チカ 第2話
{player}はチカの自主練に付き添う。チカは自分の踊りと歌に自信が持てずに萎縮するが、{player}や周囲の子供たちの歓声も受けて、のびのびと歌えるようになった。
-------------- situation:
迷いを振り切りたくて
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が街を散歩していると、
聞きなれた歌声を耳にした。
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チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
はぁ……
やっぱりまだ、細かい振りを体が覚えきれてない……
もっと練習しないと……
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チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
……きゃっ! だ、誰ですか!?
【chara 104211 face 4 (sad)】
すみません、私一人だと思って──
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チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
……あれ? {player}さんだったんですね。
【chara 104211 face 2 (joy)】
よかった……てっきり、知らない人に聞かれたのかと……
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チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
今は、アイドルとしてのレッスンをしていたんです。
voice: vo_adv_1042002_004
チカ:
【chara 104211 face 2 (joy)】
ギルドの仲間に、
アイドル用の練習メニューを作ってもらって……
Choice: (1) 練習なら付き添う。
----- Tag 1 -----
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チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
た、たしかにそういう約束はしましたけど……
voice: vo_adv_1042002_006
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
でもですね、その……
こ、この練習は、恥ずかしいので……
【chara 104211 face 3 (anger)】
今日は遠慮しておきますっ!
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チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
それにほら! ここなら魔物も出ないので、危険もありませんし!
【chara 104211 face 2 (joy)】
一人でも大丈夫です!
Choice: (2) 人に見てもらうのも練習。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_1042002_008
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
ううっ……{player}さんの言う通りです。
アイドルって、そういうものですよね……
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チカ:
【chara 104211 face 3 (anger)】
……わ、わかりました。
では付き添いをお願いします。
voice: vo_adv_1042002_010
チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
今日取り組んでるのは……歌いながら踊る練習です。
voice: vo_adv_1042002_011
チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
普段は歌だけに集中するんですけど……
【chara 104211 face 4 (sad)】
アイドルとして歌うなら、これができないとダメみたいで……
voice: vo_adv_1042002_012
チカ:
【chara 104211 face 3 (anger)】
……では、いきます。
……見ててくださいね。私の、踊り……!
voice: vo_adv_1042002_013
チカ:
【chara 104211 face 3 (anger)】
……はぁ、はぁ……これで、終わりです。
【chara 104211 face 4 (sad)】
……ど、どうでしたか?
Choice: (3) ……よかった、と思う。
Choice: (4) 違和感があった。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_1042002_014
チカ:
【chara 104211 face 5 (shy)】
ふふ……それ、ウソですよね?
{player}さんは、やっぱり優しいです……
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----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_1042002_015
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
やっぱりそうですよね……
【chara 104211 face 1 (normal)】
はっきり言ってくれて、ありがとうございます。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_1042002_016
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
私の動き、ぎこちないですよね?
それに振りだって、何か所も飛んでしまいました。
自覚はしているんです……
voice: vo_adv_1042002_017
チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
え? 歌も……ですか?
【chara 104211 face 4 (sad)】
この前聞いた時と別人みたいだった……?
voice: vo_adv_1042002_018
チカ:
【chara 104211 face 2 (joy)】
この前のは、唱喚術の歌でしたから。
【chara 104211 face 1 (normal)】
これは普通に歌っただけなので。
voice: vo_adv_1042002_019
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】
……でも、たぶん原因はそれだけじゃない気がします。
私の気持ちに、まだ迷いがあるから……
voice: vo_adv_1042002_020
チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
私は唱喚士です。
人々を守るために歌うのが私の使命なのに……
【chara 104211 face 4 (sad)】
それ以外の目的で歌っていいのか……わからないんです。
Choice: (6) チカの歌は、すごくキレイだ。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_1042002_021
チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
そ、そんな!? 恥ずかしいです……
【chara 104211 face 4 (sad)】
急にどうしたんですか!?
Choice: (7) だからもっと色んなことが出来るはず。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_1042002_022
チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
そう、でしょうか……?
voice: vo_adv_1042002_023
チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
私の歌は、精霊を唱喚するためだけにあると思ってました。
【chara 104211 face 4 (sad)】
でも……他にもできることが……?
voice: vo_adv_1042002_024
子ども1:
【chara 211 face 1 (normal)】
ねぇねぇ、お姉ちゃん!
【chara 211 face 2 (joy)】
もう歌わないの?
voice: vo_adv_1042002_025
チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
え? あ、あなたたちは……!?
voice: vo_adv_1042002_026
子ども2:
【chara 111 face 1 (normal)】
きれいなお歌が聞こえてきたから、来ちゃった!
【chara 111 face 2 (joy)】
ねぇ、もっと歌ってよ!
voice: vo_adv_1042002_027
子ども1:
【chara 211 face 2 (joy)】
私も聞きた~い!
voice: vo_adv_1042002_028
子ども3:
僕も僕もー!
voice: vo_adv_1042002_029
チカ:
【chara 104211 face 6 (surprised)】
私の歌……【chara 104211 face 5 (shy)】
そんなによかった?
voice: vo_adv_1042002_030
子どもたち:
うん!
すっごくきれいだった!
voice: vo_adv_1042002_031
チカ:
【chara 104211 face 5 (shy)】
……じゃ、じゃあ、【chara 104211 face 2 (joy)】
少しだけね。
voice: vo_adv_1042002_032
子どもたち:
わーい!!
voice: vo_adv_1042002_033
チカ:
【chara 104211 face 2 (joy)】
ふふっ……みんな、とても嬉しそう。
voice: vo_adv_1042002_034
チカ:
【chara 104211 face 1 (normal)】
……{player}さんが言ってくれたこと、
わかった気がします。
【chara 104211 face 5 (shy)】
さっきの歌で、子どもたちが笑顔になってくれました。
voice: vo_adv_1042002_035
チカ:
【chara 104211 face 9 (special_c)】
私と、私の歌にも、もっと出来ることがあるのかも……
voice: vo_adv_1042002_036
チカ:
【chara 104211 face 5 (shy)】
……ありがとうございます。
【chara 104211 face 2 (joy)】
{player}さんのおかげで、迷いが消えました。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
吹っ切れた様子で、
アイドルとしてのレッスンに励むチカであった。