ユカリ 第5話
二人は野生のベリーを採取中に魔物に襲われる。酩酊香を含んだ実を食べ、眠ってしまったユカリをよそに壮絶な戦闘が繰り広げられる。絶体絶命のその時、寝ぼけたユカリの魔法が{player}を救う。


-------------- situation:
密やかな戦い!
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}は、ユカリのいるギルドハウスにやってきた。

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ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 うう、困ったわね。
私ひとりが頑張るだけじゃ、ノルマには届かないし……

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ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 あれ……{player}くん?
【chara 103411 face 1 (normal)】 ギルドまで来るなんて、珍しいじゃない。

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ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 でも、ごめん!
今日はちょっと忙しくって……
{player}くんと出かけたくても、無理なの……

Choice: (1) バイトの募集を見た。
----- Tag 1 -----
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ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 え……もしかして、バイトするために来てくれたの?
【chara 103411 face 2 (joy)】 ああっ、助かるわ! ありがとう!

voice: vo_adv_1034005_004
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 実はね、ギルドに大口の依頼が入って、
他のメンバーはみんなそっちに出向いちゃったの。
【chara 103411 face 4 (sad)】 そのせいで、他の依頼に人手が足りなくって……

voice: vo_adv_1034005_005
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 でも、キミなら信頼できるわ。
来てくれてありがとう!
一緒にお仕事、頑張ろうね!

--- Switch scene ---

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ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 ここよ。
今回の仕事は、この森に生えている、
野生のベリーを採取すること。

voice: vo_adv_1034005_007
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 このベリーは匂いが特徴的だからすぐに見つけられるんだけど、
数が多いから人手が足りなくって……
【chara 103411 face 1 (normal)】 あ、ほら。ベリーの匂いがしてきた。

Choice: (2) ユカリさんがいつも飲んでる匂い……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1034005_008
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 あら、よくわかったわね。
ふふ、私のせいで、嗅ぎ慣れちゃったかな?

voice: vo_adv_1034005_009
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 ここのベリーには酩酊香が含まれていてね。
自生している場所には、その匂いが漂ってるの。

voice: vo_adv_1034005_010
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 少し加工すると飲み物にもなるんだけど……
【chara 103411 face 3 (anger)】 美味しそうだからって、つまみ食いとかしたらだめだからね。
【chara 103411 face 2 (joy)】 気をつけること。

voice: vo_adv_1034005_011
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 ……な、なに、その「あなたが言いますか」みたいな目……
【chara 103411 face 3 (anger)】 私は大丈夫です。
たしかに、大好きな匂いだけど…………【chara 103411 face 5 (shy)】 ごくり。

voice: vo_adv_1034005_012
ユカリ:
【chara 103411 face 3 (anger)】 ……はっ!? だ、大丈夫よ!
お仕事中に、食べたりしないんだから!

voice: vo_adv_1034005_013
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 お姉さんを信じなさい!
それじゃあ、頑張って採っていこっか!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_1034005_014
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 うふふ。あはははは。
【chara 103411 face 8 (special_b)】 ねえ、美味しいよ~キミも、一個ぐらい食べちゃおうよ。

Choice: (3) 一瞬でできあがってる……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1034005_015
ユカリ:
【chara 103411 face 8 (special_b)】 いいじゃな~い。キミと私……未成年だから。
普通なら一緒には飲めないけど、【chara 103411 face 2 (joy)】 ベリーなら大丈夫なんらよ。
これは大変なことらと思うよ。

voice: vo_adv_1034005_016
ユカリ:
【chara 103411 face 8 (special_b)】 らからさ~、ねえ、キミも私と気持ちよくなろうよ~!
【chara 103411 face 2 (joy)】 一緒に気持ちいーことしようよ~!

Choice: (4) もくもくとベリーを集める。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1034005_017
ユカリ:
【chara 103411 face 8 (special_b)】 ぶー、ケチー
もういいもーん、お姉さん、寝ちゃうんだから。
……すぴー、すぴー

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 無事、ベリーを集め終わった{player}。
ユカリを起こそうと、近づいていくと──
突如、魔物が現れた。

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1034005_018
ユカリ:
【chara 103411 face 8 (special_b)】 むにゃ……【chara 103411 face 2 (joy)】 えへへ、{player}くん……

Choice: (5) 応戦する。
----- Tag 5 -----
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 寝ているユカリをよそに始まった魔物と{player}の戦い。
初めは互角だったものの、徐々に押され始める
{player}。

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そして、{player}のふいをついて、
魔物の強烈な一撃が繰り出された。
{player}が大ダメージを覚悟したその時!

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

voice: vo_adv_1034005_019
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 むにゃ……
【chara 103411 face 3 (anger)】 {player}くん、そんなとこ触っちゃだめ~!

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

Choice: (6) ユカリさん……寝ぼけたまま魔法を……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1034005_020
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 すう……すう……
【chara 103411 face 2 (joy)】 ほんと、キミはエッチだなあ、ふふふ……

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 だが、魔物との戦いで疲労困憊の{player}。
これ以上の戦いは危険だと思った瞬間──

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──グオオオオオッ!

Choice: (7) 新たな魔物! もうだめだ!
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1034005_021
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 むにゃ……
私の分まで、飲んじゃらめ~

voice: vo_adv_1034005_022
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 かいふく、かいふく~……むにゃむにゃ。

--- Switch scene ---

魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】 ──ギャオオオオオッ!

voice: vo_adv_1034005_023
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 んぅ……ん~! よく寝たぁ。
【chara 103411 face 6 (surprised)】 ……あれ、{player}くん?
ど、どうして私の横に……

voice: vo_adv_1034005_024
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 ……え、もしかして私、仕事中に……?
気持ちよくなって、寝ちゃってた……!?
{player}くんを働かせておいて……!?

voice: vo_adv_1034005_025
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 あわわ……ご、ごめんね! 本当にごめんね!
私、助けてもらってばかりで、
お姉さん失格よね!

voice: vo_adv_1034005_026
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 え……{player}くん?
むしろ命を救ってもらったからいいですって、
【chara 103411 face 4 (sad)】 な、なんのこと?

voice: vo_adv_1034005_027
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 ねえ、{player}くん、
なんで笑ってるの、ねえ、ねえ~!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ユカリにはなにがなにやらわからなかったが、
二人の絆はまた深まったのだった……