トモ 第5話
研磨剤の材料を集めるという任務のために森林を訪れたトモ。{player}と再会し、思わず愚痴をこぼすと優しくされる。そんな{player}を前にするとトモはハキハキ喋れなかった。


-------------- situation:
好意と厚意の違い
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 はぁ……
な~んか、近ごろ調子がでないなぁ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 成果なんか、すぐに出るものじゃない。
それは弁えてる、
【chara 103711 face 3 (anger)】 日々の地道な鍛錬の果てにこそ輝かしい栄光がある。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 そう信じて、
つらい時期をどうにかやり過ごすしかないんだけど。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 失敗ばっかりだ。
訓練中にボケ~ッとして教官に怒られるし、
作成する書類も誤字脱字だらけ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 集中できてないなぁ、何でだろう?
私、もうちょっと器用なやつのはずだったんだけど。

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 {player}さんのせい……かな、やっぱり。
【chara 103711 face 4 (sad)】 あのひとと出会ってから、どうも変な具合だ。

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 町中で何度も見かけるけど、
ドキドキして声もかけられないし。

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 どうにか会話をしてみても、
声が上擦ってうまく喋れないし。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 何だろうこれ……
これが噂に聞く、恋の病というやつなのかな。

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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】 いやいや、私のような無骨者にかぎって……

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 う~、ほんとに変な感じだ。
{player}さんのことを調査しなきゃいけないのに、
なぜか避けちゃってるし。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 駄目だな。
どうも、私らしくない。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 ……ん?
【chara 103711 face 6 (surprised)】 あ、あれ?
{player}さん!

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 えっ、何でこんな森のなかにいるの?
【chara 103711 face 4 (sad)】 {player}さんのことを考えすぎて、
私、幻覚を見てるのかな?

Choice: (1) 幻覚じゃないよ。
Choice: (2) そっちこそ、何で森にいるの?
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 ……わひゃ!?
ちょっ、{player}さん?
【chara 103711 face 3 (anger)】 急に触らないで!

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 幻覚じゃない、
って証明するために触れてみせたんだろうけど~

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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】 困るよ。
あんまり女の子に気軽にボディタッチしちゃ駄目。
場合によっては、犯罪だよ。

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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】 法と秩序を維持する、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の一員として……
{player}さんを、逮捕しなきゃいけなくなる。

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----- Tag 2 -----
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 えっ……
【chara 103711 face 4 (sad)】 質問に質問を返さないでよ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 うう。
{player}さん、やっぱり喋りづらい。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 あっ悪い意味じゃなくてね、
【chara 103711 face 4 (sad)】 どうも他のひととは間合いがちがうんだよなぁ。

----- Tag 3 -----
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 ともあれ。
私はある任務を帯びて、
このミステリオン森林を探索してる。

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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】 【chara 103711 face 1 (normal)】 うん。
私の所属している、
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】のお仕事だ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 新入りらしい雑用って感じだね、
そんなに大層な任務じゃないよ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 この森に自生してる、ある植物が研磨剤の材料になるんだ。
それを特殊な器具で伐採して集めて、
持ち帰る~っていう感じかな。

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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】 ふふ。
{player}さんは記憶喪失なんだっけ……
研磨剤ってわかる?

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 まぁ簡単に言うと、
武具の手入れに必要な代物だね。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 近ごろ陛下が何を思ったのか、
大量の武器・防具を調達して軍備を強化してるんだよね。
もはや、戦争でも始められそうなぐらいだよ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 ただ集めた武具も、
倉庫なんかに放りこんでおけば良いってわけじゃなくてさ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 いざというときに使えないと困るから、
手入れをする必要があるんだよね。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 そういうのは、だいたい下っ端に押しつけられる。
【chara 103711 face 2 (joy)】 つまり、私みたいな新入りの団員の役目になるってわけ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 ただ【王宮騎士団(NIGHTMARE)】は、
長年に渡る軍事費の縮小のために予算がすくなくてね。
手入れのための道具とかが、購入できないんだ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 だからまぁ……
自生している植物を採取して、
自前で研磨剤とかつくる必要があるわけ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 まったくもう。
上の思いつきに振り回されて、
現場はいつも大わらわだよ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 な~んて……
【chara 103711 face 2 (joy)】 ふふ、ごめんね愚痴っちゃって。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 上層部を、
王宮を批判するみたいになっちゃうし……
こんなことを同僚には言えないしさ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 {player}さんぐらいしか、
愚痴を零す相手がいないんだ。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 聞き苦しかったよね。
ごめんごめん。

voice: vo_adv_1037005_038
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 口直しに、何か面白い話をしようか。
【chara 103711 face 2 (joy)】 私は基本的に、
会話っていうのは楽しくて幸せなものだと思ってるんだ。

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 ……えっと。
{player}さん、
どうして私を慈しむような目で見てるの?

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 『大変だね。つらかったね。元気だして』……って?

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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】 う、うん。
ありがとう。

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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】 {player}さんは優しいね、
励ましてくれるんだ?

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 うあぁあ……
{player}さん、やっぱり良いひとだなぁ。

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 好きだなぁ。
【chara 103711 face 1 (normal)】 いやうん、普通に人間的に好きってこと。

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 ひゃう!?
ど、どうして顔を近づけてくるの?
【chara 103711 face 4 (sad)】 まだキスとかはしちゃ嫌だ……!

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 えっ、声がよく聞き取れなかった?

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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】 森って、意外と自然音とかがうるさいしね。
{player}さんが相手だと、
なぜか私もハキハキ喋れないし……?

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 いや『どうして?』って、
【chara 103711 face 4 (sad)】 尋ねられても困るんだけどね。
私のほうが聞きたいぐらいだよ、そんなの。