アオイ 第1話
エルフの森へと迷いこんだ{player}は、アオイと名乗る孤独なエルフの少女と出会った。{player}はアオイに友達づくりを提案する。かくして二人はチーム『BB団』を結成した。
-------------- situation:
結成!BB団
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ある日、強力な魔物から逃げているうちに
エルフの森の中に迷い込んでしまった{player}。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
出口を探して彷徨っていると、
どこからか少女の話し声が聞こえてきた。
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???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ふふふ、今日は何して遊びましょうか……
voice: vo_adv_1040001_001
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
ええっと……本当に、みなさん
なにして遊んでるんでしょう……思いつかないです……
voice: vo_adv_1040001_002
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
サーロインステーキの脂身だけ集める、とか……?
voice: vo_adv_1040001_003
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、明日もとにかく遊びましょうね!
Choice: (1) 少女の前に現れる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_1040001_004
???:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
……ひゃあっ!
voice: vo_adv_1040001_005
???:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
え……? い、生きてます……【chara 104011 face 4 (sad)】
人間の方……?
Choice: (2) あれ、誰かと話してたんじゃないの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1040001_006
???:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
え? あ、ええと、私一人です。
【chara 104011 face 1 (normal)】
今話してたのは……この、練習用のブリキ人形……
『だいじょぶマイフレンドくん1号』です。
voice: vo_adv_1040001_007
???:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
って、あっ、私、人形と話す怪しい人では、
【chara 104011 face 7 (special_a)】
テンパってしまって、ええと、私、
怪しいものじゃ、あや、あやっ……
voice: vo_adv_1040001_008
???:
【chara 104011 face 8 (special_b)】
あやとりだいすきあや太郎ーーーーーー!!!
Choice: (3) あっ! 逃げないで!
----- Tag 3 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
それから、数十メートルほど追いかけ、
{player}はやっとのことで少女を捕まえた。
Choice: (4) 深呼吸して、深呼吸。
Choice: (5) 怪しい者ではない。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1040001_009
???:
【chara 104011 face 1 (normal)】
す、すうっ……はあ……ひゅう……はあ……
Jump to tag 6
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1040001_010
???:
【chara 104011 face 7 (special_a)】
い、いえっ! こちらこそ怪しい者ではなく……
私は人形と話すというだけで……
【chara 104011 face 6 (surprised)】
ってことは、お互いに怪しくない者同士……?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1040001_011
???:
【chara 104011 face 4 (sad)】
す、すみません……とりみだしました……
voice: vo_adv_1040001_012
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
【chara 104011 face 2 (joy)】
{player}さんと言う名前なんですか……
【chara 104011 face 1 (normal)】
あの、私、アオイといいます……
この森に住んでる、エルフです。
voice: vo_adv_1040001_013
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
え? 出口の場所がわからないから
聞いただけだった? 【chara 104011 face 4 (sad)】
そ、そうだったんですか……
すみません、逃げてしまって……
voice: vo_adv_1040001_014
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
この森の出口だったら、知ってますので、
私がご案内します!
voice: vo_adv_1040001_015
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
【chara 104011 face 4 (sad)】
あ……す、すみません……
さ、さしでがましい真似でした……よね……?
voice: vo_adv_1040001_016
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
友達でもないのに、一緒に歩こうとするなんて、
ずうずうしいのずうすけさんですよね……
Choice: (7) どういうことかさっぱり……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1040001_017
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
私、この森に住んでて、
動物や植物とはお話できるんですけど……
voice: vo_adv_1040001_018
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
人間の友達が、一人もいなくて……
友達がほしいって、ずっとずっとずうっと
思ってたんです……
voice: vo_adv_1040001_019
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
そう思ってからはや数年、自分でこしらえた
『だいじょぶマイフレンドくん1号』と話していたんですが……
さすがに会話のレパートリーも枯渇してしまい……
Choice: (8) 数年も!?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_1040001_020
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
えへへ……だって、友達ができるって、
すごいことですもん……
【chara 104011 face 1 (normal)】
私みたいな者には、きっと十年早いんです。
voice: vo_adv_1040001_021
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】
でも、いつかは……いつかは、ぼっちとさよならしたい!
【chara 104011 face 2 (joy)】
それが、私の、ささやかな夢なんです……
voice: vo_adv_1040001_022
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
あ、もう出口が見えて来ましたね……【chara 104011 face 4 (sad)】
名残惜しいです。
{player}さんとお別れするの。
voice: vo_adv_1040001_023
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
はい、ここが出口です。お疲れさまでした!
voice: vo_adv_1040001_024
アオイ:
【chara 104011 face 4 (sad)】
それでは、どうか、お元気で……
【chara 104011 face 2 (joy)】
十年に一度くらい、私のことを思い出してくれたら……
voice: vo_adv_1040001_025
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
……え? ど……どうかしたんですか?
Choice: (9) いいことを考えた。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_1040001_026
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
いいこと……? 【chara 104011 face 4 (sad)】
そ、それは、一体……
voice: vo_adv_1040001_027
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
へえ……{player}さんって、
記憶喪失なんですか……
voice: vo_adv_1040001_028
アオイ:
【chara 104011 face 1 (normal)】
だから友達は自分にもあまりいないけど……
人がいっぱいいる街にはよくいるから、
友達を作る方法を一緒に考えないか、ですか……
voice: vo_adv_1040001_029
アオイ:
【chara 104011 face 8 (special_b)】
って、えええーーーーーー!
voice: vo_adv_1040001_030
アオイ:
【chara 104011 face 6 (surprised)】
ほ、ほんとですか!?
そんなエルフ栄誉賞レベルの、
素晴らしいことを、お願いしてしまっていいんですか!?
voice: vo_adv_1040001_031
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
{player}さんと一緒に友達を作っていく、
新チーム結成です! わーーーーーーい!
Choice: (10) チームの名前は……BB団だ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_1040001_032
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
すばらしいです────!
BB団! BB団! 私たち、BB団!
voice: vo_adv_1040001_033
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
あの! 私、これから毎日、この森で
{player}さんのこと待ってます!
voice: vo_adv_1040001_034
アオイ:
【chara 104011 face 2 (joy)】
お暇な時でいいので……ぜひ!
BB団のご活動! よろしくお願いします!
わーい! わーい! しあわせだーーー!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
軽い気持ちの提案だったのだが、アオイに想像以上に
喜ばれてしまい、戸惑う{player}だった……