マヒル 第10話
{player}とマヒルは、食材の発注ミスに困る料理屋の店員と出会う。食材が届くまで時間を稼ぐことになったマヒルは、料理屋の客にネタを披露し、生まれて初めてのギャラをもらうのであった。
-------------- situation:
初舞台は突然に
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
街を歩いていた{player}は、
荷車を引いて歩くマヒルと出会った。
voice: vo_adv_1033010_000
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
あんちゃんのおかげでオラはもうすっかり元気だど。
【chara 103311 face 1 (normal)】
持ってきた品は無事完売、ギャグも絶好調だったべ。
Choice: (1) よかった。
Choice: (2) 本当に?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1033010_001
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
いつまでもみんなに心配かけるわけにもいかねぇからな。
【chara 103311 face 4 (sad)】
なんて、あんちゃんにはだいぶ情けねぇとこ見られちまってるから、
かっこつけてもしかたねぇか。
voice: vo_adv_1033010_002
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
でも本当にもう心配しねぇでけろ。
今までのオラ、【chara 103311 face 2 (joy)】
いや、さらにパワーアップしたオラになってっから。
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1033010_003
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
本当だべ。あ、また王様から何かされてねぇか心配してんのか?
【chara 103311 face 1 (normal)】
王宮騎士の人が言うには、芸人たちへの興味が失せたから
またしばらくは安心みたいだべ。
voice: vo_adv_1033010_004
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
風向きが怪しくなったら教えてくれるって言ってたべ。
悪い人たちばっかでねぇのが分かって、
【chara 103311 face 2 (joy)】
それだけでなんかうれしいべな。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1033010_005
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
こっからはまた行商にお笑いに全力でやってっから、
【chara 103311 face 2 (joy)】
期待しててけろ!
voice: vo_adv_1033010_006
男性:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 6 (surprised)】
なにぃ!?
それじゃあおめぇ全然数が足りねぇじゃねぇか!
voice: vo_adv_1033010_007
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
わっ!? ビ、ビックリした。
ん? あれはひょっとして……いつもチーズ買ってくれる
料理屋のおっちゃんでねぇか?
voice: vo_adv_1033010_008
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
す、すみません! 俺が発注数を間違えたせいで……
voice: vo_adv_1033010_009
男性:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
謝って済めば王宮騎士はいらねぇんだよ。
【chara 1411 face 4 (sad)】
まぁ、やっちまったもんは仕方ねぇ。
どうするか考えなきゃなんねぇけど、時間がねぇな。
voice: vo_adv_1033010_010
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
おーい、なんか困りごとみてぇだけど、どうしたんだ?
voice: vo_adv_1033010_011
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
おぉ、マヒルちゃんじゃねぇか!
【chara 1411 face 4 (sad)】
なぁ、マヒルちゃんのとこの商品、なんか残ってねぇか?
コイツが発注とちって、食材が足んねぇんだ。
voice: vo_adv_1033010_012
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1033010_013
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
助けになってやりてぇけんど、
あいにく今日持ってきた商品は全部売れちまったべ。
【chara 103311 face 6 (surprised)】
あ! 急いで牧場から持ってくっか?
voice: vo_adv_1033010_014
男性:
【chara 1411 face 4 (sad)】
気持ちはありがてぇが、今日の夜に団体さんの予約が入っててな。
今からじゃ間に合わねぇ。仕方ねぇ、おとなしく頭を下げて……
voice: vo_adv_1033010_015
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
諦めるのはまだ早いんでねぇか?
【chara 103311 face 1 (normal)】
オラも知り合いの行商人に当たってみっから、
おっちゃんも知り合い手当たり次第当たってみ。
voice: vo_adv_1033010_016
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
おお! そうだな。
やれるだけのことはやってみるか。
voice: vo_adv_1033010_017
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
そうと決まれば手分けして当たるべ。
【chara 103311 face 1 (normal)】
ほら、そこのにいちゃんもいつまでもへこんでねぇで。
元気だすべや。
voice: vo_adv_1033010_018
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
は、はい!
voice: vo_adv_1033010_019
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
今知り合いの業者のリスト書いてやっから、
急いで回ってくれや。オラたちは他のとこ行くからよ。
voice: vo_adv_1033010_020
男性:
【chara 1411 face 4 (sad)】
すまねぇな、マヒルちゃん。
voice: vo_adv_1033010_021
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
なんもなんも。困ったときはお互いさまだべや!
【chara 103311 face 2 (joy)】
さ、おっちゃんも老体に鞭打ってもらうべよ!
voice: vo_adv_1033010_022
男性:
【chara 1411 face 2 (joy)】
ははっ! 俺はまだそんな年食っちゃいねぇよ!
【chara 1411 face 1 (normal)】
そんじゃひとっ走り行ってくらぁ。ほら、行くぞ!
voice: vo_adv_1033010_023
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
はい……!
voice: vo_adv_1033010_024
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
……あ、すまねぇ。
【chara 103311 face 4 (sad)】
確認する前にあんちゃんも頭数に入れちまったべ。
手伝ってくれっか?
Choice: (4) もちろん。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1033010_025
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
さすがあんちゃんだな。
【chara 103311 face 2 (joy)】
さ、オラたちも急いで回るべや!
voice: vo_adv_1033010_026
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
一通り聞いて回って、ある程度は工面できたけんど、
おっちゃんたちはどうだべな。
【chara 103311 face 4 (sad)】
そろそろ戻ってくると思うんだども……
voice: vo_adv_1033010_027
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
おーい! マヒルちゃん!
紹介してもらった業者当たってきたぞ!
数はなんとかなりそうだ!
voice: vo_adv_1033010_028
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
おお! そいつはよかった……【chara 103311 face 6 (surprised)】
ん?
数は、ってことは……
voice: vo_adv_1033010_029
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
どうしても時間のほうが間に合いそうもないんです……
マヒルさんの顔を立てて、できる限り早く届けてくれるとは
言ってくれてるんですけど……
voice: vo_adv_1033010_030
男性:
【chara 1411 face 4 (sad)】
麦しゅわと軽いつまみである程度時間は稼げるかもしんねぇが……
Choice: (5) マヒルさんが居る。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1033010_031
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
あ、あんちゃん? いきなり何言いだすだ。
オラの商品は完売しちまってるんだど?
【chara 103311 face 4 (sad)】
できることなんか何も……
Choice: (6) 新鮮なネタがある。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1033010_032
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
いや、だから…………【chara 103311 face 6 (surprised)】
ちょっと待つべや。
ひょ、ひょっとしてあんちゃん、
オラの新ネタのこと言ってんのか!?
voice: vo_adv_1033010_033
男性:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
なんだ、マヒルちゃん! 隠し玉があったのか!?
voice: vo_adv_1033010_034
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ち、ちげぇ! 期待させて申し訳ねぇけど、
あんちゃんが言ってるのはお笑いのネタのことだべ!
voice: vo_adv_1033010_035
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
あ……
voice: vo_adv_1033010_036
男性:
【chara 1411 face 6 (surprised)】
ん、どうした?
voice: vo_adv_1033010_037
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
い、いや、なんでもないです。
voice: vo_adv_1033010_038
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
と、ともかく、オラのネタは
行商のついでに聞いてもらってるくれぇのもんだ!
見ず知らずの人に見せるなんて、とてもとても……
voice: vo_adv_1033010_039
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
いや、案外ありかもしんねぇな。
voice: vo_adv_1033010_040
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
おっちゃん!?
voice: vo_adv_1033010_041
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
俺はマヒルちゃんのべしゃり結構好きだぜ。
voice: vo_adv_1033010_042
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
そ、そう言ってくれるのはうれしいけどよ、
オラのネタで時間稼げるなんてとてもとても……
voice: vo_adv_1033010_043
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
心配すんな!
うちに来る客はどうせ最初にしこたま麦しゅわ飲むんだ。
【chara 1411 face 2 (joy)】
普段の客より笑い上戸かもしんねぇぜ。
Choice: (7) やる前から諦めちゃうの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1033010_044
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
あんちゃん…………【chara 103311 face 1 (normal)】
そうだな。
せっかく降って湧いたチャンスなんだ。
【chara 103311 face 3 (anger)】
しり込みしても仕方ねぇ。
voice: vo_adv_1033010_045
マヒル:
【chara 103311 face 3 (anger)】
どんなにスベっても心折れねぇようにするって言ったもんな!
腹括るしかねぇべ!
voice: vo_adv_1033010_046
マヒル:
【chara 103311 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_1033010_047
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_1033010_048
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
……あんちゃん、そこで大丈夫とは言ってくんねぇんだな。
Choice: (8) 最初から心配してないよ?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1033010_049
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
ああ! あんちゃんはいっつも心の底から笑ってくれてるもんな!
【chara 103311 face 1 (normal)】
今のはオラが悪かったべや!
voice: vo_adv_1033010_050
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
で、でもよ、オラが作った新ネタで時間稼げそうなのは
エリザベスありきのネタだけだど? 【chara 103311 face 4 (sad)】
一人でつなぐのは……
Choice: (9) 僕がエリザベスの代わりになる。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1033010_051
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
ははっ、そこまで言われちゃ本当に引き下がれねぇな。
【chara 103311 face 1 (normal)】
あんちゃん、一緒にお客さんたちを爆笑させて時間を忘れさせるべよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
軽いネタ合わせを終えた{player}とマヒルは、
料理屋にやって来たお客たちを影から眺めていた。
voice: vo_adv_1033010_052
客1:
【chara 911 face 2 (joy)】
がはは! 麦しゅわだ! もっと麦しゅわ持ってこい!
voice: vo_adv_1033010_053
客2:
【chara 811 face 2 (joy)】
こっちにも追加してくれ! もう箱でくれ、箱で!
voice: vo_adv_1033010_054
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
うっ、想像してたよりもずいぶんアレな客層だべや。
本当にあの人たちにネタ披露すんのか?
voice: vo_adv_1033010_055
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
すみません、俺のせいで。
voice: vo_adv_1033010_056
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
き、気にしねぇでけろ!
板に立つって決めたのはオラなんだ!
【chara 103311 face 1 (normal)】
にいちゃんは悪くねぇ。こっから先はオラの問題だべや。
voice: vo_adv_1033010_057
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
あの人たち、見た目はアレですけど気のいい人たちです。
【chara 311 face 4 (sad)】
王様の前でネタを見せるよりは全然……
voice: vo_adv_1033010_058
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ん? なんて? よく聞こえなかっただよ。
voice: vo_adv_1033010_059
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
な、なんでもないです!
マヒルさんならきっと大丈夫ですから!
【chara 311 face 1 (normal)】
自信を持って行ってください!
voice: vo_adv_1033010_060
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
そ、そっか!! わかった!
いつまでもここでウダウダしてるわけにはいかねぇもんな!
【chara 103311 face 2 (joy)】
あんちゃん、行くど!
Choice: (10) モーー!
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1033010_061
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
おお! もう準備はできてるってことだな!
【chara 103311 face 2 (joy)】
了解だべ、そんじゃ行くべや!
voice: vo_adv_1033010_062
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
はいどうも~~!
牛のお姉さんの爆笑ショートコントの時間だべ~!
voice: vo_adv_1033010_063
客1:
【chara 911 face 2 (joy)】
うぃ~~~飲んだ飲んだ。
店主、今日も飯うまかったぜ! また来るな!
voice: vo_adv_1033010_064
男性:
【chara 1411 face 2 (joy)】
へい! またどうぞごひいきに!
voice: vo_adv_1033010_065
客2:
【chara 811 face 2 (joy)】
あの変な牛のねぇちゃんの余興もおもしろかったぜ!
voice: vo_adv_1033010_066
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ほ、ほんとか!? 【chara 103311 face 2 (joy)】
あんがとな!
voice: vo_adv_1033010_067
客2:
【chara 811 face 1 (normal)】
まぁ、ツッコミを牛の鳴き声だけで乗り切るのは
シュールな気もしたけどよ、【chara 811 face 2 (joy)】
俺は好きだぜ! そんじゃな!
voice: vo_adv_1033010_068
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
オ、オラのネタおもしろかったって言ってくれただ……
【chara 103311 face 1 (normal)】
信じらんねぇ……こんな日が来るなんて……
Choice: (11) マヒルさん、すごかった。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_1033010_069
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
あんなたくさんの人の前でネタやるなんて、
オラには無理だと思ってたけんど、
【chara 103311 face 1 (normal)】
いざ出てみたら不思議なことに全然平気だったべ。
voice: vo_adv_1033010_070
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
なんつーか、王様の前でネタ見せるのと比べたら
全然怖くねぇな、って思えたんだよな。
【chara 103311 face 2 (joy)】
ははっ、オラいつの間にか度胸ついてたみたいだべや。
voice: vo_adv_1033010_071
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
さて。無事に終わったことだし、オラたちはそろそろ帰るとすっか。
voice: vo_adv_1033010_072
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
おっと待ちな。大切なもん忘れてるぜ。
ほらよ。
voice: vo_adv_1033010_073
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ん? お金? 【chara 103311 face 1 (normal)】
オラは行商仲間に声かけただけで、
なんも売ってねぇから金はいらねぇど?
voice: vo_adv_1033010_074
男性:
【chara 1411 face 2 (joy)】
何言ってんだ。マヒルちゃんは芸を売ってくれたじゃねぇか。
これはその金だ。【chara 1411 face 6 (surprised)】
えーっと、なんて言うんだったか……
voice: vo_adv_1033010_075
青年:
【chara 311 face 1 (normal)】
ギャラ、ですかね。
voice: vo_adv_1033010_076
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
そう! ギャラだ、ギャラ!
【chara 1411 face 2 (joy)】
な! だから遠慮せずに受け取ってくれや。
voice: vo_adv_1033010_077
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ギャ、ギャラ? このオラに?
【chara 103311 face 4 (sad)】
い、いいのか? オラ別に大したことしてねぇのに……
voice: vo_adv_1033010_078
青年:
【chara 311 face 2 (joy)】
そんなことないですよ!!
俺、感動しました!!
voice: vo_adv_1033010_079
男性:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 6 (surprised)】
うぉっ!? ど、どうしたいきなり。
voice: vo_adv_1033010_080
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
そ、そうだべ。いくらにいちゃんのピンチを救ったからって、
そんな言われるようなことじゃねぇべよ。
【chara 103311 face 4 (sad)】
ほんと、たまたまだから。
voice: vo_adv_1033010_081
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
そ、そうじゃなくて、マヒルさんは本当にすごいですよ……
【chara 311 face 4 (sad)】
だ、だって、王様にあんなボコボコにされて、
それでもステージに立てるんですから……
voice: vo_adv_1033010_082
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
な、なんでにいちゃんがそれ知ってんだ?
voice: vo_adv_1033010_083
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
実は俺もあの場所に居たんですよ。
王様の前で自信満々に芸を披露して、
それで心が折れて、芸人を辞めました。
voice: vo_adv_1033010_084
青年:
【chara 311 face 1 (normal)】
あんなことがあっても笑いを諦めないマヒルさんはすごいです。
【chara 311 face 2 (joy)】
だから、ほんと、俺、感動して……
voice: vo_adv_1033010_085
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
ははっ、【chara 103311 face 1 (normal)】
そんじゃオラまだまだってことだな!
オラは感動じゃなくて笑いを届けてぇんだ。
次はにいちゃんのことを笑わせてみせるべ!
voice: vo_adv_1033010_086
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
あ、いや、おもしろくなかったとかそういうわけじゃなくて……!
voice: vo_adv_1033010_087
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
大丈夫大丈夫、わかってっから。
にいちゃんも芸人の血が騒いだんだべ。
自分も人を笑わせてぇ、って。
voice: vo_adv_1033010_088
青年:
【chara 311 face 4 (sad)】
そ、それは……
voice: vo_adv_1033010_089
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
そんならにいちゃんももう一回板に立てばいい。
今度また同じミス……【chara 103311 face 4 (sad)】
をすんのはよくねぇけど、
【chara 103311 face 1 (normal)】
もしやらかしちまったときは自分で時間を稼げばいいでねぇか。
voice: vo_adv_1033010_090
男性:
【chara 311 face 6 (surprised)】
【chara 1411 face 2 (joy)】
ははっ、もしもう一回同じミスしたらクビだクビ。
voice: vo_adv_1033010_091
青年:
【chara 311 face 6 (surprised)】
店長!?
voice: vo_adv_1033010_092
男性:
【chara 1411 face 1 (normal)】
でもまぁ、今日のマヒルちゃんより笑いを取ったらそんときは
クビを考え直してやるよ。
voice: vo_adv_1033010_093
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
もしものときのために、
もう一回芸を磨いとけばいいんでねぇかな。
voice: vo_adv_1033010_094
青年:
【chara 311 face 1 (normal)】
マヒルさん…………【chara 311 face 2 (joy)】
本当にありがとうございます!!
voice: vo_adv_1033010_095
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
じゃあ、そういうことで。
オラたちはおいとまするべ。
【chara 103311 face 2 (joy)】
おっちゃん、このギャラありがたく頂いてくな!
voice: vo_adv_1033010_096
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
…………
Choice: (12) あの人、笑ってたね。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1033010_097
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ん? ああ、あのにいちゃんか。
【chara 103311 face 1 (normal)】
確かに笑ってたな。
voice: vo_adv_1033010_098
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
オラが勇気出したから、
あのにいちゃんはもう一回がんばろうって思ってくれたんだべか。
【chara 103311 face 2 (joy)】
だとしたら、うれしいな。
voice: vo_adv_1033010_099
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
子供の頃に憧れた、旅芸人に少しは近付けたべか……
【chara 103311 face 1 (normal)】
なんて、オラなんかまだまだだよな。
voice: vo_adv_1033010_100
マヒル:
【chara 103311 face 1 (normal)】
これはオラ一人の力だけじゃねぇ。
あんちゃんが隣に居てくれたからできたことだべ。
ネタだけじゃねぇとこでもな。
voice: vo_adv_1033010_101
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
ほんと、あんちゃんが相方になってくれたら
そんな頼もしいことねぇのにな……
voice: vo_adv_1033010_102
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
って、何言ってんだ! オラのほうが年上なのに
あんちゃんにおんぶにだっこじゃなさけねぇべや!
voice: vo_adv_1033010_103
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
オラが、オラがいつかあんちゃんを支えられるだけの
立派な芸人になれたら、【chara 103311 face 1 (normal)】
そんときはもう一度、
本気で相方になってくれって頼むべか……
voice: vo_adv_1033010_104
マヒル:
【chara 103311 face 2 (joy)】
うん、そうだな! そうと決まればボサっとしてられねぇな!
【chara 103311 face 1 (normal)】
もっとネタを鋭く磨いていくべや!
【chara 103311 face 2 (joy)】
あんちゃん! 待っててけろ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
決意を新たにするマヒルを{player}は、
隣で静かに見守るのであった。