トモ 第4話
{player}とトモは夢を見る。その中で、智と出会った{player}は、じゃんけんに負けてしまい、ゲームの練習を手伝うことになる。智はいい先輩を持ったと喜ぶのだった。
-------------- situation:
それが勝者の権利
--------------
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1037004_000
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
いちにっ、さんし!
ファイト~、【王宮騎士団(NIGHTMARE)】!
voice: vo_adv_1037004_001
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
はあ……
今日の訓練もきっつい。
voice: vo_adv_1037004_002
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
町の警邏がてら、
大声を張り上げながらランニングって……
前時代的だなぁ、道場での稽古で慣れてはいるけど。
voice: vo_adv_1037004_003
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
他の同年代の女の子たちが、
町中でかわいく着飾って、
ショッピングとかしてるのが目に入ってくるし。
voice: vo_adv_1037004_004
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
これで良いのか?
貴重な青春を無駄にしてないか?
って自問自答しちゃうよね。
voice: vo_adv_1037004_005
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
まぁ、自分で選んだ道ではあるけど。
voice: vo_adv_1037004_006
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
たまにちょっと……
得られたものではなく失ったものについて考えて、
項垂れちゃうよね。
voice: vo_adv_1037004_007
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
はあ……。駄目だ。
走りっぱなしで疲れたせいか、
思考までどんよりしてきた。
voice: vo_adv_1037004_008
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
明鏡止水。
もっと、集中して励まないと。
voice: vo_adv_1037004_009
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……ん?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_1037004_010
王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
どうしたどうした、新入り!
脇見とは余裕だな!
voice: vo_adv_1037004_011
王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
元気が余ってるなら、
もう三周ほど町の外縁を走ってくるかっ?
voice: vo_adv_1037004_012
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ひぇっ?
【chara 103711 face 4 (sad)】
いやあの、すみません!
ちょっと一瞬、抜けます!
voice: vo_adv_1037004_013
王宮騎士団員:
【chara 711 face 1 (normal)】
あっ、こら待て!
どこへ行くっ、トモ団員……!?
voice: vo_adv_1037004_014
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
すみません!
後で、追加で三周でも十周でも走りますので!
voice: vo_adv_1037004_015
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
う~……
どうしてだろう、近ごろ巧くいかないな。
voice: vo_adv_1037004_016
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
小器用に、上に逆らわず良い子にして気に入られて、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のなかで出世するつもりなのに。
voice: vo_adv_1037004_017
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
まぁいいや。
【chara 103711 face 3 (anger)】
それよりも今は、
あそこで倒れてるひとが気になる。
voice: vo_adv_1037004_018
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
あれって、{player}さんだよね?
【chara 103711 face 6 (surprised)】
何で、あんなところで寝転んでるの?
voice: vo_adv_1037004_019
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
お昼寝、ってわけでもなさそうだし……
暴漢か、町に入りこんできた魔物にでも襲われたとか?
voice: vo_adv_1037004_020
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんには、
こないだ変なことを言っちゃったから……
顔を合わせるのが気恥ずかしいけど。
voice: vo_adv_1037004_021
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
そんなことは言ってられないよね、
一大事かもしれないし。
voice: vo_adv_1037004_022
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
{player}さん!
ちょっと、どうしたの?
【chara 103711 face 4 (sad)】
大丈夫?
voice: vo_adv_1037004_023
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ん~……?
どうも、単に寝てるだけっぽい?
どういうこと?
voice: vo_adv_1037004_024
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あっ、そういえば……
{player}さんについての資料に、
特筆事項として書かれてたことがあったような。
voice: vo_adv_1037004_025
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんへの、
何らかの超常的な存在の関わりが指摘されてた気がする。
voice: vo_adv_1037004_026
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
その何者かによる干渉で、
{player}さんはたまに意識を失う……とか。
voice: vo_adv_1037004_027
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
うっ!?
えっ、この輝きは……何?
【chara 103711 face 4 (sad)】
眩しいっ、目を開けてられない!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1037004_028
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
ん?
【chara 103731 face 2 (joy)】
やぁやぁ、{player}さん!
こんなところで奇遇だね!
voice: vo_adv_1037004_029
智:
【chara 103731 face 3 (anger)】
じゃんけんぽん!
あっち向いて、ほいっ♪
voice: vo_adv_1037004_030
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ははは。
私の勝ちだ!
【chara 103731 face 3 (anger)】
{player}さんは不意打ちに弱いね~、相変わらず♪
voice: vo_adv_1037004_031
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふん。私が勝ったんだから、
負けた{player}さんは今日一日……
私の言うことを何でも聞く、ということで良いよね?
Choice: (1) どういうこと?
Choice: (2) もちろん、良いよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1037004_032
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ははは。
察しが悪いね、{player}さんは。
voice: vo_adv_1037004_033
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
私は剣術道場の娘だよ。
どんな勝負でもいつでも真剣にやる。
voice: vo_adv_1037004_034
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
命懸けでね。
【chara 103731 face 3 (anger)】
御久間流において、敗北は死を意味する。
voice: vo_adv_1037004_035
智:
【chara 103731 face 3 (anger)】
あっち向いてほいだろうと、勝負は勝負だ。
その勝敗の意味は、重い。
voice: vo_adv_1037004_036
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
勝者である私は、
敗者である{player}さんの、
生殺与奪の権利すら得たといえる。
voice: vo_adv_1037004_037
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
もちろん。
もしも私が負けていたら、
{player}さんの言うことを何でも聞くつもりだったよ。
voice: vo_adv_1037004_038
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
どんな助平な要求にも、喜んで従ったとも。
だが残念、【chara 103731 face 3 (anger)】
勝ったのは私だ。
voice: vo_adv_1037004_039
智:
【chara 103731 face 3 (anger)】
{player}さんには、
私の命令を何でも聞く義務がある。
どうだ、何か質問はある?
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1037004_040
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
そうかそうか。
さすがは{player}さんだ、ノリが良いね。
voice: vo_adv_1037004_041
智:
【chara 103731 face 4 (sad)】
……何の突っこみも入れられないと、
それはそれで寂しいんだけど。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1037004_042
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
ともあれ。
そんなに難しい要求はしないから安心してね、
{player}さん。
voice: vo_adv_1037004_043
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ここで会ったのも何かの縁だ。
ちょっと、ゲームの攻略を手伝ってくれないかな。
voice: vo_adv_1037004_044
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
{player}さん、
たしかゲームはけっこう得意だったよね。
voice: vo_adv_1037004_045
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
私は常々、感心していたものだよ。
あぁ、どんな人間にも神は才能というギフトを与えてくれると。
{player}さんにとって、それはゲームだ。
voice: vo_adv_1037004_046
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
{player}さんは、ゲームの天才だ。
私は、心からそう思っている。
voice: vo_adv_1037004_047
智:
【chara 103731 face 3 (anger)】
……決して{player}さんをおだてて、
その気にさせようとしているわけじゃないよ?
voice: vo_adv_1037004_048
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふ。
【chara 103731 face 1 (normal)】
ほら、そこの筐体が見える?
最近、流行ってるガンシューティングゲームの亜種でね……
voice: vo_adv_1037004_049
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
何とびっくり、
刀のかたちをしたコントローラーを操作するんだ。
voice: vo_adv_1037004_050
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
画面にどんどん出てくる悪い忍者や武芸者を、
その刀でバッタバッタと撫で切りにしていく……
voice: vo_adv_1037004_051
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
私はこのゲームを、
学校の友達とやることになったんだけど。
voice: vo_adv_1037004_052
智:
【chara 103731 face 4 (sad)】
私、剣術道場の娘だから。
きっと上手に攻略できるだろうと……
まぁ、友達から過剰に期待されていてね。
voice: vo_adv_1037004_053
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
でもゲームと、実際の剣術はちがうしね。
期待に応えられるか不安で、
こうして練習してるわけだ。
voice: vo_adv_1037004_054
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
できれば、みんなの期待を裏切りたくないからね。
voice: vo_adv_1037004_055
智:
【chara 103731 face 4 (sad)】
でも、なかなか苦戦してるから……
{player}さん、
横で見ながらアドバイスしてくれないかな。
voice: vo_adv_1037004_056
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
できれば最終面まで、
ノーミスで攻略できるぐらいには鍛えたいんだ。
voice: vo_adv_1037004_057
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
もちろん、一緒に遊んでくれるだけでもいいよ。
【chara 103731 face 4 (sad)】
ひとりで延々とプレイしているのも、つらくてね……
voice: vo_adv_1037004_058
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
私は基本的に、
寂しいと駄目になるタイプだから。
voice: vo_adv_1037004_059
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
ふふ。
OKかな?
【chara 103731 face 2 (joy)】
ありがとう、{player}さんは優しいね!
voice: vo_adv_1037004_060
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
いやぁ、私は良い先輩をもったものだ!
【chara 103731 face 2 (joy)】
{player}さんとの御縁に感謝しよう、
【chara 103731 face 5 (shy)】
これはいつものような冗談じゃないよ?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1037004_061
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
はい、お疲れさま。
voice: vo_adv_1037004_062
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
あんたが今、見ていたのは夢みたいなものよ。
目覚めれば、すぐに忘れちゃうわ。
voice: vo_adv_1037004_063
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたとあんたが縁を結んだ子の、
記憶を元にして再構築した……
【chara 190011 face 2 (joy)】
まぁ変な表現だけど、自主製作の映画みたいなものね。
voice: vo_adv_1037004_064
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
重要なエピソードは、もっと心の奥深くにあるから……
【chara 190011 face 4 (sad)】
今はそこまで手が届かなくて、
ほんとに何でもない日常的な場面しか見せられないわ。
voice: vo_adv_1037004_065
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
な~んて。
今のあんたに言っても仕方ないけど。
……何はともあれ、気をつけてね。
voice: vo_adv_1037004_066
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
どうもトモちゃんが所属してる、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】とやらは……
薄々と、あたしの存在を察知してるみたいだし。
voice: vo_adv_1037004_067
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
あたしは今けっこう無防備な状態だから、
狙われるとやばいのよ。
voice: vo_adv_1037004_068
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
だから。
できればあたしとの関わりは誰にも知られないように、
気をつけておいてね。
voice: vo_adv_1037004_069
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたは目を覚ましたら、
だいたいのことは忘れちゃうけど。
【chara 190011 face 2 (joy)】
いちおう、そんなふうにお願いしておくわ。
voice: vo_adv_1037004_070
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
頼んだわよ、{player}。
トモちゃんに対しても、
うまいこと言って誤魔化しといて。
voice: vo_adv_1037004_071
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
まぁ……あんたがトモちゃんを言いくるめたり、
言い負かしたりするのって見たことないけど。
【chara 190011 face 4 (sad)】
口が達者だもんね~、彼女。
voice: vo_adv_1037004_072
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
年下の子に良いように翻弄されるのって、
わりと情けないし……
voice: vo_adv_1037004_073
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
まぁ、がんばりなさいよ。
応援してるわ、{player}。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1037004_074
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
{player}さん……?
voice: vo_adv_1037004_075
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
あっ良かった、目が覚めた?
【chara 103711 face 4 (sad)】
大丈夫?
気分が悪かったりしない?
voice: vo_adv_1037004_076
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あれっ?
どうしたの、
私からじりじり遠ざかって……?
voice: vo_adv_1037004_077
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
困ったな。
私、{player}さんに嫌われちゃったのかな。
voice: vo_adv_1037004_078
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
それとも、もしかして。
こないだ愛の告白……めいたことをしちゃったから。
照れてるというか、意識されちゃってる?
voice: vo_adv_1037004_079
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ご、誤解なのに!
【chara 103711 face 4 (sad)】
つい色々と誤魔化すために、
口から出任せを言っちゃっただけだよ!
voice: vo_adv_1037004_080
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
ど、どうしよう……?
まさか、本当のことを告げるわけにもいかないしなぁ?
voice: vo_adv_1037004_081
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ひぁっ!?
えっ、何で私のおでこに触るの……{player}さん?
voice: vo_adv_1037004_082
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
か、顔が真っ赤だから熱でもあるのかと思ったって?
だ、大丈夫だから!
ご心配ありがとう、{player}さん……!
voice: vo_adv_1037004_083
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
じゃ、じゃあ私は訓練の途中だから行くね?
よくわかんないけど、
寝るならちゃんと自宅のベッドで寝たほうがいいよ!
voice: vo_adv_1037004_084
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
ば、ばいばい!
またね、{player}さん……♪
voice: vo_adv_1037004_085
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ひゃああ。
【chara 103711 face 4 (sad)】
何だろう、これ?
voice: vo_adv_1037004_086
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんに意識されてるのかも~
って考えたせいで……
【chara 103711 face 5 (shy)】
私、やけにドキドキしちゃってる!