シオリ 第10話
小説の舞台を観光するシオリと{player}。無理のないペースで聖地を巡り、充実した一日を満喫する。小説の題材になった花の開花日を明日に控えて、シオリは胸をときめかすのだった。
-------------- situation:
二人のペースで楽しもう
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ランドソルを出発し、ついに小説の舞台に辿りついた
シオリと{player}。
二人は眼前に広がる景色に、瞳を輝かせていた。
voice: vo_adv_1038010_000
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
わぁ、きれいですね……♪
天気にも恵まれて、よかったです。
voice: vo_adv_1038010_001
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
道中は、私が風に飛ばされたりで、色々大変でしたけど。
【chara 103813 face 2 (joy)】
ちゃんと辿り着くことができました……！
voice: vo_adv_1038010_002
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
ふふ、波の音も潮風も気持ちいいですね♪
歩く度、砂が鳴って不思議な気分です。
本当に、小説の舞台にやってきたんだ……！
Choice: (1) 今日はいっぱい楽しもう！
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1038010_003
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
はい！ たくさん遊びましょう♪
では早速、今日の予定を確認しましょうか。
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シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
まずは崖下の洞窟。二人が閉じ込められたシーンのモデルになった場所。
【chara 103813 face 6 (surprised)】
次は無人島……流刑になった王様を主人公が助けに行くシーンのモデル。
断崖の途中は……っと。【chara 103813 face 4 (sad)】
なかなか行くのが難しいところが多そうです。
voice: vo_adv_1038010_005
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
他にも二人が助けを求めて泊まった宿屋、一緒に歩いた海岸線。
星を見上げた森、励まし合いながら登った断崖絶壁……
【chara 103813 face 5 (shy)】
そして最後、物語のラストを飾る、不思議な白い花の群生地。
voice: vo_adv_1038010_006
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
えっと、開花日は明日なので、
今日はほかの聖地を回りましょう！
【chara 103813 face 2 (joy)】
どこから行きますか？
voice: vo_adv_1038010_007
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
わっ、と……？
voice: vo_adv_1038010_008
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
すみません、ちょっとめまいが……
【chara 103813 face 2 (joy)】
支えてくれてありがとうございます。
Choice: (2) そこの岩陰で休憩しよう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1038010_009
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
そうですね……
慣れない移動でしたから疲れたのかもしれません。
気持ちは元気なんですけど……
voice: vo_adv_1038010_010
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
ふぅ……【chara 103813 face 6 (surprised)】
それにしても大きな岩ですね。
【chara 103813 face 2 (joy)】
ここ、張り出した岩が天井みたいになっています。
ひんやりしてて、背中を預けるとほっとしますね。
voice: vo_adv_1038010_011
観光客１：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
【chara 311 face 6 (surprised)】
次のスポットまで、結構距離があるぞ！
【chara 311 face 3 (anger)】
時間が勿体ないし、ここから走っていくぞ！
voice: vo_adv_1038010_012
観光客２：
【chara 1111 face 2 (joy)】
おう、まだまだ見たいのいっぱいあるしな！
のんびりしてらんねぇよ！
voice: vo_adv_1038010_013
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
……………………
voice: vo_adv_1038010_014
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
そうですよね、観光地なんだし。
たくさん見たいものもあるはずなのに。
voice: vo_adv_1038010_015
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
なんだか、申し訳ないな。
私のペースに合わせてもらっちゃって……
voice: vo_adv_1038010_016
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あの、私はもう少しここで休んでいるので、
あなたは先に色々と見て回っても大丈夫ですよ？
voice: vo_adv_1038010_017
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
ここでジッとしているのも、勿体ないですし。
【chara 103813 face 2 (joy)】
遠慮しないでくださいね。
Choice: (3) ううん、シオリと一緒にいるよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1038010_018
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
そうですか……
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あれ？ 今の台詞、聞き覚えが……？
voice: vo_adv_1038010_019
観光客３：
【chara 413 face 6 (surprised)】
ちょっと待って！ 【chara 413 face 2 (joy)】
もしかして、ここって
二人が雨宿りした場所じゃないですか？
ほら、小説の描写とピッタリだし。
voice: vo_adv_1038010_020
観光客４：
【chara 6511 face 6 (surprised)】
本当だわ……！
【chara 6511 face 2 (joy)】
そうそう、ここで二人は身を寄せ合って……
ちょうど、あなたたちみたいな感じよ！
voice: vo_adv_1038010_021
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
え？ あ、【chara 103813 face 2 (joy)】
たしかに……
【chara 103813 face 6 (surprised)】
えーっと、主人公とヒロインの関係が
一気に進展するキッカケにもなったシーン【chara 103813 face 2 (joy)】
ですよね？
voice: vo_adv_1038010_022
観光客３：
【chara 413 face 2 (joy)】
そうそう、それでそのシーンで
主人公がヒロインに言うのよね。
【chara 413 face 4 (sad)】
えーっと……何だったかしら？
Choice: (4) 一緒にいるよ、この雨が止むまでは……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1038010_023
シオリ：
【chara 413 face 5 (shy)】
【chara 103813 face 2 (joy)】
そうそう、それです！
つかず離れずだった二人が、【chara 103813 face 5 (shy)】
ここで……
voice: vo_adv_1038010_024
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
わぁ……キュンときました。
小説で読んだ時もドキドキしましたけど、実際に言葉で言われてみると
また別の良さが……むしろ、心臓に悪いくらいですね。
voice: vo_adv_1038010_025
観光客３：
【chara 413 face 2 (joy)】
うんうん、素晴らしい再現度ですね。
【chara 413 face 5 (shy)】
横で見てる私までときめいちゃった。
【chara 413 face 2 (joy)】
これで雨も降っていたら、小説の世界そのものですよ。
voice: vo_adv_1038010_026
観光客４：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
【chara 6511 face 1 (normal)】
このゆっくりした時間も、キャラクターが体験したものなのよね。
聖地巡礼の醍醐味の一つよ。
【chara 6511 face 2 (joy)】
たくさん回るのもいいけど、ゆっくり味わいたいわよね。
voice: vo_adv_1038010_027
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
そっか……こういう時間も、大事なんだ。
【chara 103813 face 1 (normal)】
ひんやりした岩肌も、ここから見える景色も、【chara 103813 face 2 (joy)】
一つ一つ。
……見落としちゃうところだったな。
voice: vo_adv_1038010_028
観光客４：
【chara 6511 face 2 (joy)】
ふふ、あなたたち本当に小説の二人みたいで、お似合いだわ♪
【chara 6511 face 1 (normal)】
お邪魔しちゃって、ごめんなさいね。
【chara 6511 face 2 (joy)】
それじゃあ、旅行楽しんでね。
voice: vo_adv_1038010_029
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あ、【chara 103813 face 2 (joy)】
ありがとうございます……！
たくさん楽しみます。
voice: vo_adv_1038010_030
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
……お似合いって言われちゃいました。
そ、そんなふうに見えるんでしょうか……
だんだん、あなたが小説の主人公に見えてきました……なんて。
Choice: (5) 僕もシオリがヒロインに見えてきた……
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1038010_031
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
えへへ。
二人してキャラクターを重ねるなんて、
少し浮かれすぎでしょうか？
voice: vo_adv_1038010_032
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
でも、もの凄く楽しいです。
ここで休憩できたおかげで、素敵な気分になれました♪
voice: vo_adv_1038010_033
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_1038010_034
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
……あの、あなたはつまらなくない、ですか？
【chara 103813 face 6 (surprised)】
かなりゆっくり、というか、私のペースに合わせてもらっているので。
【chara 103813 face 4 (sad)】
退屈だったり、しないかなって……
Choice: (6) しないよ。二人で楽しむのが大事。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1038010_035
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
二人で楽しむ……【chara 103813 face 2 (joy)】
そうですよね。
さっきの人たちが言うように、
ゆっくりした時間も聖地巡礼の醍醐味ですもんね。
voice: vo_adv_1038010_036
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あの……そこで提案なんですけど。
少し予定を見直してもいいですか？
voice: vo_adv_1038010_037
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
かき氷屋さんを目指すのは、いいルートですね。
目的地に着いたら休憩できますし、
無理なく私たちのペースで楽しめます。
voice: vo_adv_1038010_038
かき氷屋さん：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
【chara 414 face 2 (joy)】
はいいらっしゃい。お二人さんだね？
【chara 414 face 1 (normal)】
うちの店は初めてかい？
voice: vo_adv_1038010_039
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
はい！ 大好きな小説の舞台になってるって聞いて
ぜひ行きたいって思って。
voice: vo_adv_1038010_040
かき氷屋さん：
【chara 414 face 2 (joy)】
そいつはありがたいね。最近そういうお客さんがたくさん来てくれて
助かってるんだ。【chara 414 face 1 (normal)】
ゆっくり楽しんでいってくれよ！
【chara 414 face 2 (joy)】
うちは大盛りだから、頑張って食べきってくれな！
voice: vo_adv_1038010_041
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
どのくらいの大きさなんですかね……？
【chara 103813 face 4 (sad)】
気になるけど、食べきれるかな……
Choice: (7) 二人で分け合いっこしよう！
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1038010_042
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
はい！ それなら、きっと大丈夫ですね。
二人で完食を目指しましょう。
voice: vo_adv_1038010_043
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あの、すみません。
【chara 103813 face 2 (joy)】
フルーツましまし、ジャイアントかき氷を一つください……！
voice: vo_adv_1038010_044
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
あむ……【chara 103813 face 2 (joy)】
ヒンヤリ甘くて美味しいですね……！
氷もふわふわで、パクパク食べれちゃいます……♪
voice: vo_adv_1038010_045
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
力を合わせれば、怖いものなしですね。
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あんなに大きかったのに、もう終わりが──
voice: vo_adv_1038010_046
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
あっ、いたたたた……頭がキーンとしました。
最後まで、油断大敵です……
voice: vo_adv_1038010_047
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
さあ、最後の一口、大きなフルーツは
あなたが食べちゃってください。
遠慮しないで一口で……！
voice: vo_adv_1038010_048
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
【chara 103813 face 2 (joy)】
……譲り合いになっちゃいましたね。
では仕方ありません、奥の手です。
voice: vo_adv_1038010_049
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
えいっ。
ほら、あ～ん……♪
【chara 103813 face 2 (joy)】
美味しいですか？
voice: vo_adv_1038010_050
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
ふふ、半分無理やりでごめんなさい。
でも、最後はあなたにカッコよく決めてほしくて……
Choice: (8) 本当に……？
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1038010_051
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
ふふふ……ごめんなさい、嘘です。
実は、もうお腹いっぱいだったんです。
【chara 103813 face 5 (shy)】
でも、カッコよかったのは本当ですよ……♪
voice: vo_adv_1038010_052
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
わあ、色々とありますよ……！
特産品や珍しい食べ物もあります。
見るだけで、楽しいですね……♪
voice: vo_adv_1038010_053
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
ガイドブックによると、このお土産屋さんでは、
この地域の名産品がたくさん並んでいるそうです！
【chara 103813 face 2 (joy)】
もちろん小説に登場したアイテムも販売されているそうですよ。
voice: vo_adv_1038010_054
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
お姉ちゃんや【牧場（エリザベスパーク）】のみんなに
何を買うか、先に考えておこうかな。
voice: vo_adv_1038010_055
シオリ：
【chara 103813 face 4 (sad)】
でも色々あって、ちょっと迷っちゃいます。
【chara 103813 face 2 (joy)】
あなただったら、何を貰うとうれしいですか？
Choice: (9) 特産品を使ったお菓子！
Choice: (10) この木刀がいいと思う。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1038010_056
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
なるほど、お菓子ですか。
【chara 103813 face 2 (joy)】
あ、試食もできるそうですよ。
少し試してみましょうか。
voice: vo_adv_1038010_057
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
もぐもぐ……【chara 103813 face 2 (joy)】
うん、どれも美味しいです。
【chara 103813 face 5 (shy)】
……そういえば私たち、さっきから食べてばっかりですね。
ふふ、【chara 103813 face 2 (joy)】
お腹いっぱいで歩けなくなっちゃったらどうしましょうか。
voice: vo_adv_1038010_058
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
え、食べ歩きは【美食殿】で慣れているんですか？
【chara 103813 face 2 (joy)】
たくましいお腹をお持ちなんですね。さすがです。
【chara 103813 face 5 (shy)】
ちょっぴり羨ましいです。
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----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1038010_059
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
木刀ですか……？
【chara 103813 face 1 (normal)】
わかりました、これにします……！
voice: vo_adv_1038010_060
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
そんなに慌ててどうしたんですか？
え、お菓子の方がいい……？
【chara 103813 face 4 (sad)】
やっぱり、冗談だったんですね。
voice: vo_adv_1038010_061
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
ふふ、ごめんなさい。
せっかくなので、ちょっとからかってみたくて……♪
【chara 103813 face 5 (shy)】
あなたも、お茶目さんですね。
----- Tag 11 -----
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
その後も、ゆっくりとスポットを巡る二人。
聖地巡礼は快調に進み、やがて日が傾き始める。
voice: vo_adv_1038010_062
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
今日は、ここが最後になりそうですね。
……静かで、風が気持ちいいです。
voice: vo_adv_1038010_063
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
この海岸は、小説で二人が出会った海岸なんですよ。
小説の中でも、印象的で好きなシーンです。
voice: vo_adv_1038010_064
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あ、ほら、見てください。【chara 103813 face 2 (joy)】
きれいな貝殻ですよ……♪
持って帰って、部屋に飾ろうかな。
voice: vo_adv_1038010_065
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
あなたも一つ、どうですか？
この桜色のと、この空色の貝殻……窓辺に並べたらきっと
素敵ですね！
voice: vo_adv_1038010_066
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
マヒルさんにはこれ、リンちゃんにはこれ。
このキラキラの、きっとリマさんが好きそうです。
これはお姉ちゃんに……
voice: vo_adv_1038010_067
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あ、こっちにも。【chara 103813 face 2 (joy)】
あそこにも！
【chara 103813 face 5 (shy)】
荷物が重くなるってわかってるのに、目移りしちゃいますね。
えへへ……【chara 103813 face 2 (joy)】
あっ、サンゴのかけらもきれいです。
voice: vo_adv_1038010_068
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
沈んでいく太陽に照らされて、海岸線に残る二人の足跡を、
波がだんだんと消していく……【chara 103813 face 2 (joy)】
何度読み返したかわかりません。
voice: vo_adv_1038010_069
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
私たちもやってみませんか、砂浜に足跡を残して……波打ち際まで。
Choice: (12) 大賛成！
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_1038010_070
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
それじゃ早速……♪ 行ってみましょう。
voice: vo_adv_1038010_071
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
よいしょっと。
【chara 103813 face 6 (surprised)】
わっ、水がヒンヤリして、【chara 103813 face 2 (joy)】
気持ちいいです……
足元の砂が、波と一緒に動くんですね。なんだかくすぐったい……
voice: vo_adv_1038010_072
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
……静かで、波の音しか聞こえませんね。
【chara 103813 face 5 (shy)】
何だか海を二人占めにしているみたい──
voice: vo_adv_1038010_073
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
わわっ……！？
Choice: (13) シオリを支える。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_1038010_074
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あ、ありがとうございます……！
【chara 103813 face 4 (sad)】
もう少しで、転んじゃうところでした……
voice: vo_adv_1038010_075
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
すごい、密着してる……
で、でも離れて転んだら、ずぶ濡れになっちゃうし……
voice: vo_adv_1038010_076
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
ドキドキするけど……でも──
voice: vo_adv_1038010_077
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
……あの、もう少し。
このままでいいですか？
Choice: (14) うん、転ばないようにしよう。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_1038010_078
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
言っちゃった……
体が、熱くなっていくのがわかる……
voice: vo_adv_1038010_079
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
今は……自分の鼓動しか聞こえない。
さっきまで、波の音しか聞こえなかったのに……
voice: vo_adv_1038010_080
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
私の鼓動って、こんなにも強いんだ……知らなかった。
voice: vo_adv_1038010_081
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
あなたといると、
私の心臓はこんなにも力強く脈打つんですね……
voice: vo_adv_1038010_082
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
胸が躍るって、こういうことを言うのかな……
私、すごいドキドキしてる。
Choice: (15) 顔が赤いけど、大丈夫？
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_1038010_083
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
あ、【chara 103813 face 5 (shy)】
だ、大丈夫です……！
夕日のせいだと思います……！
ほら、海も真っ赤ですから。
voice: vo_adv_1038010_084
シオリ：
【chara 103813 face 6 (surprised)】
そ、それよりも、今日一日どうでしたか？
【chara 103813 face 2 (joy)】
予定よりものんびりしちゃいましたが……
Choice: (16) 最高だった！
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_1038010_085
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
ふふ、同じです……♪
私も最高の一日でした。
voice: vo_adv_1038010_086
シオリ：
【chara 103813 face 1 (normal)】
実際に自分が体験して、初めて知ったこと。
【chara 103813 face 2 (joy)】
今日はたくさんありました。
voice: vo_adv_1038010_087
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
それに、あなたと同じ体験をして、
気持ちを共有したり、お互いの新しい一面を知ることができたり。
それが何よりも楽しかったです。
voice: vo_adv_1038010_088
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
ただ小説の世界を追体験するだけじゃなくて、
私たち二人が……感じたこと、思ったことが、
混ざり合った素敵な思い出になったと思います。
voice: vo_adv_1038010_089
シオリ：
【chara 103813 face 2 (joy)】
今日がこれだけ楽しいと、明日はどうなっちゃうんですかね。
【chara 103813 face 5 (shy)】
何十年に一度の体験ですし、きっと特別な思い出になりますよね……♪
voice: vo_adv_1038010_090
シオリ：
【chara 103813 face 5 (shy)】
ふふ、なんだかフワフワしてきちゃった。
気持ちが浮き立っているのかな？
明日の開花が楽しみ……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
何十年に一度咲いては、枯れる希少な花。
その開花日を明日に控えたシオリと{player}は
期待を胸に、沈みゆく夕日を眺めるのだった。