シオリ 第4話
獣人族のシオリには、エルフ族の姉がいるという。違う種族でも姉のことが大好きだというシオリ。アメスが見せた別世界の「夢」で入院していた栞も、姉の見舞いを楽しみにしていた。
-------------- situation:
大好きなお姉ちゃん
--------------
voice: vo_adv_1038004_000
シオリ:
【chara 103812 face 3 (anger)】
動かないでください。
動くと、矢を射かけます。
voice: vo_adv_1038004_001
シオリ:
【chara 103812 face 6 (surprised)】
……って、あれ?
{player}さん?
voice: vo_adv_1038004_002
シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
こんにちは。
【chara 103811 face 4 (sad)】
すみません、矢を向けてしまって。
voice: vo_adv_1038004_003
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
最近……
近所の山を見慣れない風体のひとたちが歩いてたりするので、
【chara 103811 face 3 (anger)】
ちょっと警戒してるんです。
voice: vo_adv_1038004_004
シオリ:
【chara 103811 face 3 (anger)】
はい。
【chara 103811 face 2 (joy)】
私、この【牧場(エリザベスパーク)】の警備をしてますから。
voice: vo_adv_1038004_005
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
本来は療養中なんですけど、何もしてないのも暇ですしね。
【chara 103811 face 2 (joy)】
お世話になってる、恩返しもしたいですし。
voice: vo_adv_1038004_006
シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
ともあれ。
【chara 103811 face 6 (surprised)】
{player}さん、
【牧場(エリザベスパーク)】に何か用事ですか?
voice: vo_adv_1038004_007
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
ふむ。
お散歩してたら、偶然……辿りついたんですか?
voice: vo_adv_1038004_008
シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
そうですか。
【chara 103811 face 4 (sad)】
それは、えぇっと、お疲れさまです。
voice: vo_adv_1038004_009
シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
次からは、できれば正面から入ってきてくださいね。
【chara 103811 face 4 (sad)】
柵を乗り越えてきたから、魔物か山賊かと思っちゃいました。
voice: vo_adv_1038004_010
シオリ:
【chara 103811 face 3 (anger)】
というか、
ちゃんと整備された道を歩いたほうがいいですよ。
【chara 103811 face 4 (sad)】
凸凹してますし、転んだら山の傾斜を転がり落ちちゃいます。
voice: vo_adv_1038004_011
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
大怪我しちゃいますよ。
まぁ牧場には療養所もありますので、
【chara 103811 face 2 (joy)】
死にさえしなければ何とかなりますけど。
voice: vo_adv_1038004_012
シオリ:
【chara 103811 face 3 (anger)】
それでも、気をつけてくださいね。
voice: vo_adv_1038004_013
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
あっ、ごめんなさい。
【chara 103811 face 4 (sad)】
私、年下なのに偉そうに……
【chara 103811 face 3 (anger)】
でも、{player}さんが心配だから。
voice: vo_adv_1038004_014
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
ふあっ?
【chara 103811 face 4 (sad)】
あ、頭を撫でないでください……
【chara 103811 face 5 (shy)】
べつに嫌じゃないけど、くすぐったいです。
voice: vo_adv_1038004_015
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
耳が、珍しいんですかね。
【chara 103811 face 2 (joy)】
うちのお姉ちゃんもフワフワもこもこしてて好き~、
とか言って会うたびに耳とか尻尾とか撫でてきますよ。
voice: vo_adv_1038004_016
シオリ:
【chara 103811 face 2 (joy)】
はい。
私、お姉ちゃんがいるんです。
近所の森の、エルフの集落で暮らしてますよ。
voice: vo_adv_1038004_017
シオリ:
【chara 103811 face 1 (normal)】
【chara 103811 face 3 (anger)】
はい。うちは父が獣人で母がエルフなので、
遺伝の関係で何か姉妹なのにちがう種族になってるんです。
【chara 103811 face 2 (joy)】
私が獣人で、お姉ちゃんはエルフ。
voice: vo_adv_1038004_018
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
だから、ほんとに血が繋がってるのかな~……【chara 103811 face 2 (joy)】
なんて。
ちいさな子供のころは、よく気にしていたものですけど。
voice: vo_adv_1038004_019
シオリ:
【chara 103811 face 3 (anger)】
血が繋がってなくても、ちがう種族でも何でも……
【chara 103811 face 5 (shy)】
私は、お姉ちゃんが大好きですから。
たとえ何があっても、それだけは真実です。
voice: vo_adv_1038004_020
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
ひゃっ……
{player}さん、光ってません?
【chara 103811 face 4 (sad)】
何ですかこれ、眩しい!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1038004_021
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
だ~れだ……?
voice: vo_adv_1038004_022
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
ふふ。
はい、私でした。
こんにちは、{player}さん。
voice: vo_adv_1038004_023
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
はい、柏崎栞です。
【chara 103832 face 2 (joy)】
ここに入院してるんですよ、ご存知ありませんでしたか。
voice: vo_adv_1038004_024
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
病院でお目にかかるのは、珍しいですね。
【chara 103832 face 4 (sad)】
どうしました、体調を崩されたんですか。
心配です。
voice: vo_adv_1038004_025
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
ふむ。
【chara 103832 face 1 (normal)】
ちょっと風邪っぽいから、
念のためお医者さんに診てもらいにきたんですね。
voice: vo_adv_1038004_026
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
そうですね、初期治療は大切です。
お大事にしてくださいね、【chara 103832 face 5 (shy)】
よしよし……♪
voice: vo_adv_1038004_027
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
あ、あれ?
どうして、ちょっと遠ざかって行くんですか……?
【chara 103832 face 4 (sad)】
ごめんなさい、馴れ馴れしかったですか?
voice: vo_adv_1038004_028
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
あぁ……私に風邪をうつしたら大変だから、と?
【chara 103832 face 4 (sad)】
私、免疫力が低いですしね。
【chara 103832 face 2 (joy)】
お気遣いありがとうございます、ちょっと寂しいですけど♪
voice: vo_adv_1038004_029
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
【chara 103832 face 2 (joy)】
ふふ。
いつもより、テンション高めだねって?
はい、そうですね。
voice: vo_adv_1038004_030
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
私、今日はちょっとご機嫌なんです。
どうしてだと思いますか、{player}さん?
Choice: (1) 誕生日とか?
Choice: (2) 良いことでもあったの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1038004_031
栞:
【chara 103832 face 3 (anger)】
ぶぶ~、ちがいます。
【chara 103832 face 2 (joy)】
私の誕生日は十一月なので、もうちょっと先ですね。
voice: vo_adv_1038004_032
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
えっ、誕生日パーティをしようか……って?
【chara 103832 face 5 (shy)】
いえあの、嬉しいですけど。
voice: vo_adv_1038004_033
栞:
【chara 103832 face 4 (sad)】
たぶんそのころもまだ入院してますし、
病院で騒ぐのは迷惑ですので。
voice: vo_adv_1038004_034
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
こうして、たまに会ってお喋りができるだけで……
【chara 103832 face 5 (shy)】
私、けっこう幸せですから。
Jump to tag 3
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1038004_035
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
はい、限りなく正解に近いです。
【chara 103832 face 5 (shy)】
これから、良いことがあるんですよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1038004_036
栞:
【chara 103832 face 5 (shy)】
えへへ。
実はこれから、お姉ちゃんがお見舞いにきてくれるんです。
voice: vo_adv_1038004_037
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
{player}さん、
たしかお姉ちゃんとも面識がありましたよね。
voice: vo_adv_1038004_038
栞:
【chara 103832 face 4 (sad)】
私、長期入院中なので。
たまに着替えとか、いろいろ必要なものがでてくるんですけど。
voice: vo_adv_1038004_039
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
それを届けるついでに、
お姉ちゃんがずっとお喋りとかしてくれるんです。
voice: vo_adv_1038004_040
栞:
【chara 103832 face 5 (shy)】
それが私、とっても楽しみで……♪
voice: vo_adv_1038004_041
栞:
【chara 103832 face 4 (sad)】
私、学校にもあんまり通えてなくて友達もいないので。
【chara 103832 face 2 (joy)】
病院の外との接点って、
ほとんどお姉ちゃんしかいないんですよね。
voice: vo_adv_1038004_042
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
お姉ちゃんは、
病院の外っていう異世界への扉を開いてくれる……
【chara 103832 face 5 (shy)】
私の、世界でいちばんの魔法使いです。
voice: vo_adv_1038004_043
栞:
【chara 103832 face 4 (sad)】
お姉ちゃんにも生活があるし、
何度もお見舞いにきてもらうのは申し訳ないんですけどね。
【chara 103832 face 5 (shy)】
でもやっぱり、嬉しいんだもん。
voice: vo_adv_1038004_044
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
えへへ。
{player}さんも、良かったらご一緒します?
【chara 103832 face 5 (shy)】
幸せの、お裾分け……♪
voice: vo_adv_1038004_045
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
えっ? 姉妹水入らずを邪魔したくないし、
風邪をうつしたら大変だから……って?
【chara 103832 face 4 (sad)】
そんなふうに、気を遣わなくてもいいのに。
voice: vo_adv_1038004_046
栞:
【chara 103832 face 6 (surprised)】
あっ、お姉ちゃんがきました。
【chara 103832 face 4 (sad)】
何か目ぇ瞑ったまま歩いてますけど、
ちゃんと起きてますよねあれ……?
voice: vo_adv_1038004_047
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
まったくもう、いつまでも放っておけないひと。
voice: vo_adv_1038004_048
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
{player}さんも、
良かったら挨拶だけでもしてってくださいね。
voice: vo_adv_1038004_049
栞:
【chara 103832 face 2 (joy)】
お姉ちゃんも、きっと大喜びします。
他人を、素直に愛せるひとだから。
voice: vo_adv_1038004_050
栞:
【chara 103832 face 1 (normal)】
お~い、お姉ちゃん!
ここだよ、私はここにいるよ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1038004_051
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
シオリちゃんのお姉ちゃんっていうと、
ハツネちゃんのことよね……
voice: vo_adv_1038004_052
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
種族がちがうの、どういう解釈されるのかと思ってたけど。
【chara 190011 face 3 (anger)】
どうも、強引なこじつけが行われてるっぽい。
voice: vo_adv_1038004_053
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
でも、姉妹であるって事実だけは変わらなくて良かったわ。
あんなに、仲良しな姉妹なんだもんね。
voice: vo_adv_1038004_054
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
って、ごめん。
【chara 190011 face 1 (normal)】
一方的に喋っちゃった……
voice: vo_adv_1038004_055
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
何度も同じようなことを繰り返してるから、
こっちも面倒になってきてるのよね。
でもまぁ、それが役目だし。
voice: vo_adv_1038004_056
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
あんたが今、見てたのは夢みたいなもんよ。
今はあんまり深く考えなくていいわ、
どうせ目覚めたらほとんど忘れちゃうだろうし。
voice: vo_adv_1038004_057
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
これからも何度も同じように、
不思議な夢を見ることになると思うから……
【chara 190011 face 3 (anger)】
あんまり言っても仕方ないけど、心の準備はしといてね。
voice: vo_adv_1038004_058
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
じゃあね、今回はこのへんで。
ばいば~い♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1038004_059
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
……あっ、起きましたね。
【chara 103811 face 1 (normal)】
おはようございます、{player}さん。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_1038004_060
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
急に寝ちゃったから、驚きましたよ。
【chara 103811 face 1 (normal)】
まぁ、うちのお姉ちゃんもところ構わず寝るので……
何か、私は慣れてるんですけど。
voice: vo_adv_1038004_061
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
きっと毎日、お仕事とかして疲れてるんでしょう。
【chara 103811 face 2 (joy)】
急ぎの用事がないなら、このまま休んでくださいね。
ゆっくり、たっぷりと。
voice: vo_adv_1038004_062
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
あ、はい。
【chara 103811 face 5 (shy)】
私の膝枕、お貸ししてます。
voice: vo_adv_1038004_063
シオリ:
【chara 103811 face 4 (sad)】
野っ原に寝かせるわけにもいきませんし、
【chara 103811 face 1 (normal)】
どこかに運ぶのも私の腕力じゃ難しいですから。
voice: vo_adv_1038004_064
シオリ:
【chara 103811 face 2 (joy)】
ふふ、心地良いですか?
【chara 103811 face 5 (shy)】
私の膝枕、お姉ちゃんにも好評なんですよ。
voice: vo_adv_1038004_065
シオリ:
【chara 103811 face 6 (surprised)】
あれ、{player}さん?
【chara 103811 face 4 (sad)】
もしかして、また寝ちゃいましたか……?
voice: vo_adv_1038004_066
シオリ:
【chara 103811 face 2 (joy)】
よし、よし。
ゆっくり休んでくださいね、{player}さん。
voice: vo_adv_1038004_067
シオリ:
【chara 103811 face 2 (joy)】
あぁ、何だか平和だなぁ……
【chara 103811 face 5 (shy)】
私が言うと縁起でもないけど、天国にいるみたい。