ユカリ 第6話
手料理をご馳走しようと張り切ったユカリ。だが結果は散々な有様でひどく落ち込んでしまう。しかし女性らしい気遣いを褒められて気を取り直し、夜通しどんちゃん騒ぎするのだった。
-------------- situation:
見せろ、大人の女性!
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が街を歩いていると、ユカリに声をかけられた。
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ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
{player}くん。
明日、私の部屋に来てくれないかな。
voice: vo_adv_1034006_001
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
え? あ、【chara 103411 face 5 (shy)】
た、確かに二人きりだけど……
【chara 103411 face 3 (anger)】
べ、別に変な意味じゃないのよ!?
voice: vo_adv_1034006_002
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
……私、{player}くんに最近、
情けないところばかり見せてるでしょ?
Choice: (1) 情けないなんて思ってない。
----- Tag 1 -----
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ユカリ:
【chara 103411 face 5 (shy)】
ううっ、{player}くんが優しすぎる……
【chara 103411 face 4 (sad)】
普通はもっと、幻滅したりするものなのに……
voice: vo_adv_1034006_004
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
私自身も自分に幻滅しちゃってるし……
【chara 103411 face 3 (anger)】
本当は{player}くんに、
もっと大人の女性らしいところを見せたいの。
voice: vo_adv_1034006_005
ユカリ:
【chara 103411 face 3 (anger)】
だからね……
【chara 103411 face 1 (normal)】
{player}くんに、手料理をごちそうしたいの。
「おもてなし」……させてもらっても、いいかな?
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ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
いいの? 本当に? 【chara 103411 face 2 (joy)】
ありがとう!
そ、それじゃあ私、準備して待ってるから!
また明日ね!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
メルクリウス財団のギルドハウスにやってきた{player}。
玄関の扉を開くと、
ユカリが三つ指をついて待っていた。
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ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】
いらっしゃい、{player}くん。
歓迎するわ。
Choice: (2) すごい、おしとやかだ。
----- Tag 2 -----
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ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
ふふ、そう? ありがとう。
【chara 103411 face 2 (joy)】
それじゃあ、部屋はあっちね。
私も、すぐに追いかけるから。
voice: vo_adv_1034006_009
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
え、なんで一緒にいかないのかって?
【chara 103411 face 5 (shy)】
そ、そうね。
ちょっと行けない理由があって……
voice: vo_adv_1034006_010
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
あ、待って、近づかないで!
いまは、いまは本当に動けないの!
voice: vo_adv_1034006_011
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
あう……
せ、正座してたら……足がしびれて……
動けなくなっちゃったの……
voice: vo_adv_1034006_012
ユカリ:
【chara 103411 face 5 (shy)】
き、気を取り直して!
{player}くんにふるまう料理を作ります!
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ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
いつもは簡単な料理しか作らないけど、今日は特別よ。
カルボナーラに、グラタンに、プリンに……
【chara 103411 face 2 (joy)】
スペシャルなフルコースを作っちゃうんだから!
voice: vo_adv_1034006_014
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
うひゃあ!?
……た、卵が、爆発した。
Choice: (3) 大丈夫?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1034006_015
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】
へ、平気平気!
ちょっと失敗しただけだから。
【chara 103411 face 3 (anger)】
これから挽回して、最高のフルコースを……
voice: vo_adv_1034006_016
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
……あれ、この匂い……【chara 103411 face 4 (sad)】
ベーコンが焦げてる!?
あわわわ、完全に炭になっちゃった……
voice: vo_adv_1034006_017
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
い、いやいや、大丈夫。大丈夫だから!
挽回するのは、これからだから!
voice: vo_adv_1034006_018
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
あー! 待って待って、押入れはだめ!
開けたらごみ袋が……【chara 103411 face 4 (sad)】
うわーん雪崩だー!
voice: vo_adv_1034006_019
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
あれー、お皿はどこに……ふぎゃっ!
voice: vo_adv_1034006_020
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
転んじゃった……【chara 103411 face 3 (anger)】
もう、こんなところに瓶置いたの誰ぇ~!
【chara 103411 face 4 (sad)】
……私か。
voice: vo_adv_1034006_021
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
{player}くん? 顔が真っ赤だけど、どうかして……
【chara 103411 face 6 (surprised)】
え、それ、私の下着!? 片づけ忘れてた!?
【chara 103411 face 4 (sad)】
い、いやぁぁぁぁぁ! 忘れてぇ~!
voice: vo_adv_1034006_022
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
……私って、本当だめな女ね……
voice: vo_adv_1034006_023
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
私の、大人の女性としてのイメージアップ作戦は、
もうおしまい……
やっぱり人間、急には変わらないのね……
Choice: (4) そんなことはない。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1034006_024
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】
ありがとう、{player}くん……
【chara 103411 face 7 (special_a)】
でも、もういいから……
私みたいな、だめ女なんて…………
voice: vo_adv_1034006_025
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
あれ? {player}くん。腕、ケガしてない?
魔物につけられたの?
Choice: (5) これくらい平気。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1034006_026
ユカリ:
【chara 103411 face 3 (anger)】
だめよ、痛いでしょ?
【chara 103411 face 1 (normal)】
待っててね、すぐ治してあげるから。
voice: vo_adv_1034006_027
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】
……はい。できあがり。
【chara 103411 face 1 (normal)】
ケガをした時は、すぐに言ってね。
遠慮しちゃだめだぞ。
Choice: (6) 大人の女性だ……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1034006_028
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
へ……わ、私が、大人の女性?
【chara 103411 face 5 (shy)】
や、な、何言ってるのかしら、もう……
【chara 103411 face 1 (normal)】
そういうところ、ずるいんだから。
voice: vo_adv_1034006_029
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】
私、{player}くんといるときは、
どうも気がゆるんじゃうっていうか、
リラックスしすぎちゃうのよね。
voice: vo_adv_1034006_030
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】
でも……私がなにか相談したいときに
真っ先に思い浮かぶんだから、
{player}くんも素敵な男性だと思うわよ。
voice: vo_adv_1034006_031
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
【chara 103411 face 5 (shy)】
……や、やだ、私何を言ってるのかしら。
い、今のは忘れて! 【chara 103411 face 8 (special_b)】
ご飯、ご飯にしましょう!
voice: vo_adv_1034006_032
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
だめだった時のために、作り置きの料理があるから!
【chara 103411 face 4 (sad)】
まあ、オシャレなフルコースからは程遠いけど……
voice: vo_adv_1034006_033
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】
それでもいいの? 【chara 103411 face 2 (joy)】
ありがとう、
{player}くん……
うん。一緒に食べよう。【chara 103411 face 1 (normal)】
夕飯がてら、晩酌タイムだー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}はそれから朝まで、
嬉しそうなユカリのどんちゃん騒ぎに付き合うのだった──