やしません。
voice: vo_adv_1031012_173
シノブ:
【chara 103111 face 5 (shy)】
だから──これからもあなたのそばにいさせてくださいね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
そう言って穏やかで優しい笑みを浮かべるシノブだった。