トモ 第6話
トモと{player}は互いに、自分の事情を話す。そんな中、金属を溶かす植物の分泌液でトモの装備が溶け始める。パンツが脱げてしまうというところで{player}に助けられるのだった。
-------------- situation:
想定外な一生の不覚
--------------
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
{player}さ~ん、こっちこっち!
果物を見つけたよ~♪
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ふふ。
なかなか目ざといでしょ、私。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
剣術でも腕力で押し切るより、
相手の筋肉の動きなどを見極めて隙をつくのが得意でね。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
目が良いんだ。
【chara 103711 face 2 (joy)】
褒めてくれてもいいよ?
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
わわっ、『良い子、良い子』って頭を撫でないで!
【chara 103711 face 3 (anger)】
そこまで年齢差はないんだし、
あんまり子供あつかいしないでほしいなぁ?
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
まぁ13歳なんて、
世間的に見ればまだお尻の青い子供だろうけど。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ともあれ。
なかなか順調だね、{player}さん。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私は研磨剤の材料になる植物を、
{player}さんは果物や茸を収集する。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ほぼ目的は同じだしね、
協力しあえるってわけだ。
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
{player}さん、
何で森にいるのか不思議だったけど……
【chara 103711 face 1 (normal)】
まさか、森で食材を集めていたとはね。
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
あまり深入りしなければ大丈夫だけど、
この森には普通に魔物もでるから危険だよ。
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
というか自給自足の生活してるなんて……
【chara 103711 face 4 (sad)】
そんなに、お金に困ってるの?
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふむ。
【chara 103711 face 6 (surprised)】
バイトとかして稼いでるけど、
生活用品とか揃えてたら手持ちのお金が吹っ飛んじゃったんだ?
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
だから仕方なく、
毎日のように森で食べ物をゲットしてると?
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
それはまぁ、ご苦労さまだ。
感心、感心♪
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ふぅん。
扶養家族っていうか、妹みたいな子がいるから……
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
その子のぶんまで、
生活費を稼いだりしないといけないんだね。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
その子はまだ幼いから、
あんまりあくせく働かせたくないんだね。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
わかるよ。
子供にはのびのびと、
楽しく遊んだりしていてほしいよね。
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ん?
私もまだ子供なんだし、
遊んだりすべき……って?
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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
おおきなお世話、【chara 103711 face 2 (joy)】
とは言わないけどね。
いいんだ、自分で選んだ道だから。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私は、道場の娘だからね。
物心がつく以前から鍛錬して、
身に刻みこんだ技術を世のため人のために用いたい。
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
誰かを守り、役立てるために用いなければ……
剣術は、単なる暴力にまで堕してしまう。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私はね、
私が先祖から受け継いだ技倆を誇りたいんだ。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
そのために私は【王宮騎士団(NIGHTMARE)】に、
正義の味方の一員になったんだ。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
胸を張ってお天道さまを見られるような、
誰かに誇れる自分になるために。
Choice: (1) 偉いね。
Choice: (2) 正義って何だろう?
----- Tag 1 -----
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ふふ。
まだまだ、口先ばかりの青二才さ。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
どれだけ志が立派でも、
実力や結果が伴っていなければ単なる戯れ言に過ぎなくなる。
voice: vo_adv_1037006_028
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
だから。
私は己の理想とする高みまで、
自分自身を引き上げたい。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
そのために毎日毎日……
鍛えてるんだ。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっ?
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんは、
たまに難しい質問をするね。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
記憶喪失なぶん、
知らない単語や概念もおおいんだろうね。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
ふふ。
ごめんね、【chara 103711 face 4 (sad)】
解説してあげたいけど……
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
私も正義とはなんぞや、
という疑問に胸を張って答えられるほど大人じゃない。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
いずれその答えを見つけられる日がくると、
期待してはいるけどね。
----- Tag 3 -----
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
ふふ。
喋りながらでも、ふたりがかりなら作業もそれなりに進むね。
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トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
もう籠が、食材などで満杯だ。
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
これ以上は、
ちょっと持ち運ぶのにも難儀するし……
【chara 103711 face 2 (joy)】
この程度で切りあげて、町へ戻ろうか。
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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
日が沈むと、魔物の動きも活発になるしね。
ある程度なら私が対処できるけど、
無益な殺生は控えたいし。
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……ひあっ!?
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あっ、大丈夫!
【chara 103711 face 4 (sad)】
ごめん、変な声をだして!
気にしないで!
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
やばい!
パンツが脱げそう……!
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
あれ?
何でだろう?
あぁっ、研磨剤の材料になる植物のせい?
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
この植物の分泌液は、
金属などを滑らかに削り溶かす。
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
分量を調整したりすれば、
良い研磨剤として活用できるんだけど。
いま採取した植物から分泌されているのは、原液だから。
voice: vo_adv_1037006_045
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あっという間に、
パンツを固定してる留め具とかを溶かしちゃったんだ!
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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
うあぁっ、一生の不覚!
こんなの想定外!
voice: vo_adv_1037006_047
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さんとお喋りしながら作業してたから、
私の装備が溶けてることに気づかなかった!
voice: vo_adv_1037006_048
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
うう。
私、まだまだ未熟者だなぁ。
voice: vo_adv_1037006_049
トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】
いや、大丈夫。
どうにか手で押さえていれば、
パンツがずり落ちることもない……【chara 103711 face 4 (sad)】
はず。
voice: vo_adv_1037006_050
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
あぁでも、
それだと手が塞がって籠が運べない。
【chara 103711 face 4 (sad)】
ど、どうしよう?
voice: vo_adv_1037006_051
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
……んっ?
{player}さん、何か言った?
voice: vo_adv_1037006_052
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
私は大丈夫だよ?
何も問題ない!
voice: vo_adv_1037006_053
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
えっ?
籠、私のぶんまで運んでくれるの……?
voice: vo_adv_1037006_054
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
私のお陰でたくさん食材を発見できたから、
そのお礼に~って……?
【chara 103711 face 4 (sad)】
籠を運べば、筋トレにもなるし?
voice: vo_adv_1037006_055
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
うう。
正直、助かるというか。
願ってもないことだけど、何だか申し訳ないな。
voice: vo_adv_1037006_056
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
{player}さん……
私のピンチを察して、
気を回してくれたのかな。
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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
やっぱり、優しい……♪
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
いや、見た感じ他意はなさそうだなぁ。
【chara 103711 face 4 (sad)】
普通に、素直に思ったことを言ってるだけっぽい。
天然か、このひと。
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トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
ふふ。
でも、このひとの……
そういうところが愛おしいと思うよ。
voice: vo_adv_1037006_060
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
えへへ。
じゃあ、籠を頼むね。
voice: vo_adv_1037006_061
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
私はせめて、歩きやすい道を見つけて先導する。
【chara 103711 face 2 (joy)】
協力しあおう、{player}さん。
voice: vo_adv_1037006_062
トモ:
【chara 103711 face 5 (shy)】
できれば、これからも……ずうっと。
こんな感じに、互いに支えあっていけたらいいね。